Plw 5000 Plw 7206 Jp

原因: 指定のパラメータの宣言に、サブプログラムの仕様部ではNOCOPYヒントを使用していて本体で使用されていないか、または本体ではNOCOPYヒントを使用していて仕様部では使用されていません。
処置: 仕様部と本体でNOCOPYの使用が一致していることを確認してください。この不一致を訂正しないと、プログラムは本体での宣言を無視して仕様部での宣言に従います。

  • PLW-5001 PLW-05001 'string'(行string)の以前の使用方法が、この使用方法と競合します。

原因: 変数、定数またはラベルの以前の宣言を検索しているときに、コンパイラが同じ有効範囲で同じ名前を持つ別の宣言を見つけました。または、パッケージの仕様部と本体で、サブプログラムのヘッダーが一致しません。
処置: 変数名、定数名またはラベル名の綴りを確認してください。また、同じ有効範囲の中で宣言されているすべてのパラメータおよび例外の名前を確認してください。次に、重複する名前を持つオブジェクトを削除するか名前を変更してください。または、両者が一致するように、パッケージ仕様部または本体でパッケージされたサブプログラムのヘッダーを変更してください。

  • PLW-5003 PLW-05003 INとNOCOPYで同一の実パラメータ(stringとstring)を使用すると、他の問題が発生する可能性があります

原因: 指定のパラメータの宣言に、サブプログラムの仕様部ではNOCOPYヒントを使用していて本体で使用されていないか、または本体ではNOCOPYヒントを使用していて仕様部では使用されていません。
処置: 仕様部と本体でNOCOPYの使用が一致していることを確認してください。この不一致を訂正しないと、プログラムは本体での宣言を無視して仕様部での宣言に従います。

  • PLW-5004 PLW-05004 識別子stringは、STANDARDでも宣言されているか、またはSQLビルトインです

原因: 指定された識別子は、o) パッケージSTANDARDでも宣言されているか、o) SQL組込み関数であるか、またはo) 疑似列です。この状況では、SQL文のローカル宣言でSTANDARD/組込み宣言が選択されるため、名前の解決に問題が発生する可能性があります。ただし、ローカル宣言はSQL有効範囲外のSTANDARD/組込み宣言で選択されます(PL/SQLの名前解決については、ドキュメントを参照してください)。
処置: o) 指定した識別子の名前を変更するか、o) 識別子への参照を有効範囲名で修飾するか、o) SQL有効範囲内で識別子を使用する場合は、意図した解決が発生することを確認してください。

原因: 関数は戻り値なしで終了しました。すべてのPL/SQL関数にはリターン文が必要です。
処置: 関数のソース・コードの終了ポイントを調べ、関数の終了時にランタイム・エラーが生成されないように、各ポイントにリターン文を置いてください。

  • PLW-5006 PLW-05006 シャドウ・タイプ生成によって警告が発せられました: string

原因: 表関数のコンパイルにより、内部生成のタイプが作成されます。問題が発生したのはこのようなタイプの作成中で、このタイプの作成を妨げるほどには深刻ではありませんが、表関数の使用に影響を与える可能性があります。詳細は、付随するエラー・メッセージを参照してください。
処置: 付随するエラー・メッセージでレポートされた問題を修正してください。

原因: 静的プログラム分析により、指定行の一部のコードが実行中に制御ポイントに達しないことが判別されました。これは、コンパイル時の式の評価結果によるものの場合があります。
処置: プログラム・ロジック内で可能な誤りの有無を検査してください。大部分のコードが意図的に到達不能にしてあり、警告メッセージが役立たない場合は、警告を使用禁止にします。

原因: 不明なディレクティブが使用されています。ディレクティブが事前定義およびユーザー定義されていません。
処置: 事前定義されたディレクティブを使用するか、またはディレクティブを定義してください。

  • PLW-7202 PLW-07202 バインド型は、列タイプとは異なる変換になります

原因: 列の型とバインド型が正確に一致していません。このため、列がバインド変数の型に変換されます。この型変換により、SQLオプティマイザは列が参加する索引を使用できなくなることがあり、この文の実行パフォーマンスが低下する可能性があります。
処置: この列の索引を使用するには、バインド型が列の型と同じであることを確認してください。

  • PLW-7203 PLW-07203 パラメータ'string'は、NOCOPYコンパイラ・ヒントを使用することにより、パフォーマンスを向上できる可能性があります。

原因: 指定されたパラメータのモードがIN OUTまたはOUTです。NOCOPYコンパイラ・ヒントを使用すると、このサブプログラムのコールを高速化できる場合があります。
処置: パラメータのモードを、NOCOPYコンパイラ・ヒントを明示的に使用するように変更してください。たとえば、サブプログラム宣言がPROCEDURE proc(p1 IN OUT CLOB);の場合は、PROCEDURE proc(p1 IN OUT NOCOPY clob);に変更するとNOCOPYヒントの利点が得られます。オブジェクト型のメンバー・プロシージャまたはファンクションの場合は、次のように SELFパラメータの明示的な宣言が必要になることがあります。MEMBER PROCEDURE proc(SELF IN OUT NOCOPY MY_TYPE);

  • PLW-7204 PLW-07204 列タイプと異なる変換は、最適な問合せ計画が生成されない可能性があります

原因: 列の型とバインド型が正確に一致していません。このため、列がバインド変数の型に変換される可能性があります。この型変換により、SQLオプティマイザは列が参加する索引を使用できなくなることがあり、この文の実行パフォーマンスが低下する可能性があります。
処置: この列の索引を使用するには、バインド型が列の型と同じであることを確認してください。

Reference:
http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/doc_cd/server.102/B19212-01/plwus.htm#sthref65