エラー・メッセージ Ora-910 - Ora-1497
  • ORA-910 ORA-00910~ORA-01497ORA-00910: 指定した長さがデータ型に対して長すぎます

原因: データ型CHARまたはRAWに対して指定した長さは、2000を超える値または4000を超える値であるため無効です。
処置: 指定した長さの値を減らしてください。あるいは、指定した長さを有効にするためにデータ型をVARCHAR2、LONG CHARまたはLONG RAWに変更してください。

原因: 識別子の最初の文字に、英数字以外のASCII文字を指定することはできません。「$」、「#」、「_」は最初の文字の後に指定できます。二重引用符(")で囲んだ識別子には、二重引用符以外の任意の文字を使用できます。その他の引用符(q'#…#')を使用する場合、空白、タブおよび改行をデリミタとして使用することはできません。その他すべてのコンテキストの詳細は、『Oracle Database SQLリファレンス』を参照してください。
処置: 処置は必要ありません。

原因: いずれかの入力文字列が長すぎます。
処置: 入力パラメータの長さを短くしてください。

  • ORA-953 ORA-00953: 索引名が指定されていないか、または無効です。

原因: 索引名が適切な書式[ <identifier> . ] <identifier>で指定されていません。OIDINDEX句の場合、索引名は<identifier>という書式で指定する必要があります。
処置: 正しい索引名を指定してください。

原因: AUDIT文またはNOAUDIT文に無効な監査オプションが指定されています。
処置: 有効なオプションを指定してください。

原因: ORDER BY句で指定している列名が、選択リストの複数の列と一致しています。
処置: 重複する列名を選択リストから削除してください。

原因: GROUP BY句またはORDER BY句に1001個以上の式があります。
処置: GROUP BY句またはORDER BY句で使用する式は1000個以下にしてください。

原因: SELECTリストで参照されている表名がFROMリストに指定されていません。
処置: 参照名には、FROMリスト内のいずれかの名前と一致した名前を正しく指定してください。

  • ORA-965 ORA-00965: *(アスタリスク)に対して列の別名は使用できません。

原因: 文の中で、SELECTリストの「*」に対して別名が使用されています。これは文法違反です。
処置: 該当する別名を削除してください。

原因: 指定した識別子が30文字を超えています。
処置: 30文字以内で指定してください。

  • ORA-976 ORA-00976: LEVEL、PRIORまたはROWNUMはここでは使用できません

原因: LEVEL、PRIORまたはROWNUMが、無効な位置に指定されています。
処置: LEVEL、PRIORまたはROWNUMを削除してください。

原因: AUDIT文またはNOAUDIT文に同じ監査オプションが2回以上指定されています。
処置: 他の監査オプションを指定せずにALLを指定するか、重複している監査オプションを削除してください。

原因: シノニムが有効なターゲット・オブジェクトに変換されませんでした。次のいずれかの理由が考えられます。
1. ターゲット・スキーマが存在しない。
2. ターゲット・オブジェクトが存在しない。
3. シノニムが不正なデータベース・リンクを指定している。
4. シノニムがバージョニングされていないにもかかわらず、バージョニングされたターゲット・オブジェクトを指定している。
処置: シノニム定義を変更し、シノニムが有効なターゲット・オブジェクトを指し示すようにします。

  • ORA-981 ORA-00981: 表およびシステム監査オプションは混在できません。

原因: 1つのAUDIT文またはNOAUDIT文中に、表およびシステム全体を対象とする監査オプションが両方指定されています。
処置: 表監査オプションとシステム監査オプションを別々の文に指定してください。

  • ORA-983 ORA-00983: SYSユーザー・アクションの監査または監査取消しを実行できません

原因: ユーザー・アクションに対してAUDITまたはNOAUDIT SYSが試みられました。
処置: 有効なユーザーを使用して文を再実行してください。

  • ORA-991 ORA-00991: MACの権限のみプロシージャに付与されます。

原因: オブジェクト権限またはMAC以外のシステム権限がプロシージャに付与されました。
処置: PROCEDURE句を使用して、MAC権限のみを付与してください。

  • ORA-1000 ORA-01000: maximum open cursors exceeded 最大のオープンカーソル数を上回りました。

原因:セッションの同時オープンのカーソル数は初期化パラメータOPEN_CURSORSを上回りました。
処置:同時オープンのカーソル数を減らすかOPEN_CURSORSを余裕に設定してください。

原因: 無効なカーソルからフェッチを実行しようとしたことが原因です。また、PL/SQLカーソル・ループで暗黙的にフェッチが実行された場合にも、このエラーが発生することがあります。その他にも、次のような原因が想定されます。1) 最後の行が取得されORA-1403エラーが戻された後に、カーソルからフェッチを実行しようとしました。2) カーソルがFOR UPDATE句によってオープンされた場合に、COMMIT文の発行後にフェッチを実行するとエラーが戻されます。3) SQL文内でプレースホルダを再バインドした後、その文を再実行する前にフェッチを実行しました。
処置: 1) 最後の行の取得後にフェッチを実行しないでください。フェッチ可能な行がありません。2) FOR UPDATE句によってオープンされたカーソルのフェッチ・ループ内ではCOMMIT文を発行しないでください。3) 再バインド後に文を再実行してからフェッチを実行しなおしてください。

原因: ホスト言語プログラム・コールがカーソルを参照しましたが、対応する解析済の
SQL 文がありません。単一のSQL コール(たとえばOSQL3)を使用して、SQL 文を
Oracle に渡し、文とオープン・カーソルを対応させる必要があります。DESCRIBE、
NAME、DEFINE、BIND、EXECUTE およびFETCH コールのいずれかで参照される場
合、カーソルには、対応するSQL 文が必要です。
処置: SQL コール(たとえばOSQL)を実行して、必要なSQL 文を渡してから、カー
ソルを参照してください。

原因: 次のいずれかの原因によるエラーです。1) 無効なOCI操作を試行しました。2) バージョン7.1以上のライブラリにリンクされたOracleクライアント・アプリケーションを使用し、環境変数ORA_ENCRYPT_LOGINがTRUEに設定されている状況で、バージョン7.0以下のOracleサーバーに接続しようとしました。3) バージョン7.1以上のOracleサーバーに接続し、初期化パラメータDBLINK_ENCRYPT_LOGINがTRUEに設定されている状況で、バージョン7.0以下のOracleサーバーを示すデータベース・リンクを使用しようとしました。4) バージョン9.0.2以上のOracleサーバーに接続しており、分散自律型トランザクション用にバージョン9.0.1以下のOracleサーバーを示すデータベース・リンクを使用しようとしました。
処置: 原因に応じて、次のいずれかの処置を行ってください。1) 無効なOCI操作を実行しないでください。2) 分散データベースの暗号化された接続パスワードを使用しない場合は、ORA_ENCRYPT_LOGINをFALSEに設定してください。暗号化された接続パスワードを使用する場合は、すべてのOracleサーバーをバージョン7.1以上にアップグレードしてください。3) 分散データベースの暗号化されたデータベース・リンクを使用しない場合は、DBLINK_ENCRYPT_LOGINをFALSEに設定してください。暗号化されたデータベース・リンクを使用する場合は、すべてのOracleサーバーをバージョン7.1以上にアップグレードしてください。4) バージョン9.0.1以下のOracleサーバーでは分散自律型トランザクションを実行しないでください。

  • ORA-1013 ORA-01013: ユーザが処理をキャンセルしました。(オフィシャルのマニュアルにはない)
  • ORA-1016 ORA-01016: フェッチ後のみこのファンクションをコールできます。

原因: カーソルが無効な状態です。
処置: このOCI/UPI関数は、必ずフェッチの実行後にコールしてください。

原因: ユーザー側のメモリー・アロケータがエラーを戻しました。
処置: プロセス・ヒープ・サイズを大きくするか、古いコール・セットに切り替えてください。

  • ORA-1022 ORA-01022: この構成では、データベース操作はサポートされていません。

原因: 通信している2つのOracleサーバーに対して、データベース操作がUPIに一致しませんでした。
処置: Oracleサーバーをアップグレードするか、ユーザー側のアプリケーションを新しいライブラリに再リンクしてください。このエラーをOracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-1023 ORA-01023: カーソル・コンテキストが見つかりません(カーソル番号が無効です)。

原因: カーソル番号が有効なオープン・カーソルではありません。
処置: カーソルがオープンしていることを確認してください。

原因: UPI関数に対する整数パラメータが有効範囲外です。
処置: 通常、これはOracle DBMS上に組み込まれたツールのエラーです。このエラーをOracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-1026 ORA-01026: バインド・リストにサイズが4000を超える複数バッファが存在しています。

原因: バインド・リストに複数の長いバッファが存在します。
処置: 通常の列にバインドされているバインド変数のバッファ・サイズを、3999以下に変更してください。

  • ORA-1027 ORA-01027: データ定義操作ではバインド変数は使用できません。

原因: SQLデータ定義操作でバインド変数を使用しようとしました。
処置: バインド変数は許可されていません。

原因: LONGメッセージの送信を受け取りましたが、カーソル・コンテキストがありません。
処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

原因: LONGがないときに、LONGの再送信の要求を受け取りました。
処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

原因: バインド・コールに指定されたSELECT… INTOが、SQL文の変数に対応していません。
処置: 文を修正できない場合は、カスタマ・サポートに連絡してください。

原因: 適切な権限のないユーザーが、現行のユーザー名またはパスワードを変更しようとしました。必要なオペレーティング・システム権限がないデータベースをインストールしようとすると、このエラーが発生します。Trusted OracleがDBMS MACモードで構成されている場合は、ユーザーに必要な権限が現在のログイン・レベルよりも高いレベルで付与されていると、このエラーが発生することがあります。
処置: この操作を実行するか、または必要な権限を付与するようデータベース管理者(DBA)に依頼してください。Trusted Oracleユーザーに高いレベルの適切な権限が付与されていてもこのエラーが発生する場合は、適切なレベルの権限を付与しなおすようDBAに依頼してください。

原因: エクスポート/インポートに関連する内部エラー・メッセージです。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。

原因: Oracleの起動中、停止中または初期化中にログオンしようとしました。
処置: 数分間待ってから、操作を再試行してください。

原因: Oracleは起動していません。次の原因が考えられます。
- 割り当てた領域より多くの領域がSGAに必要になっています。

- インスタンスを指定するオペレーティング・システム環境変数が正しく定義されていません。

処置: 付随するメッセージを参照して、原因を確認し、その他のメッセージで示されている問題を修正してください。Oracleが初期化されている場合は、いくつかのオペレーティング・システム上で、Oracleが正しくリンクされていることを確認してください。プラットフォーム固有のOracleマニュアルを参照してください。

  • ORA-1035 ORA-01035: OracleはRESTRICTED SESSION権限を持つユーザーのみ使用可能です。

原因: インスタンスが制限モードで起動されているため、ログオンは禁止されています。RESTRICTED SESSIONシステム権限を有するユーザーのみがログオンできます。
処置: 制限オプションを付けずにOracleを再起動するように要求するか、またはRESTRICTED SESSIONシステム権限を取得してください。

原因: ユーザー側にバインド・コンテキストを見つけることができません。
処置: バインドされている変数がSQL文に存在することを確認してください。

原因: カーソルの使用可能なメモリーをすべて消費する複雑なSQL文を処理しようとしました。
処置: 複雑なSQL文を単純にしてください。

  • ORA-1038 ORA-01038: データベース・ファイルのバージョンstringはOracleバージョンstringでは書き込めません。

原因: データファイルのヘッダーを古い書式で書き込もうとしました。新しい書式は、データベースが現在のソフトウェア・バージョンと互換性があることを確認した後で使用可能です。
処置: データベースをオープンして新しいファイル形式にしてから、操作を繰り返してください。データベースをオープンする前にその操作が必要な場合は、前のリリースのソフトウェアを使用して操作してください。

  • ORA-1039 ORA-01039: ビューの基礎オブジェクトに対する権限が不十分です。

原因: 他のユーザーのビューの基礎オブジェクトに必要な権限を持たずに、そのビューの実行計画を表示しようとしました。
処置: 必要な権限を取得するか、無効な操作を実行しないようにしてください。

  • ORA-1040 ORA-01040: パスワードに無効な文字が使用されました。ログオンが拒否されました。

原因: パスワードにマルチバイト文字があるか、US7ASCII範囲にない文字があります。
処置: 有効な文字でパスワードを再送信してください。

  • ORA-1041 ORA-01041: 内部エラーが発生しました。hostdefエクステンションが存在しません。

原因: HSTDEFにあるHSTDEFエクステンションへのポインタがNULLです。
処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-1042 ORA-01042: オープン・カーソルを持つセッションは連結解除できません

原因: オープン・カーソルを持つセッションを切断しようとしました。
処置: セッションを切断する前に、すべてのカーソルをクローズしてください。

  • ORA-1043 ORA-01043: ユーザー・サイドのメモリー異常 [string], [string], [string], [string]

原因: アプリケーション・コードが、Oracleで使用されるユーザー・メモリーの一部を破損させました。
処置: アプリケーション・コードがメモリーを上書きしていないことを確認してください。

  • ORA-1044 ORA-01044: 変数にバインドされたバッファのサイズstringが最大値stringを超えています

原因: 合計サイズが許可されている最大サイズを超えたバッファをバインドしようとしました。配列の合計サイズの計算式は、(element_size)*(number of elements)です。
処置: バッファ・サイズを小さくしてください。

  • ORA-1045 ORA-01045: ユーザーstringにはCREATE SESSION権限がありません。ログオンが拒否されました。

原因: CREATE SESSION権限を持たないユーザーIDで接続しようとしました。
処置: ユーザーにCREATE SESSION権限を付与してください。

  • ORA-1048 ORA-01048: 指定されたプロシージャがコンテキストで見つかりません。

原因: 遅延リモート・プロシージャ・コール(RPC)で指定されているプロシージャ・ユーザーが存在しません。
処置: プロシージャが存在し、レプリケーション・プロセスを参照できることを確認してください。

  • ORA-1049 ORA-01049: 名前によるバインドはストリームRPCではサポートされていません。

原因: 新しいバージョンのサーバーが、このバージョンのサーバーとの通信時に、このバージョンでサポートされていない操作を要求しました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: SYS.DEF$_CALLにある遅延RPCが破損しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-1052 ORA-01052: 宛先LOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTが必要ですが、未指定です。

原因: パラメータLOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTが2に設定されたとき、パラメータLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTに有効な宛先が指定されませんでした。
処置: パラメータLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTに有効な値を指定するか、パラメータLOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTの値を1に減らします。

  • ORA-1055 ORA-01055: オブジェクト・データ型はこのモードでのバインドまたは定義用にサポートされていません

原因: バインドまたは定義が無効なモードでオブジェクトに対して使用されました。
処置: モードを変更してください。

原因: 存在しないHSTDEF拡張子エクステンションを削除しようとしました。
処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-1059 ORA-01059: バインドまたは実行の前に解析する必要があります。

原因: クライアント・アプリケーションが、文の解析前に変数をバインドしようとしたか、またはPL/SQLブロックでオープンされたカーソルを実行しようとしました。
処置: バインドまたは実行前に、文が解析されるようにしてください。

原因: クライアント・アプリケーションがカーソルの配列をバインドしようとしたか、またはタイプ・カーソルのバインド変数を使用してPL/SQLブロックに対して繰り返し実行しようとしました。
処置: 単一カーソルをバインドするか、PL/SQLブロックを1回のみ実行してください。

  • ORA-1061 ORA-01061: V7のクライアント・アプリケーションを使用してV8のサーバーは起動できません

原因: バージョン7以下のライブラリにリンクしたOracleクライアント・アプリケーションを使用して、バージョン8以上のサーバーを起動しようとしました。
処置: バージョン8以上のライブラリにリンクしたOracleクライアント・アプリケーションを使用してください。

  • ORA-1062 ORA-01062: 定義されたバッファにメモリーを割当てできません

原因: 現在のプラットフォームに対する最大バッファ・サイズを超えています。
処置: より小さいバッファ・サイズでピース単位のフェッチを使用してください。

  • ORA-1070 ORA-01070: サーバーとして、旧バージョンのOracleを使用しようとしています

原因: サーバーとして、7.0.10.1より前のバージョンのOracleを使用しようとしました。
処置: Oracleサーバーを7.0.10.以上のバージョンにアップグレードしてください。

  • ORA-1071 ORA-01071: Oracleを起動しないで操作を実行することはできません。

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1072 ORA-01072: Oracleを停止できません。Oracleは稼働していません

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1073 ORA-01073: 致命的な接続エラーが発生しました: コール型が認識できません

原因: 無効な内部操作を試行しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-1074 ORA-01074: Oracleをシャットダウンできません。ログイン・セッション内です - ログオフしてください

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

原因: すでにログインしている状態で、ログインしようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1076 ORA-01076: 1つのプロセスに対する複数ログオンはサポートされていません。

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1077 ORA-01077: バックグラウンド・プロセス初期化に失敗しました

原因: Oracleバックグラウンド・プロセスの初期化中に障害が発生しました。
処置: 診断情報の詳細は、エラー・スタックまたはトレース・ファイルを参照してください。

原因: システム起動時にINIT.ORAファイルのパラメータの処理に失敗しました。
処置: 診断情報の詳細は、エラー・スタックを参照してください。

  • ORA-1079 ORA-01079: Oracleデータベースが正しく作成されていません。操作は中断されました

原因: データベースまたは制御ファイル作成時のエラーです。
処置: データベースが最初に作成されたとき、または制御ファイルが再作成されたときに表示されたメッセージを確認してください。適切な処置を行い、データベースまたは制御ファイルを再作成してください。

  • ORA-1080 ORA-01080: Oracleのシャットダウン中にエラーが発生しました

原因: システムの停止時に障害が発生しました。
処置: 診断情報の詳細は、エラー・スタックを参照してください。

  • ORA-1081 ORA-01081: すでに稼働中のOracleは起動できません - まずシャットダウンしてください

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1082 ORA-01082: 'row_locking = always'はトランザクション処理オプションです

原因: 「"row_locking = always」がINIT.ORAファイルに指定されています。この機能は、トランザクション処理オプションのないOracleではサポートされません。
処置: INIT.ORAファイルから指定を削除するか、「default」または「intent」に設定してください。

  • ORA-1083 ORA-01083: パラメータ"string"の値は他のインスタンスの値と矛盾しています

原因: 指定されたパラメータ値は、クラスタ・データベース構成のすべてのインスタンスと同じである必要があります。たとえば、ROW_LOCKINGおよびSERIALIZABLEの値が該当します。
処置: 他のクラスタ・データベース・インスタンスの値と一致するように、INIT.ORAファイルのパラメータ値を変更してください。

原因: エラーの原因となったOCIコールには、無効な値の引数があります。
処置: 有効な引数値を使用してください。詳細は、『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』および適切なプログラミング言語のドキュメントを参照してください。

  • ORA-1085 ORA-01085: 遅延RPCのエラーを"string.string.string"に送ります。

原因: 指定したプロシージャが遅延RPCとして実行されたときに、エラーが検出されました。
処置: 前に発生したエラーの原因を修正してください。

原因: 一度も作成されていない保存ポイントにロールバックしようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1088 ORA-01088: アクティブ・プロセスがあるのでOracleをシャットダウンできません

原因: ユーザーがインスタンスにログインしています。
処置: すべてのユーザーがログオフするまで待機するか、SHUTDOWN IMMEDIATEを使用してください。

  • ORA-1089 ORA-01089: 即時シャットダウン処理中 - 操作はできません

原因: 稼働中のOracleインスタンスを停止するために、SHUTDOWN IMMEDIATEコマンドが使用されました。その結果、実行中の操作は終了しました。
処置: インスタンスの再起動まで待機するか、データベース管理者(DBA)に連絡してください。

原因: 稼働中のOracleインスタンスを停止するために、SHUTDOWNコマンドが使用されました。Oracleへの接続はできません。
処置: インスタンスの再起動まで待機するか、データベース管理者(DBA)に連絡してください。

原因: 旧SGAは破棄できません。
処置: 旧SGAを手動で削除し、STARTUPコマンドを再発行してください。

  • ORA-1092 ORA-01092: Oracleインスタンスが終了しました。強制的に切断されます

原因: このプロセスの接続先のインスタンスが異常終了しました。SHUTDOWN ABORTによる可能性があります。このプロセスは、強制的にインスタンスから切断されました。
処置: 詳細は、アラート・ログを調べてください。インスタンスの再起動後、処理を再試行してください。

  • ORA-1093 ORA-01093: ALTER DATABASE CLOSEは接続中のセッションがない場合にのみ実行できます

原因: インスタンスにログインしているセッションが、現行のセッション以外に、1つ以上あります。ALTER DATABASE CLOSE文は実行できません。
処置: 他のセッションを検出してログアウトさせてから、このコマンドを再実行してください。

原因: OTEXへのコール時に、実行中のUPDATE文、DELETE文またはINSERT文によって0行が処理されました。OTEXによるこれらの文の実行は、この時点で停止されました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1096 ORA-01096: プログラムのバージョン(string)はインスタンス(string)と互換性がありません

原因: このプログラムは、このインスタンスのデータベースを起動したコードとは異なるバージョンのコードを使用して、インスタンスに接続しようとしました。これは許可されていません。
処置: プログラムをデータベースと同じバージョンのコードと再リンクするか、プログラムが使用したものと同じ古いバージョンのコードを使用してデータベースを再起動してください。

  • ORA-1097 ORA-01097: トランザクションの処理中にシャットダウンできません - まずコミットまたはロールバックを実行してください

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1099 ORA-01099: 単一プロセス・モードで起動したデータベースは共有モードではマウントできません

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1100 ORA-01100: データベースはすでにマウントされています。

原因: マウントしようとしたデータベースは、すでにこのインスタンスにマウントされています。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1101 ORA-01101: 作成中のデータベースは別のインスタンスによってマウントされています。

原因: 他のインスタンスに現在マウントされているデータベースと同じ名前のデータベースを作成しようとしています。
処置: データベース名を変更するか、他のインスタンスを停止してください。

  • ORA-1102 ORA-01102: データベースを排他モードでマウントすることができません。

原因: いくつかの別のインスタンスが、排他または共有モードでマウントされたデータベースを使用しています。
処置: 他のインスタンスを停止するか、互換性のあるモードでデータベースをマウントしてください。

  • ORA-1103 ORA-01103: 制御ファイル中のデータベース名'string'が'string'ではありません

原因: 制御ファイルのデータベース名が、使用中のデータベース名と一致していません。
処置: 正しい制御ファイルを見つけるか、使用中のデータベース名を変更してください。

  • ORA-1104 ORA-01104: 制御ファイル数(string)がstringと等しくありません

原因: このインスタンスに使用される制御ファイルの数が、既存のインスタンスの制御ファイルの数と一致しません。
処置: すべての制御ファイルがリストされていることを確認してください。

  • ORA-1105 ORA-01105: マウントは別のインスタンスによるマウントと矛盾します。

原因: データベースをマウントしようとして、同じ名前で別のインスタンスがデータベースをマウントしていることを検出しましたが、そのマウントは矛盾します。追加エラーにその理由が示されます。
処置: 付随するエラーを参照してください。

  • ORA-1106 ORA-01106: ディスマウントする前にデータベースをクローズする必要があります

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1107 ORA-01107: メディア・リカバリを行うにはまずデータベースをマウントする必要があります

原因: データベースがマウントされていない状態で、メディア・リカバリを実行しようとしました。
処置: データベースをマウントしてください。

  • ORA-1108 ORA-01108: ファイルstringは、バックアップ中またはメディア・リカバリ中です。

原因: メディア・リカバリがファイルに適用中であるか、またはデータベースがNOARCHIVELOGモードでバックアップ中です。ファイルを通常のデータベース・アクセスまたはクラッシュ・リカバリには使用できません。
処置: メディア・リカバリ・セッションまたはバックアップを完了させるか取り消してください。

原因: このコマンドを実行するには、データベースをオープンする必要があります。
処置: データベースをオープンして、コマンドを再試行してください。

原因: 別のエラーの詳細に関するファイル名を示すメッセージです。
処置: 関連するエラー・メッセージを参照してください。

  • ORA-1111 ORA-01111: データファイル名stringが不明です - 正しいファイルに名前を変更する必要があります。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンドに指定されたデータファイルがありません。または、そのデータファイルが作成される以前に保存された制御ファイルを使用して、BACKUP CONTROLFILE RECOVERYが実行されました。
処置: 不明なファイルの名前を実際のファイルの名前に変更してください。

原因: メディア・リカバリを続行しようとしていますが、メディア・リカバリは開始されていませんでした。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1113 ORA-01113: ファイルstringはメディア・リカバリが必要です

原因: メディア・リカバリが必要なファイルを含むデータベースをオンラインにしようとしたか、オープンしようとしました。
処置: 最初にこのファイルに対してメディア・リカバリを実行してください。

  • ORA-1114 ORA-01114: ファイルstring(ブロック番号string)への書込みI/Oエラーが発生しました。

原因: ファイルが保存されているデバイスが、オフラインになっている可能性があります。そのファイルがテンポラリ・ファイルの場合、そのデバイスは領域不足である可能性があります。これは、テンポラリ・ファイルのディスク領域が、ファイル作成時に割り当てられるとはかぎらないために発生する場合があります。
処置: デバイスへのアクセス権限を正しく設定するか、または不要なファイルを削除して、領域を解放してください。

  • ORA-1115 ORA-01115:ファイルstring(ブロック番号string)からの読取りI/Oエラーが発生しました。

原因: ファイルが保存されているデバイスが、オフラインになっている可能性があります。
処置: デバイスへのアクセス権限を正しく設定してください。

  • ORA-1116 ORA-01116: データベース・ファイルstringのオープンでエラーが発生しました。

原因: 通常、そのファイルにアクセスできないために発生します。
処置: データベース・ファイルをリストアしてください。

  • ORA-1117 ORA-01117: ファイル'string'はブロック・サイズ:stringでは追加できません。制限値string

原因: 許可されている最大ブロック・サイズを超える大きさのデータベース・ファイルを追加しようとしました。
処置: ブロック・サイズを小さくして、DDLコマンドを再試行してください。

  • ORA-1118 ORA-01118: データベース・ファイルをこれ以上追加できません: 制限数stringを超えました。

原因: この制御ファイルには、これ以上データベース・ファイルを追加する空きがありません。
処置: 制御ファイルのサイズを変更するか、他の表領域を削除してください。

  • ORA-1119 ORA-01119: データベース・ファイル'string'の作成中にエラーが発生しました。

原因: このエラーは通常、デバイスの空き領域が不十分なために発生します。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1120 ORA-01120: オンライン・データベース・ファイルstringは削除できません。

原因: オンライン状態のデータベース・ファイルを削除しようとしました。
処置: 削除する前に、ファイルをオフラインにしてください。

  • ORA-1121 ORA-01121: データベース・ファイルstringの名前を変更できません - ファイルは使用中またはリカバリ中です。

原因: オープン・インスタンスでオンラインのデータファイルまたはリカバリ中のデータファイルの名前を、ALTER DATABASE RENAMEを使用して変更しようとしました。
処置: すべてのインスタンスでデータベースをクローズして、すべてのリカバリ・セッションを終了してください。

  • ORA-1122 ORA-01122: データベース・ファイルstringの照合検査でエラーが発生しました。

原因: このファイル内の情報が制御ファイルの情報と一致していません。理由については、付随するエラーを確認してください。
処置: データベース・ファイルと制御ファイルがこのデータベースに対応する正しいファイルであることを確認してください。

  • ORA-1123 ORA-01123: オンライン・バックアップを開始できません。メディア・リカバリが使用不可です。

原因: オンラインの表領域のバックアップを開始しようとして失敗しました。メディア・リカバリが使用できないためです。
処置: メディア・リカバリを使用可能にして、この操作を再試行してください。

  • ORA-1124 ORA-01124: データファイルstringはリカバリできません - ファイルは使用中またはリカバリ中です

原因: メディア・リカバリを試行しましたが、ファイルをリカバリできませんでした。オンラインで他のインスタンスがデータベースをオープンしているか、または他のプロセスがファイルのメディア・リカバリを行っています。
処置: メディア・リカバリを行わないでください。

  • ORA-1125 ORA-01125: メディア・リカバリを使用不可にできません - ファイルstringにはオンライン・バックアップが設定されています

原因: メディア・リカバリを使用不可にしようとしましたが、オンライン・バックアップが実行中です。
処置: 問題のある表領域のバックアップを終了して、このコマンドを再試行してください。

  • ORA-1126 ORA-01126: データベースはこのインスタンスでマウントし、どのインスタンスでもオープンしないでください

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1127 ORA-01127:データベース名'string'が文字制限数stringを超えています。

原因: 明白
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1128 ORA-01128: オンライン・バックアップを開始できません - ファイルstringはオフラインになっています

原因: オンライン・バックアップを開始しようとしましたが、ファイルの1つがオフラインです。
処置: 問題のあるファイルをオンラインにして、このコマンドを再試行するか、またはコールド・バックアップを実行してください。

  • ORA-1129 ORA-01129: ユーザーのデフォルト表領域または一時表領域が存在しません。

原因: ユーザーのデフォルト表領域または一時表領域が削除されています。
処置: デフォルト表領域または一時表領域を再度割り当ててください。

  • ORA-1135 ORA-01135: DML/問合せでアクセスしているファイルstringはオフラインです。

原因: オフラインのデータファイルにアクセスしようとしました。
処置: データファイルをオンラインに戻してください。

  • ORA-1136 ORA-01136: ファイルstringに指定したサイズ(stringブロック)は元のサイズのstringブロック未満です。

原因: ALTER DATABASE CREATE DATAFILE文のAS句にファイル・サイズが指定されましたが、そのサイズは必要な大きさを下回っています。
処置: サイズを大きくして、ファイルを作成してください。

  • ORA-1137 ORA-01137: データファイルstringはオフラインにされています。

原因: オンラインにしようとしているオフラインのファイルに対して、ロックを取得できませんでした。ファイルをオフラインにしているインスタンスが、ロックを保持している可能性があります。
処置: 少し時間をおいてから、もう一度ファイルをオンラインにしてみてください。

  • ORA-1138 ORA-01138: このインスタンスでデータベースをオープンするか、何もオープンしない必要があります

原因: データベースは、このインスタンスにマウントされていますがまだオープンされておらず、別のインスタンスがデータベースをオープンしているため、要求された操作を実行できません。
処置: オープン・インスタンスで操作を実行するか、このインスタンスでデータベースをオープンするか、または他のインスタンスでデータベースをクローズしてください。

  • ORA-1139 ORA-01139: RESETLOGSオプションは不完全なデータベース・リカバリの後のみ有効です

原因: ALTER DATABASE OPENでRESETLOGSオプションが指定されましたが、不完全リカバリ・セッションがありません。
処置: RESETLOGSオプションを指定せずに、ALTER DATABASE OPENを再試行してください。

  • ORA-1140 ORA-01140: オンライン・バックアップを終了できません - 全ファイルがオフラインまたは読取り専用です

原因: オンライン・バックアップを終了しようとしたときに、すべてのファイルがオフライン状態または読込み専用でした。
処置: 処置は必要ありません。オンライン・バックアップは、この表領域に対して終了する必要はありません。

  • ORA-1141 ORA-01141: データファイルstringの名前の変更でエラーが発生しました。- 新規ファイル'string'は見つかりません。

原因: 新しい名前のファイルが見つからなかったため、制御ファイル内のデータファイル名を変更しようとして失敗しました。
処置: データファイルの名前がオペレーティング・システムによって正しく変更されていることを確認して、再試行してください。

  • ORA-1142 ORA-01142: オンライン・バックアップを終了できません - バックアップ中のファイルがありません

原因: オンライン・バックアップを終了しようとしたときに、ファイルが見つかりませんでした。
処置: 処置は必要ありません。オンライン・バックアップは、この表領域に対して終了する必要はありません。

  • ORA-1143 ORA-01143: メディア・リカバリを使用不可にできません - ファイルstringはメディア・リカバリが必要です

原因: メディア・リカバリを使用不可にしようとしましたが、ファイルにメディア・リカバリが必要です。このため、メディア・リカバリを使用不可にできません。
処置: 問題のあるファイルをリカバリするか、またはそのファイルが属する表領域を削除して、このコマンドを再試行してください。

  • ORA-1144 ORA-01144: ファイル・サイズ(stringブロック)が最大値stringブロックを超えています。

原因: 指定されたファイル・サイズが、最大許容サイズの値より大きくなっています。
処置: 小さいサイズを指定してください。

  • ORA-1145 ORA-01145: メディアのリカバリが使用可能でないと即時にオフラインにできません。

原因: ALTER TABLESPACE …OFFLINE IMMEDIATEまたはALTER DATABASE DATAFILE …OFFLINEは、データベースがARCHIVELOGモードの場合にのみ使用できます。
処置: 表領域を通常にオフラインにするか、データベースを強制終了してください。データベースのバックアップ計画を見なおしてください。ログがアーカイブされていればこの操作を実行できます。

  • ORA-1146 ORA-01146: オンライン・バックアップを開始できません - ファイルstringはすでにバックアップ中です

原因: オンライン・バックアップの開始時に、いずれかのデータファイルに対するオンライン・バックアップがすでに開始されていました。
処置: 最初のバックアップが終了してから次のバックアップを開始してください。

原因: SYSTEM表領域に属するファイルを、データベース管理者(DBA)がオフラインにしました。SYSTEM表領域に属するすべてのファイルがオンラインとなりオープン可能になるまで、データベースは起動できません。
処置: ファイルをオンラインにしてください。

  • ORA-1148 ORA-01148: データファイルstringのファイル・サイズをリフレッシュできません

原因: ファイルのサイズを取得するときにオペレーティング・システム・エラーまたはデバイス・エラーが発生しました。ファイルが保存されているデバイスがオフラインになっている可能性があります。
処置: デバイスへのアクセス権限を正しく設定してください。

  • ORA-1149 ORA-01149: シャットダウンできません - ファイルstringにオンライン・バックアップが設定されています

原因: 正常に停止しようとしましたが、オンライン・バックアップが実行中です。
処置: 問題のある表領域のバックアップを終了して、このコマンドを再試行してください。

  • ORA-1150 ORA-01150: 書込みを防止できません - ファイルstringにオンライン・バックアップが設定されています。

原因: 表領域を読込み専用にしようとしたか通常オフラインにしようとしましたが、オンライン・バックアップが実行中です。バックアップの終了時にはファイル・ヘッダーの書込みが必要になりますが、このコマンドが正常に終了した場合は書込みが許可されません。
処置: 問題のある表領域のバックアップを終了して、このコマンドを再試行してください。

  • ORA-1151 ORA-01151: メディア・リカバリを使用してブロックのリカバリを行い、必要であればバックアップのリストアを行ってください

原因: エラー1172が発生しました。
処置: このメッセージはエラー1172の追加情報です。

  • ORA-1152 ORA-01152: ファイルstringは十分に古いバックアップからリストアされていません。

原因: 不完全リカバリ・セッションを開始しましたが、データベースの一貫性を保つために適用するログ・ファイルの数が足りません。このファイルには、最後に適用されたログよりも新しい情報が含まれています。不完全リカバリを実行する前に、バックアップからファイルをリストアしなかったためにエラーが発生した可能性があります。
処置: データベースが一貫した状態になるまでログを適用し続けるか、より古いバックアップからデータベース・ファイルをリストアして、リカバリを繰り返してください。

  • ORA-1153 ORA-01153: 非互換のメディア・リカバリがアクティブです。

原因: 互換性のないメディア・リカバリを開始しようとしたか、あるいはメディア・リカバリまたはRecovery Managerバックアップ中にRESETLOGSでオープンしようとしました。同一のデータファイルをリカバリしようとする場合、メディア・リカバリ・セッションには互換性がありません。不完全メディア・リカバリまたはRESETLOGSでのオープンは、どのメディア・リカバリとも互換性がありません。Recovery Managerによるバックアップまたはリストアは、RESETLOGSでのオープンと互換性がありません。
処置: 他のメディア・リカバリ・セッションまたはRecovery Managerバックアップを完了させるか取り消してください。

  • ORA-1154 ORA-01154: データベースがビジーです。オープン、クローズ、マウント、ディスマウントは現在実行できません。

原因: インスタンスがオープンまたはマウント状態で維持される必要がある操作が進行中です。
処置: 操作が終了するまで待ってから再試行してください。データベースを停止させるにはSHUTDOWN ABORTを実行してください。NO DATA LOSSモードで稼働中のスタンバイ・データベースを停止させるには、先にプライマリ・データベースを停止させる必要があります。

  • ORA-1155 ORA-01155: データベースは現在オープン、クローズ、マウント、ディスマウントのいずれかを実行中です。

原因: 要求した操作の実行には、インスタンスが特定の状態になっている必要がありますが、インスタンス状態は現在変更中です。
処置: オープン、クローズ、マウントまたはディスマウントが終了してから、操作を再試行してください。必要に応じてSHUTDOWN ABORTをいつでも実行できます。

  • ORA-1156 ORA-01156: 現在処理中のリカバリ作業で、ファイルへのアクセスを必要とする可能性があります

原因: メディア・リカバリまたはインスタンス・リカバリが進行中です。リカバリでは、この操作の対象となっているファイルが必要な場合があります。
処置: リカバリが終了してから操作を再試行してください。

  • ORA-1157 ORA-01157: データファイルstringを識別/ロックできません - DBWRトレース・ファイルを参照してください

原因: ファイルがすでに使用されていたため、バックグラウンド・プロセスはデータファイルを識別できないか、またはロックできませんでした。データベースはこのファイルへのアクセスを禁止しますが、他のファイルには影響しません。ただし、データベースをオープンする最初のインスタンスは、すべてのオンライン・データファイルにアクセスする必要があります。オペレーティング・システムから生成される関連のエラー・メッセージには、ファイルが認識されない原因が説明されています。
処置: オペレーティング・システム・レベルで、データベースに対して該当のファイルを使用可能にしてから、データベースをオープンするか、ALTER SYSTEM CHECK DATAFILESを実行してください。

  • ORA-1158 ORA-01158: データベースstringはすでにマウントされています。

原因: 別のインスタンスによって、データベースがこの名前でマウントされています。
処置: どのインスタンスが実行中であるかを検出してください。制御ファイルが存在している可能性があります。

  • ORA-1159 ORA-01159: ファイルは前のファイルと同じデータベースに存在しません - データベースIDが無効です

原因: CREATE CONTROLFILEに指定したファイルで、同一データベースに存在しないファイルがあります。このファイルのデータベースIDが、指定された最初のファイルからのデータベースIDと一致しません。
処置: CREATEに指定されたファイルのリストをよく確認してください。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンドのDATAFILEまたはLOGFILEセクションで指定されたファイルが、指定された状態ではありません。
処置: 指定されたファイルをよく確認してください。

  • ORA-1161 ORA-01161: ファイル・ヘッダー内のデータベース名stringは指定したstringと一致しません。

原因: コマンドラインに指定したデータベース名と、ファイル・ヘッダーに指定されたデータベース名が一致しません。
処置: コマンドラインに指定したデータベース名が誤っている可能性があります。矛盾を解決し、コマンドを再実行してください。データベース名を変更しようとしている場合、SET DATABASEオプションを使用していることを確認してください。

  • ORA-1162 ORA-01162: ファイルのヘッダーのブロック・サイズstringが構成されたブロック・サイズと一致しません。

原因: CREATE CONTROLFILEによって、このファイルのブロック・サイズは、INIT.ORAファイルに設定されているすべてのキャッシュのブロック・サイズと互換性がないことが判明しました。
処置: 各種パラメータ(db_2k_cache_size、db_4k_cache_size、db_8k_cache_size、db_16k_cache_size、db_32K_cache_size)のいずれか1つを使用して、このブロック・サイズに適したキャッシュを設定してください。

  • ORA-1163 ORA-01163: SIZE句で示すstring(ブロック)はヘッダーstringと一致している必要があります。

原因: CREATE CONTROLFILE文のSIZE句にバイト単位で指定されたサイズが、ヘッダーに記録されているブロック数と一致しません。
処置: 正しいファイル名およびサイズをバイト単位で指定してください。

原因: コマンドラインで、値の大きすぎるMAXLOGFILESが指定されました。
処置: MAXLOGFILESの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

原因: コマンドラインで、値の大きすぎるMAXDATAFILESが指定されました。
処置: MAXDATAFILESの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

  • ORA-1166 ORA-01166: ファイル番号stringがstring(string)より大きくなっています。

原因: CREATE CONTROLFILEに指定されたファイル番号が、MAXDATAFILESまたはMAXLOGFILESに指定された番号より大きくなっています。
処置: MAXDATAFILES、MAXLOGFILESまたはパラメータDB_FILESの値を大きくしてください。

  • ORA-1167 ORA-01167: 2つのファイルは同一ファイル番号/グループ番号または同一ファイルです。

原因: コマンドラインで指定したファイルにファイル番号の重複があるか、同一ファイルが2回指定されています。完全に同じファイルでない場合は、どちらかのファイルは一方のファイルのバックアップである可能性があります。同じログの2つのメンバーである場合は、グループ・ファイル仕様部に一緒に指定する必要があります。init.oraファイルのCONTROL_FILESパラメータに同じ制御ファイルが2回以上指定されている場合にも、このエラー・メッセージが表示されます。この場合は、追加のエラー・メッセージも確認してください。
処置: 指定したファイルが、コマンドですでに指定したファイルではないことを確認してください。別のファイルである場合は、以前のバックアップを削除してください。同じログのメンバーである場合は、同じグループのファイル指定であることを確認してください。制御ファイルの重複が原因でこのメッセージが表示された場合は、init.oraファイル内のCONTROL_FILESパラメータを確認し、ファイルが2回以上指定されていないかどうかを確認してください。すべてのファイル名が一意の場合は、実際の制御ファイル自体が一意であることを確認してください。たとえば、UNIXでは、リスト内の別の制御ファイルにシンボリック・リンクまたはハード・リンクしていることを確認してください。

  • ORA-1168 ORA-01168: 物理ブロック・サイズstringは他メンバーのサイズstringと一致しません。

原因: ファイルが、グループ内の他のメンバーとは異なる物理ブロック・サイズのデバイス上にあります。
処置: 一致するブロック・サイズの物理デバイスを使用してください。

  • ORA-1169 ORA-01169: DATAFILE番号1がありません。この番号は存在している必要があります。

原因: DATAFILE番号1が、CREATE CONTROLFILEコマンドに指定されていません。
処置: DATAFILE番号1を指定して、CREATE CONTROLFILEコマンドを再実行してください。

原因: CREATE CONTROLFILEを実行するプロセスは、すべてのデータファイルに(NORESETLOGSが使用されている場合はログ・ファイルにも)アクセスできる必要があります。
処置: 指定したファイル名の綴りに誤りがないこと、コマンドが正しいこと、およびすべてのファイルが存在していることを確認してから、コマンドを再実行してください。

  • ORA-1171 ORA-01171: エラーでチェックポイントを通過できないためデータファイルstringはオフラインになりました。

原因: ファイル・ヘッダー内のチェックポイントを進められません。理由については、付随するエラーを確認してください。データ・ブロックの書込みエラーの場合と同様に、データファイルはオフラインになります。
処置: 詳細は、付随するメッセージを参照してください。ファイルへのアクセス権限を正しく設定し、メディア・リカバリを行い、オンラインに戻してください。

  • ORA-1172 ORA-01172: スレッドstringのリカバリは停止しました(ブロックstring、ファイルstring)。

原因: クラッシュ・リカバリまたはインスタンス・リカバリは、ブロックに変更を適用できませんでした。継続する変更ではなかったためです。これはブロックが破損し、リカバリ中に修正された場合に発生します。
処置: ブロックを含むファイルに対して、RECOVER DATAFILEを実行してください。これで問題が解決されない場合は、バックアップからファイルをリストアし、再度リカバリしてください。

  • ORA-1173 ORA-01173: データ・ディクショナリがSYSTEM表領域にデータファイルがないことを示しています。

原因: データベースが制御ファイルより後の時点にリカバリされているか、または先に発行されたCREATE CONTROLFILEコマンドにSYSTEM表領域のデータファイルが指定されていません。
処置: 1番目に示した原因の場合は、使用した制御ファイルより新しいファイルからデータベースをリカバリする必要があります。2番目に示した原因の場合は、SYSTEM表領域内のすべてのデータファイルがCREATE CONTROLFILEコマンドに指定されていることを確認してから、制御ファイルを再作成してください。

  • ORA-1174 ORA-01174: DB_FILESはstringですが、互換性のためにstringにする必要があります

原因: このインスタンスでのデータベース・ファイルの最大数は、他のインスタンスの数値と異なっています。オープンできるすべてのファイルを、すべてのインスタンスがオープンできる必要があります。
処置: 互換性を持たせるために、DB_FILESパラメータの値を変更してください。

  • ORA-1175 ORA-01175: インスタンスがサポートできる数stringを超えるファイルがデータ・ディクショナリにあります。

原因: データ・ディクショナリに、このインスタンスがサポートできるファイル数より多くのファイルがあります。
処置: インスタンスを停止し、DB_FILESに大きい値を指定してから再起動してください。

  • ORA-1176 ORA-01176: 制御ファイルがサポートできる数stringを超えるファイルがデータ・ディクショナリにあります。

原因: CREATE CONTROLFILEの実行後、データ・ディクショナリ内のデータファイルの数が、制御ファイルによってサポートされるファイル数を超えていることが判明しました。
処置: MAXDATAFILESの値を大きくして、制御ファイルを作成しなおしてください。

  • ORA-1177 ORA-01177: データファイルはデータ・ディクショナリと一致しません - 古いインカネーションの可能性があります

原因: CREATE CONTROLFILEまたはOPEN RESETLOGSの実行後に、制御ファイルとデータ・ディクショナリとの比較により、このデータファイルがディクショナリと矛盾していることが判明しました。そのファイルは、データベースから削除されたファイルのバックアップであり、同じファイル番号が新しいファイルに使用された可能性があります。また、このファイル番号が別のデータファイルに使用されたときに、不完全リカバリが停止した可能性もあります。
処置: 正しいファイルを指定してCREATE CONTROLFILEを実行するか、またはファイルを指定せずにCREATE CONTROLFILEを実行してください。

  • ORA-1178 ORA-01178: 最後のCREATE CONTROLFILE文より前に作成されたファイルstringは再作成できません。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンドを最後に使用したときに存在していたデータファイルを、ALTER DATABASE CREATE DATAFILEコマンドを使用して再作成しようとしました。このファイルを再作成するために必要な情報は、このファイルをデータベースに追加したときに存在した制御ファイルとともに失われました。
処置: ファイルのバックアップを検出し、リカバリしてください。そのファイルが最初に作成されたときより前の時点まで、不完全リカバリを実行してください。

原因: データベース・ファイルのリカバリ時に、データベースに含まれていないファイルが指定されました。
処置: データファイル名を再確認してください。SQLDBAのコマンドラインでは二重引用符を使用すること、およびSQLDBAの動作環境ではファイル名が変換されることに注意してください。

原因: ALTER DATABASE CREATE DATAFILEを使用して、データファイル1を作成しようとしました。
処置: バックアップからファイルをリカバリするか、データベースを再作成してください。

  • ORA-1181 ORA-01181: 最後の既知のRESETLOGSより前に作成されたファイルstringは再作成できません

原因: 最後のRESETLOGSの前に存在していたデータファイルを、ALTER DATABASE CREATE DATAFILEを使用して再作成しようとしました。
処置: ファイルのバックアップを検出し、リカバリしてください。そのファイルが最初に作成されたときより前の時点まで、不完全リカバリを実行してください。

  • ORA-1182 ORA-01182: データベース・ファイルstringは作成できません - ファイルは使用中またはリカバリ中です

原因: オープン・インスタンスでオンラインのデータファイルまたはリカバリ中のデータファイルを、ALTER DATABASE CREATE DATAFILEを使用して再作成しようとしました。
処置: すべてのインスタンスでデータベースをクローズして、すべてのリカバリ・セッションを終了してください。

  • ORA-1183 ORA-01183: データベースを共有モードでマウントすることはできません

原因: 他のインスタンスが、排他モードでマウントされたデータベースを使用しています。
処置: 他のインスタンスを停止し、共有モードでマウントしてください。

  • ORA-1184 ORA-01184: ログ・ファイル・グループstringはすでに存在しています

原因: ALTER DATABASE ADD LOGFILEコマンドで指定した、新しいログのログ番号は、すでに使用されています。
処置: 別のログ・ファイル番号を指定するか、未使用の番号をデータベースに選択させてください。

  • ORA-1185 ORA-01185: ログ・ファイル・グループ番号stringが無効です

原因: ALTER DATABASE ADD LOGFILEコマンドで指定した、新しいログのログ番号が大きすぎます。
処置: 正しいログ・ファイル番号を指定してください。

原因: このデータファイルは、データベースの一部であることを保証するための検査を通過しませんでした。検査を通過しなかった理由は、付随するエラー・メッセージを調べてください。
処置: データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。その後、データベースをオープンするか、またはALTER SYSTEM CHECK DATAFILESコマンドを実行してください。

  • ORA-1187 ORA-01187: ファイルstringが検査を通過しなかったため、このファイルから読み込むことができません。

原因: このデータファイルは、データベースの一部であることを保証するための検査を通過しませんでした。検査を通過するまで読込みできません。
処置: データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。その後、データベースをオープンするか、またはALTER SYSTEM CHECK DATAFILESコマンドを実行してください。

  • ORA-1188 ORA-01188: ヘッダー内のブロック・サイズstringは物理ブロック・サイズstringと一致しません。

原因: CREATE CONTROLFILEに指定されたログ・ファイル・メンバーが、ログを作成するために最初に使用されたデバイスとはブロック・サイズが異なる物理デバイス上に存在しています。
処置: 正しいブロック・サイズのデバイスにファイルを移動するか、またはRESETLOGSオプションを使用してCREATE CONTROLFILEを実行してください。

  • ORA-1189 ORA-01189: 以前のファイルと異なるRESETLOGSからのファイルです。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンド中のこのファイルまたはそれ以前のすべてのファイルは、最新のRESETLOGSより前にバックアップされたものです。これは、そのファイルがオフラインであるか、または最新のRESETLOGSからオフラインであった場合にも発生する可能性があります。
処置: ファイルが、最新のRESETLOGSより前にオフラインになり、依然としてオフラインである場合は、CREATE CONTROLFILEコマンドからこのファイルを削除してください。データベースをオープンした後で、このファイルの名前を変更し、オンラインにしてください。それ以外の場合は、残りのデータファイルと一貫性のある該当ファイルのバージョンを確認し、コマンドを再実行してください。

  • ORA-1190 ORA-01190: 制御ファイルまたはデータファイルstringは最後のRESETLOGS以前のものです。

原因: ファイルのログ・リセット情報が制御ファイルと一致しないときに、データファイルを使用しようとしました。データファイルまたは制御ファイルは、ALTER DATABASE OPEN RESETLOGSを最後に実行する前に作成されたバックアップです。
処置: さらに新しいバックアップからファイルをリストアしてください。

  • ORA-1191 ORA-01191: ファイルstringはすでにオフラインです - 通常のオフライン操作はできません

原因: 正常な表領域をオフラインにしようとしたとき、表領域のファイルの1つがすでにオフラインになっていました。
処置: データファイルをオンラインにするか、または別の表領域にオフライン・オプションを使用してください。

  • ORA-1192 ORA-01192: 少なくとも1つの使用可能なスレッドが必要です。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンドラインに、1つ以上のスレッドから2つ以上のログ・ファイルを指定する必要があります。
処置: 欠落しているログ・ファイルを検出してください。検出されたログ・ファイルを新しくコマンドラインに指定して、コマンドを再試行してください。

  • ORA-1193 ORA-01193: ファイルstringはリカバリの開始時に存在したファイルと異なります。

原因: メディア・リカバリがファイル・ヘッダーを最後に検査したときにアクセスされたファイルは、異なるコピーでした。ファイルのバックアップがリストアされたか、またはリカバリ中にファイル名の意味が変更されました。
処置: 正しいファイルが使用可能であることを確認し、リカバリを再試行してください。

  • ORA-1194 ORA-01194: ファイルstringは一貫した状態にするためにさらにリカバリが必要です。

原因: 不完全リカバリ・セッションを開始しましたが、ファイルを一貫したものにするために適用するログ・ファイルの数が足りません。レポートされたファイルは、データベースによって以前オープンされてから、完全にクローズされていません。ファイルは更新される前の状態にリカバリする必要があります。不完全リカバリを実行する前に、バックアップからファイルをリストアしなかったためにエラーが発生した可能性があります。
処置: ファイルが一貫した状態になるまでログを適用し続けるか、またはより古いバックアップからファイルをリストアしてリカバリを繰り返してください。

  • ORA-1195 ORA-01195: ファイルstringのオンライン・バックアップは一貫した状態にするためにさらにリカバリが必要です

原因: 不完全リカバリ・セッションを開始しましたが、ファイルを一貫したものにするために適用するログ・ファイルの数が足りません。指摘されたファイルは、バックアップが終了した時点までリカバリする必要があるオンライン・バックアップ・ファイルです。
処置: ファイルが一貫した状態になるまでログを適用し続けるか、またはより古いバックアップからデータベース・ファイルをリストアして、リカバリを繰り返してください。

  • ORA-1196 ORA-01196: メディア・リカバリ・セッションでエラーが発生したためファイルstringは矛盾した状態にあります

原因: ファイルのリカバリ中に、リカバリが異常終了しました。このため、ファイルは一貫性のない状態です。このファイルのリカバリは、正常に実行できませんでした。
処置: ファイルが一貫した状態になるまでログを適用し続けるか、またはバックアップからファイルを再度リストアして、リカバリを繰り返してください。

原因: CREATE CONTROLFILEの実行中、ログに表示されたすべてのスレッドは、2つ以上のログ(最後のログおよび2番目のログ)によって指定される必要があります。指定したスレッドには、このような2つのログが含まれていません。
処置: 指定したスレッドからさらにログを見つけるか、RESETLOGSオプションを使用してCREATE CONTROLFILEを実行してください。

  • ORA-1198 ORA-01198: RESETLOGSではログ・ファイルにサイズを指定する必要があります。

原因: OPEN RESETLOGSオプション付きでCREATE CONTROLFILEを実行している場合は、すべてのログ・ファイルにファイル・サイズを指定する必要があります。
処置: 適切なログ・ファイル・サイズを指定して、コマンドを再実行してください。

  • ORA-1199 ORA-01199: ファイルstringはオンライン・バックアップ・モードではありません

原因: オンライン・バックアップ中でないファイルに対してオンライン・バックアップを終了しようとしました。
処置: コマンドは必要ないため、入力しないでください。

  • ORA-1200 ORA-01200: 実ファイル・サイズstringが正しいサイズstringブロックより小さくなっています。

原因: オペレーティング・システムが戻すファイル・サイズが、ファイル・ヘッダーと制御ファイルに示されているファイル・サイズより小さくなっています。ファイルは切り捨てられた可能性があります。不完全なコピーが原因である可能性があります。
処置: データファイルの正しいコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

  • ORA-1201 ORA-01201: ファイルstringのヘッダーで書込みに失敗しました。

原因: ファイル・ヘッダーのI/Oエラーがレポートされました。エラーが検出されたため、再実行されます。
処置: ファイルのリカバリが必要である可能性があります。別のエラー・メッセージで、必要な処置が示されます。

  • ORA-1202 ORA-01202: このファイルのインカネーションが無効です - 作成日時が一致しません

原因: ファイル・ヘッダー内の作成日付と制御ファイル内の作成日付が一致しません。削除されたファイルのコピーである可能性があります。
処置: データファイルの現行のコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

  • ORA-1203 ORA-01203: このファイルのインカネーションが無効です - 作成システム変更番号(SCN)が一致しません

原因: ファイル・ヘッダー内の作成SCNと制御ファイル内の作成SCNが一致しません。削除されたファイルのコピーである可能性があります。
処置: データファイルの現行のコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

  • ORA-1204 ORA-01204: ファイル番号はstringです(stringではない) - ファイルが無効です

原因: ファイル・ヘッダー内のファイル番号が正しくありません。同じデータベース内の無効なファイルのバックアップをリストアした可能性があります。
処置: 正しいデータファイルのコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

  • ORA-1205 ORA-01205: データファイルではありません - ヘッダー内のファイル型はstringです

原因: ヘッダー内のファイル型がデータファイルとして正しくありません。このファイルは、ログ・ファイルまたは制御ファイルです。型が0(ゼロ)以外の小さい正数でない場合、ヘッダーは破損しています。
処置: 正しいデータファイルのコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

  • ORA-1206 ORA-01206: ファイルはこのデータベースの一部ではありません - データベースIDが無効です

原因: ファイル・ヘッダー内のデータベースIDが制御ファイル内のデータベースIDと一致しません。データベースが異なるか、またはデータベース・ファイルではない可能性があります。データベースを再構築した場合、再構築前のファイルである可能性もあります。トランスポータブル表領域の機能を介して、別のデータベースからファイルがプラグインするときにこのエラーが表示される場合は、ファイル・ヘッダーのデータベースIDが予期したものと一致していないことに注意してください。
処置: 正しいデータファイルのコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

  • ORA-1207 ORA-01207: ファイルが制御ファイルより新しくなっています - 古い制御ファイルです

原因: データ・ファイル内の制御ファイル変更順序番号が、制御ファイル内の番号より大きくなっています。これは、誤った制御ファイルが使用されたことを示しています。このエラーが繰り返されると、実際の問題を修正しなくてもエラーが発生しなくなることに注意してください。データベースをオープンしようとするたびに、制御ファイル変更順序番号は十分な大きさになるまで更新されます。
処置: 現行の制御ファイルを使用するか、BACKUP CONTROLFILE RECOVERYを実行して制御ファイルを現行にしてください。BACKUP CONTROLFILE RECOVERYの実行に関するすべての制限事項に従ってください。

  • ORA-1208 ORA-01208: データファイルは古いバージョンです - 現在のバージョンにアクセスできません

原因: ファイル・ヘッダー内のチェックポイントが、制御ファイル内のチェックポイントより前のものです。別のインスタンスですでにオープンされているデータベースをオープンする場合、または別のインスタンスがこのファイルをオンラインにした場合、このインスタンスにアクセスされるファイルは、おそらく別のバージョンです。それ以外の場合は、ファイルの使用中にそのファイルのバックアップがリストアされた可能性があります。
処置: データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。その後、データベースをオープンするか、またはALTER SYSTEM CHECK DATAFILESコマンドを実行してください。

  • ORA-1209 ORA-01209: データファイルは最後のRESETLOGSより前のものです。

原因: ファイル・ヘッダー内のリセットログ・データと制御ファイルが一致しません。データベースがクローズされているか、ファイルがオフラインの場合、バックアップは、ALTER DATABASE OPEN RESETLOGSコマンドを最後に実行した時点よりも前に取得されたために、古いファイルです。別のインスタンスですでにオープンされているデータベースをオープンする場合、または別のインスタンスがこのファイルをオンラインにした場合、このインスタンスにアクセスされるファイルは、おそらく別のバージョンです。それ以外の場合は、ファイルの使用中にそのファイルのバックアップがリストアされた可能性があります。
処置: データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。その後、データベースをオープンするか、またはALTER SYSTEM CHECK DATAFILESコマンドを実行してください。

  • ORA-1210 ORA-01210: データファイル・ヘッダーにメディア欠陥があります。

原因: ファイル・ヘッダー・ブロックが内部的に矛盾しています。ブロックの先頭にはチェックサム付きのヘッダー、およびブロックの一貫性を保証する他のデータが存在します。最後のディスクの書込みが正常に行われなかった可能性があります。問題として最も可能性が高いのは、このファイルがデータベース用ではないということです。
処置: オペレーティング・システムで、データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。チェックサムのみが不当であることをトレース・ファイル・ダンプが示している場合、バックアップからファイルをリストアしてメディア・リカバリを行ってください。

  • ORA-1211 ORA-01211: Oracle7データファイルはOracle8に移行していません

原因: このファイルは、Oracle7で最後に使用されたファイルではありません。移行しようとするデータファイルが、移行前に取られたバックアップまたは移行ユーティリティ実行後にOracle7によってオープンされたデータベース・ファイルのいずれかです。データベースをOracle7からOracle8に移行するときは、移行プログラムがOracle7でそのデータベースにアクセスした最後のファイルである必要があります。移行が完了したときにOracle8がアクセスできるのは、現行のデータファイルのみです。
処置: オペレーティング・システム・レベルで、データベースに対して正しいデータファイルを使用可能にするか、Oracle7からOracle8への移行を繰り返してください。移行ユーティリティ実行後に、データベースがオープンしていないことを確認してください。

原因: MAXLOGMEMBERSが大きすぎるコマンドラインを指定しました。
処置: MAXLOGMEMBERSの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

原因: MAXINSTANCESが大きすぎるコマンドラインを指定しました。
処置: MAXINSTANCESの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

原因: MAXLOGHISTORYが大きすぎるコマンドラインを指定しました。
処置: MAXLOGHISTORYの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

  • ORA-1215 ORA-01215: CREATE CONTROLFILE文に使用可能なスレッドstringがありません。

原因: CREATE CONTROLFILE文が指定されましたが、それはデータベースで使用可能なすべてのスレッドをリストしていません。
処置: 使用可能なすべてのスレッドを含めて、CREATE CONTROLFILE文を再発行してください。

  • ORA-1216 ORA-01216: CREATE CONTROLFILE文のスレッドstringを使用不可にする必要があります。

原因: CREATE CONTROLFILEに指定されたスレッドは使用可能ですが、データファイルは、そのスレッドが使用不可であることを示しています。これは、CREATE CONTROLFILEに指定されたログが(スレッドを使用不可にする前から)古い可能性があります。
処置: データベースの実行に、このスレッドは不要です。問題のあるスレッドを使用せずにCREATE CONTROLFILE文を再発行できます。必要に応じて、データベースがオープンした後にスレッドを再作成してください。

  • ORA-1217 ORA-01217: ログ・ファイル・メンバーは異なるログ・ファイル・グループに属しています

原因: CREATE CONTROLFILEに指定した複数メンバーのログ・ファイル・グループのメンバーが、以前のメンバーと同じグループの一部ではありません。
処置: CREATE CONTROLFILEコマンドに指定したメンバーを、正しいメンバーに修正してください。

  • ORA-1218 ORA-01218: ログ・ファイル・メンバーが同じ時点のものではありません

原因: 複数メンバーのログ・ファイル・グループのメンバーが、異なる時点のものです。指定されたメンバーの1つが、ログの(バックアップ)コピーより古い可能性があります。
処置: 正しいバージョンのログを見つけるか、またはCREATE CONTROLFILEコマンドから削除してください。

  • ORA-1219 ORA-01219: データベースがオープンしていません: 固定の表/ビューに対する問合せのみ可能です

原因: データベースがオープンされる前に、固定の表/ビューとして認識されていないオブジェクトに対し、問合せが発行されました。
処置: 固定のオブジェクトのみに対する問合せを修正するか、データベースをオープンしてください。

  • ORA-1220 ORA-01220: データベースのオープン前のファイル・ベースのソートは無効です。

原因: データベースがオープンされる前に、ソート用の一時セグメントが必要な表またはビューに対し問合せが発行されました。データベースがオープンされる前は、メモリー内のソートのみが可能です。
処置: 大規模なソートをしないように問合せを修正し、SORT_AREA_SIZEまたはSORT_AREA_RETAINED_SIZE初期化パラメータ(あるいはその両方)の値を増やして、メモリー内でソートできるようにしてください。

  • ORA-1221 ORA-01221: データファイルstringはバックグラウンド・プロセスに対して同一ファイルではありません。

原因: DBWRがデータファイルをオープンする際、フォアグラウンドでリカバリを行う物理ファイルと異なるファイルにアクセスしました。フォアグラウンドで設定されるタイムスタンプは、バックグラウンドでは見つかりません。バックグラウンド・プロセスがそのファイルを読んでいない可能性があります。
処置: DBWRトレース・ファイルの中を見て、ファイル・ヘッダーの読込みの際に受け取ったエラーを調べてください。バックグラウンド・プロセスによって同一のファイルが正常にそのファイル名でオープンする必要があれば、オペレーティング・システムの再構成を行ってください。

  • ORA-1222 ORA-01222: stringのMAXINSTANCESは少なくともstringのMAXLOGFILESが必要です(stringではない)。

原因: REDOの1スレッド当たり、2つ以上のログ用の領域のないデータベースまたは制御ファイルを作成しようとしました。REDOのスレッドを使用可能にするには、このスレッドが2つのオンライン・ログを持つ必要があります。そのログでサポートできる数以上のREDOのスレッドを許可することは、意味がありません。
処置: MAXINSTANCES引数を減らすか、MAXLOGFILESの値を増やしてください。

  • ORA-1223 ORA-01223: 新規データベース名を設定するにはRESETLOGSを指定する必要があります

原因: CREATE CONTROLFILEでSET DATABASE NAMEオプションが指定されましたが、RESETLOGSは指定されませんでした。データベース名は、RESETLOGSを使用してデータベースをオープンするときのみ変更できます。
処置: CREATE CONTROLFILEに対し、RESETLOGSオプションを追加するか、SETオプションを削除してください。

  • ORA-1224 ORA-01224: ヘッダー内のグループ番号stringはGROUPstringと一致しません。

原因: CREATE CONTROLFILEで指定されたグループ番号が、ヘッダー中のグループ番号と一致していません。指定が誤っている可能性があります。
処置: GROUPオプションを指定しないか、正しいGROUPオプションを指定してください。

  • ORA-1225 ORA-01225: スレッド番号stringがMAXINSTANCESstringより大きいです。

原因: スレッド番号にMAXINSTANCESより大きい値を指定しました。
処置: MAXINSTANCESに、より大きい値を指定してから再試行してください。

  • ORA-1226 ORA-01226: ログ・メンバーのファイル・ヘッダーが他メンバーと矛盾しています。

原因: 付随するエラー・メッセージのログ・ファイル・メンバーは、以前のメンバーと同じグループですが、ヘッダー中の他のフィールドとは異なっています。ファイル・ヘッダーが破損しているか、いくつかのファイルが削除されたログのメンバーとなっている可能性があります。
処置: 正しいログ・メンバーを見つけるか、またはこのメンバーをコマンドから削除してください。

原因: 付随するエラー・メッセージに示されたログ・ファイルは、CREATE CONTROLFILEコマンドに指定されているログの内容と一貫性がありません。ファイル・ヘッダーが破損しているか、またはいくつかのファイルが現行バージョンより古いコピーである可能性があります。ログ・ファイルの一貫性になんらかの問題があることが根本原因であるため、直接の原因は表示されたログ・ファイルではない場合もあります。コマンド中にリストされるすべてのログ・ファイルは、現行バージョンのオンライン・ログである必要があります。
処置: 正しいオンライン・ログを見つけるか、またはRESETLOGSオプションを使用してください。

  • ORA-1228 ORA-01228: SET DATABASEオプションは初期データベースをインストールする必要があります

原因: 初期データベースのインストール時に、CREATE CONTROLFILEコマンド中にSET DATABASEオプションが含まれていませんでした。データベースは複数のサイトでインストールされるため、データベースIDを持っていません。各サイトでは、それぞれ固有のデータベースIDが必要となります。SET DATABASEとRESETLOGSオプションの両方を、このデータベースの制御ファイル作成のために指定する必要があります。
処置: SET DATABASEとRESETLOGSオプションを指定して、コマンドを再実行してください。

  • ORA-1229 ORA-01229: データファイルstringがログと矛盾しています。

原因: このエラーとともに出力されたその他のエラー・メッセージが示すデータファイルは、CREATE CONTROLFILEコマンドに指定されているログの内容と一貫性がありません。コマンドに対して1つ以上のオンライン・ログを指定していない可能性があります。また、指定されている場合でも、そのバージョンが現行バージョンより古いことが考えられます。すべてのオンライン・ログ・ファイルは、コマンド中にリストされる必要があり、また現行バージョンのオンライン・ログである必要があります。
処置: 正しいオンライン・ログを見つけるか、またはRESETLOGSオプションを使用してください。

  • ORA-1230 ORA-01230: 読取り専用にできません - ファイルstringがオフラインです。

原因: 表領域を読込み専用にしようとした際に、そのファイルの1つがオフラインでした。
処置: ファイルをオンラインにして、このコマンドを再試行してください。

  • ORA-1231 ORA-01231: 読取り/書込みにできません - ファイルstringがオフラインです

原因: 表領域を読込み/書込み両用にしようとした際に、そのファイルの1つがオフラインでした。
処置: ファイルをオンラインにして、このコマンドを再試行してください。

  • ORA-1232 ORA-01232: オンライン・バックアップを開始できません - ファイルstringは読取り専用になっています

原因: オンライン・バックアップを開始しようとしましたが、ファイルの1つが読込み専用モードへ推移中です。
処置: ALTER DATABASE BEGIN BACKUPコマンドを実行する場合は、この推移が終了してからコマンドを再試行してください。ALTER TABLESPACE BEGIN BACKUPコマンドを実行する場合は、BEGINまたはENDコマンドを使用せずにバックアップを実行してください。

  • ORA-1233 ORA-01233: ファイルstringは読取り専用です - バックアップの制御ファイルを使用してリカバリできません。

原因: バックアップ制御ファイルを使用してメディア・リカバリを実行しようとしましたが、ファイルの1つが読込み専用とマークされています。通常、読込み専用ファイルをリカバリする必要はありませんが、バックアップ制御ファイルでのリカバリは、すべてのオンライン・ファイルをリカバリする必要があります。
処置: ファイルが読込み専用の場合、リカバリ前にそのファイルをオフラインにし、データベースがオープンしてから読込み専用の表領域をオンラインにしてください。ファイルをリカバリする必要がある場合は、ファイルが読込み/書込み両用になったときからの制御ファイルを使用してください。正しい制御ファイルが使用可能でない場合、CREATE CONTROLFILEを使用して制御ファイルを作成してください。

  • ORA-1234 ORA-01234: ファイルstringのバックアップが終了できません - ファイルが使用中またはリカバリ中です

原因: ファイルがビジーなときに、ファイルのオンライン・バックアップを終了させようとしました。リカバリや名前の変更などの操作がアクティブになっているか、このファイルがオンラインの状態でデータベースをオープンさせたインスタンスが存在する可能性があります。
処置: データベースをオープンさせたインスタンスがある場合、ALTER TABLESPACEコマンドを使用して、そこでバックアップを終了できます。それ以外の場合は、その他の操作の完了を待ってください。

  • ORA-1235 ORA-01235: END BACKUPはstringファイルで失敗しましたが、stringでは正常に終了しました

原因: END BACKUPコマンドの1つまたは複数のファイルが失敗しました。同じコマンド中のその他のいくつかのファイルは成功しました。
処置: バックアップが終了しなかった理由については、付随するエラー・メッセージを参照してください。エラー・メッセージにリストされていないファイルは、成功しています。

  • ORA-1236 ORA-01236: ファイル・ヘッダー・アクセスの初期化処理中にエラーstringが発生しました

原因: 示されたエラーが、ファイル・ヘッダーの初期化処理中に発生しました。
処置: 示されたエラーを修正してください。さらに遅いアクセス・アルゴリズムを使用して、このエラーからのリカバリを試行してください。

原因: サイズ変更中に、オペレーティング・システム・エラーが発生しました。
処置: オペレーティング・システム・エラーを修正してから、コマンドを再試行してください。

原因: サイズ変更中に、オペレーティング・システム・エラーが発生しました。
処置: このエラーは無視され、操作は正常に続行します。

  • ORA-1239 ORA-01239: 外部キャッシュを使用するには、データベースをARCHIVELOGモードに設定する必要があります。

原因: オンライン・ファイルで外部キャッシュを使用しましたが、データベースがNOARCHIVELOGモードでした。外部キャッシュにはメディア・リカバリが必要な場合もあるため、これは許可されません。
処置: データベースをARCHIVELOGモードに変更するか、または外部キャッシュを使用しないでください。

  • ORA-1240 ORA-01240: 1つのコマンドで追加するデータファイルが多すぎます。

原因: コマンドに指定されたデータファイルの数が、1つのコマンドで追加できる数を超えました。すべてのファイル名を1つのログ・エントリに組み込む必要がありますが、その場合はエントリが大きくなりすぎます。
処置: CREATE TABLESPACEコマンドの場合、ファイルの数を減らして作成し、後で他のファイルを追加してください。ADD DATAFILEコマンドの場合は、複数のコマンドに分割してください。

  • ORA-1241 ORA-01241: 外部キャッシュが再起動された可能性があります。

原因: 外部キャッシュが再起動された可能性があります。
処置: エラー・スタック内の該当ファイルをオフラインにして、メディア・リカバリを行い、そのファイルをオンラインに戻してから操作を再試行してください。また、すべてのインスタンスを再起動して、一貫した外部キャッシュを介してインスタンスがすべてのデータファイルに確実にアクセスすることも確認できます。

  • ORA-1242 ORA-01242: データファイルのメディア障害が発生しました: データベースはNOARCHIVELOGモードです

原因: データベースがNOARCHIVELOGモードで、メディア障害のためデータベース・ファイルがアクセス不能であることが判明しました。
処置: エラー・スタック内の該当ファイルのアクセス権限を正しく設定し、インスタンスを再起動してください。

  • ORA-1243 ORA-01243: システム表領域ファイルにメディア障害が起こりました。

原因: システム表領域ファイルが、メディア障害によってアクセス不能であることが判明しました。
処置: エラー・スタック内の該当ファイルのアクセス権限を正しく設定し、インスタンスを再起動してください。

  • ORA-1244 ORA-01244: メディア・リカバリによって名前なしデータファイルが制御ファイルに追加されました

原因: 再作成された制御ファイルまたはバックアップ制御ファイルを使用したメディア・リカバリで、制御ファイルにないデータファイルが作成されました。新しいデータファイル用の制御ファイルにエントリが1つ追加されます。このファイル名はUNNAMEDnnnnとなり、nnnnはファイル番号です。ファイルの作成に使用された元のファイル名は、付随するエラー・メッセージでわかります。
処置: 有効なファイル名に変更し、リカバリを再開してください。必要に応じて、ALTER DATABASE CREATE DATAFILEコマンドを使用し、リカバリに適したファイルを作成して名前を変更してください。ファイルをリカバリしない場合は、FOR DROPオプションを指定してそのファイルをオフラインにしてください。

  • ORA-1245 ORA-01245: RESETLOGSが行われるとオフライン・ファイルstringが失われます。

原因: オフラインであるため失われる可能性があるファイルを使用して、OPEN RESETLOGSを実行しようとしました。このファイルは、FOR DROPオプションを指定してオフラインにされていません。
処置: ファイルをオンラインにしてリカバリするか、FOR DROPオプションを指定してファイルをオフラインにしてください。

  • ORA-1246 ORA-01246: 表領域stringのTSPITRを使用してファイルをリカバリします。

原因: 付随するエラーに示されるファイルは、この表領域に対して表領域のPoint-in-Timeリカバリが行われる前に作成されたバックアップです。これらのファイルは、Point-in-Timeリカバリ後の状態にリカバリすることはできません。
処置: さらに新しいバックアップをリストアして、それらをリカバリしてください。

  • ORA-1247 ORA-01247: 表領域stringのTSPITRを使用してデータベースをリカバリします。

原因: データベース全体をリカバリしようとしましたが、表領域のPoint-in-Timeリカバリが行われたことをREDOが示しています。表領域内のファイルの新規バージョンがリカバリに組み込まれている必要がありますが、組み込まれていませんでした。
処置: 表領域をリカバリしない場合は、表領域内のファイルをオフラインにして削除してください。リカバリする必要がある場合は、その後に、必要に応じてリストアまたは名前の変更を行い、リカバリを再始動してください。

  • ORA-1248 ORA-01248: ファイルstringが不完全リカバリの未来の時刻で作成されました。

原因: 不完全リカバリのUNTIL時より後に最初に作成された制御ファイルのファイル・エントリで、RESETLOGSオープンを試行しました。このようなエントリを許可すると、この時点で必要なファイルのバージョンを隠してしまう可能性があります。ファイル番号は、RESETLOGSが使用されていれば失われているはずの別のファイルに使用されている可能性があります。
処置: さらにリカバリを行う必要があれば、ファイルの作成時になるまでREDOを適用してください。ファイルを必要とせず、リカバリの停止時に同じファイル番号が使用されていない場合は、FOR DROPオプションでファイルをオフラインにできます。それ以外の場合は、RESETLOGSを使用するには別の制御ファイルが必要です。他のバックアップのリストアおよびリカバリ、またはCREATE CONTROLFILEを使用した制御ファイルの作成ができます。

  • ORA-1249 ORA-01249: クローン・データベースでのアーカイブはできません

原因: オンラインREDOログをアーカイブしようとしたか、またはクローン・データベースのアーカイブを使用可能にしようとしました。
処置: クローンからアーカイブしないでください。アーカイブ・ログの宛先は簡単にプライマリ・データベースの宛先と同じにして、アーカイブしたログを破棄できます。アーカイブが必要な場合は、データベースをクローンとしてではなく再作成してください。

  • ORA-1250 ORA-01250: ファイル・ヘッダー・アクセスの終了時にエラーstringが発生しました。

原因: ファイル・ヘッダー処理の終了中に、示されたエラーが発生しました。エラーは、書込みエラーではありませんでした。
処置: 示されたエラーを修正してください。

  • ORA-1251 ORA-01251: ファイル番号stringに対して読み取られたファイル・ヘッダーのバージョンは不明です。

原因: ファイル・ヘッダーの読込みがレコードを戻しましたが、そのバージョンが不明です。ヘッダーが破損しているか、またはファイルが有効なデータベース・ファイルではありません。
処置: オペレーティング・システムで正しいファイルをデータベースで使用可能にするか、ファイルをリカバリしてください。

  • ORA-1252 ORA-01252: 書込みを防止できません - Recovery Managerがファイルstringのバックアップ中です

原因: 表領域を読込み専用または通常オフラインにしようとしましたが、Recovery Managerプロキシ・バックアップが実行中です。ファイルがオフラインまたは読込み専用の場合、バックアップの完了時に、ファイル・ヘッダーを更新できません。
処置: Recovery Managerバックアップの完了を待って、このコマンドを再試行してください。

  • ORA-1253 ORA-01253: オンライン・バックアップを開始できません - Recovery Managerがファイルstringのバックアップ中です

原因: Recovery Managerが、指定されたファイルをバックアップしています。
処置: Recovery Managerプロキシ・バックアップの完了を待ってから、別のバックアップを開始してください。

  • ORA-1254 ORA-01254: オンライン・バックアップを終了できません - Recovery Managerがファイルstringのバックアップ中です

原因: Recovery Managerが、指定されたファイルをバックアップしています。
処置: Recovery Managerプロキシ・バックアップの完了を待ってください。手動でRecovery Managerのバックアップ・モードを開始または終了しないでください。

  • ORA-1255 ORA-01255: シャットダウンできません - Recovery Managerがファイルstringのバックアップ中です

原因: 正常に停止しようとしましたが、Recovery Managerバックアップが実行中です。
処置: Recovery Managerプロキシ・バックアップの完了を待って、このコマンドを再試行してください。

  • ORA-1256 ORA-01256: データベース・ファイルstringのロックでエラーが発生しました。

原因: ファイルは、他のデータベース・インスタンスによって使用中です。
処置: どのデータベース・インスタンスがこのファイルを所有しているかを確認してください。

  • ORA-1257 ORA-01257: ファイル・サイズが不明のため、データベース・ファイルstringを再利用できません。

原因: RAWパーティションのサイズを判断できません。
処置: SIZEパラメータを指定して、データファイル/ログ・ファイルを追加してください。

原因: DROP TABLESPACE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILESまたはALTER DATABASE TEMPFILE DROP INCLUDING DATAFILESの操作で、データベース内のテンポラリ・ファイルを削除できませんでした。
処置: ファイルの削除を妨げているオペレーティング・システム・エラーが、後続のエラーに表示されます。可能であれば、問題を修正し、手動でそのファイルを削除してください。

原因: DROP TABLESPACE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILESの操作で、表領域内のデータファイルを削除できませんでした。
処置: ファイルの削除を妨げているオペレーティング・システム・エラーが、後続のエラーに表示されます。可能であれば、問題を修正し、手動でそのファイルを削除してください。

  • ORA-1260 ORA-01260: 警告: END BACKUPは成功しましたが、一部のファイルがバックアップ・モード外です

原因: オンライン・バックアップ・モードのすべてのファイルに関するEND BACKUPが正常に終了しました。しかし、変更可能な1つ以上のファイルがオンライン・バックアップ・モードでないことが判明しました。これらのファイルのバックアップは(作成されていたとしても)無効な場合があります。また、リストアを実行するとデータベースの一貫性が損われるおそれがあります。
処置: アラート・ログを調べ、バックアップ・モードでないことが判明したファイルのリストを確認してください。オンライン・バックアップの実行中にそれらのファイルが変更された可能性がある場合は、該当ファイルのバックアップを新しいバックアップに置き換えてください。

  • ORA-1261 ORA-01261: パラメータstringの接続先文字列を変換できません。

原因: 指定されたパラメータ値に、変換できない接続先文字列が含まれています。
処置: 指定されたパラメータで有効な接続先文字列を使用してください。

  • ORA-1262 ORA-01262: 統計がファイルの接続先ディレクトリで失敗しました。

原因: Oracle Managed Filesの接続先ディレクトリについての情報を取得できません。
処置: ディレクトリに対する権限を確認するか、または別のディレクトリ名を使用してください。

  • ORA-1263 ORA-01263: ファイルの接続先ディレクトリに指定された名前が無効です。

原因: Oracle Managed Filesの接続先に指定された名前が、ディレクトリに対応していません。
処置: 別の名前を使用してください。

原因: Oracle管理ファイル名を作成できません。
処置: 直前のエラーで、Oracleがファイル名を作成できなかった原因を確認してください。修正措置として、可能であれば、コマンドを再試行してください。

原因: エラーのため、ファイルを削除できませんでした。
処置: 後続のエラー・メッセージで、ファイルの削除を妨げているオペレーティング・システム・エラーの説明を参照してください。可能であれば、問題を修正し手動でファイルを削除してください。

原因: Oracle Managed Files用の一意のファイル名を作成できません。Oracleは、いくつかの名前で作成を試みましたが、各ファイル名は、そのファイル・タイプのデフォルトの接続先ディレクトリで、すでに使用中でした。
処置: 操作を再試行してください。失敗した場合は、そのファイル・タイプに対するデフォルトの接続先ディレクトリを変更した後、再試行してください。

原因: 一意のファイル名を作成しようとしたときに、日付/時間を取得できませんでした。
処置: 内部エラーです。Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-1268 ORA-01268: 永続TABLESPACEの変更のためのTEMPFILE句が無効です。

原因: ALTER TABLESPACEで、永続表領域に対してTEMPFILE句が指定されました。
処置: DATAFILE句を使用して、再試行してください。

原因: DB_CREATE_FILE_DEST、DB_CREATE_ONLINE_LOG_DEST_nまたはDB_RECOVERY_FILE_DESTパラメータの値が長すぎます。
処置: 接続先の値を、より短い文字列で指定したパラメータに変更してください。

  • ORA-1270 ORA-01270: STANDBY_PRESERVES_NAMESがTRUEの場合、string操作はできません。

原因: スタンバイ・データベースでSTANDBY_PRESERVES_NAMESにTRUEが設定されているときに、ファイルの名前の変更、ファイルの追加または削除を試行しました。
処置: この操作が必要な場合は、STANDBY_PRESERVES_NAMESにFALSEを設定してください。

  • ORA-1271 ORA-01271: ファイルstringの新規ファイル名を作成できません。

原因: スタンバイ・データベースのリカバリ中に、示されているファイルに対する新しいファイル名を作成しようとしてエラーが発生しました。
処置: ALTER DATABASE CREATE DATAFILEコマンドに新しく一意の名前を使用し、その後、スタンバイ・データベースのリカバリを再開してください。

  • ORA-1272 ORA-01272: ファイル名が与えられている場合のみ、REUSEが使用可能です。

原因: コマンドで、ファイル名を指定せずにREUSEパラメータを指定しました。
処置: ファイル名を指定するか、またはREUSEパラメータを削除してください。

  • ORA-1273 ORA-01273: STANDBY_FILE_MANAGEMENT = AUTOは、COMPATIBLE = string以上に設定する必要があります。

原因: COMPATIBLE初期化パラメータには、STANDBY_FILE_MANAGEMENTにAUTOを設定するための適切な値が設定されていません。
処置: COMPATIBLEに適切なリリースを設定して、インスタンスを再起動してください。

  • ORA-1274 ORA-01274: データファイル'string'を追加できません - ファイルを作成できませんでした

原因: スタンバイ・ファイル管理の自動化が無効になっていたため、追加されたファイルはスタンバイ・データベースに自動作成できませんでした。作成しようとして発生したエラーが、別のメッセージに表示されます。そのファイルに対する制御ファイルのエントリは「UNNAMEDnnnnn」という書式で出力されます。
処置: ALTER DATABASE CREATE DATAFILE文を使用して該当のファイルを作成するか、STANDBY_FILE_MANAGEMENTにAUTOを設定してスタンバイ・リカバリを再実行してください。

  • ORA-1275 ORA-01275: 操作stringは、スタンバイ・ファイル管理が自動の場合は使用できません。

原因: スタンバイ・データベースでSTANDBY_FILE_MANAGEMENTにAUTOが設定されているときに、ファイルの名前の変更、ファイルの追加または削除を試行しました。
処置: この操作が必要な場合は、STANDBY_FILE_MANAGEMENTをMANUALに設定してください。

  • ORA-1276 ORA-01276: ファイルstringは追加できません。ファイルにOracle Managed Filesのファイル名があります。

原因: Oracle管理ファイル名を使用して、データベースにデータファイル、ログ・ファイル、制御ファイル、スナップショット制御ファイル、バックアップ制御ファイル、データファイル・コピー、制御ファイル・コピーまたはバックアップ・ピースを追加しようとしました。
処置: 新しいファイル名で操作を再試行してください。

原因: ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO TRACE AS 'filename'コマンドに、すでに使用されているファイル名が指定されています。
処置: 別のファイル名を指定するか、REUSEパラメータをコマンドに追加して、既存のファイルを上書きしてください。

原因: ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO TRACE AS 'filename'コマンドに指定されたトレース・ファイルの作成中に、オペレーティング・システム・エラーが発生しました。
処置: 詳細情報については、エラー・スタックを確認してください。

原因: db_filesの値が大きすぎるため、システムでサポートできません。
処置: db_filesの値を小さくしてください。

原因: LogMinerに内部エラーが発生しました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: StartSCNがEndSCNより大きい値になっているか、SCN指定子が有効ではありません。
処置: 有効なSCN範囲を指定してください。

原因: startTimeの値がendTimeの値よりも大きい、startTimeまたはendTimeに2110年より後の年が設定されている、あるいはstartTimeに1988年より前の年が設定されている可能性があります。
処置: 有効な日付範囲を指定してください。

原因: 指定されたオプション・パラメータが、プロシージャに対して無効です。
処置: 有効なオプション・パラメータを指定してください。

原因: ファイルまたはディレクトリが存在しないか、アクセス不能です。パス名の長さが256文字を超えています。
処置: ファイルおよびディレクトリが存在し、アクセス可能なことを確認してください。

原因: ファイルまたはディレクトリが存在しないか、アクセス不能です。
処置: 有効なファイルまたはディレクトリを指定してください。また、ファイルおよびディレクトリがアクセス可能であることを確認してください。

原因: 設定された一連のオプションが機能するためには、開始時間または開始SCNが指定されている必要があります。
処置: 時間またはSCNの開始範囲を指定してください。

  • ORA-1287 ORA-01287: stringは別のデータベース・インカネーションからのファイルです

原因: このログ・ファイルは、データベースの異なるインカネーションによって作成されたものです。
処置: 同じインカネーションによって作成されたログ・ファイルを追加してください。

  • ORA-1288 ORA-01288: このDDLはLogMinerディクショナリに適用できません

原因: LogMinerでサポートされていないコマンドがログ・ファイルにあります。データベースのキャラクタ・セットを変更するコマンドは、LogMinerではサポートされていません。ALTER DATABASE SET TIME_ZONEはLogMinerではサポートされていません。
処置: Streams、ロジカル・スタンバイまたはLogMinerを使用する場合は、サポートされていないコマンドを実行しないでください。DDLトラッキングをオフにし、LogMinerでサポートされていないコマンドをスキップします。

  • ORA-1289 ORA-01289: 重複するログ・ファイルstringを追加できません。

原因: 指定されたログ・ファイルは、すでにログ・ファイルのリストに追加されています。
処置: 別のログ・ファイルを指定してください。

  • ORA-1290 ORA-01290: リストにないログ・ファイルstringを削除できません。

原因: リストにないログ・ファイルを削除しようとしました。
処置: 有効なログ・ファイルを指定してください。

原因: 時間に対応していないログ・ファイルがあるか、または指定されたSCNの範囲で、リストに追加されていないログ・ファイルがあります。
処置: V$LOGMNR_LOGSビューで、SCNの範囲外にあるものを確認し、必要なログ・ファイルを追加してください。

  • ORA-1292 ORA-01292: 現行のLogMinerセッションにログ・ファイルが指定されていません。

原因: 現行のLogMinerセッションにログ・ファイルが指定されていません。
処置: 少なくとも1つのログ・ファイルを指定してください。

  • ORA-1293 ORA-01293: 指定したLogMinerオプションには、マウントされたデータベースが必要です

原因: 指定したオプションの場合、データベースがマウントされている必要があります。
処置: 別のオプションを使用するか、データベースをマウントしてください。

  • ORA-1294 ORA-01294: ディクショナリ・ファイルstringで情報を処理中、エラーが発生しました。破損の可能性があります。

原因: ディクショナリ・ファイルが破損しています。
処置: 新しいディクショナリ・ファイルを取得してください。

  • ORA-1295 ORA-01295: ディクショナリstringとログ・ファイルでDB_IDが一致しません。

原因: ディクショナリ・ファイルは、ログ・ファイルを作成したデータベースとは異なるデータベースが作成したものです。
処置: 適合するディクショナリ・ファイルを指定してください。

  • ORA-1296 ORA-01296: ディクショナリstringとログ・ファイルでキャラクタ・セットが一致しません。

原因: ディクショナリ・ファイルを生成したデータベースのキャラクタ・セットは、ログ・ファイルを生成したデータベースのキャラクタ・セットと異なります。
処置: キャラクタ・セットが一致するディクショナリ・ファイルを指定してください。

  • ORA-1297 ORA-01297: ディクショナリstringとログ・ファイルでREDOバージョンが一致しません

原因: ディクショナリを生成しているデータベースのREDOバージョンが、ログ・ファイルを生成しているものと異なります。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1298 ORA-01298: ディクショナリ・オプションが競合しています

原因: 複数のディクショナリ・ソースが指定されたか、DDL_DICT_TRACKINGがDICT_FROM_ONLINE_CATALOGとともに指定されました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1299 ORA-01299: ディクショナリstringは別のデータベース・インカネーションに対応します

原因: ディクショナリ・ファイルは、データベースの異なるインカネーションから抽出されました。
処置: 適切なデータベースのインカネーションから抽出したディクショナリ・ファイルを指定してください。

  • ORA-1300 ORA-01300: 指定したLogMinerオプションには、書込み可能なデータベースが必要です

原因: 指定したオプションの場合、データベースが書込み可能でなければなりません。
処置: 別のオプションを設定するか、データベースを書込み用アクセスでオープンしてください。

  • ORA-1301 ORA-01301: フラット・ファイルの作成時に、ファイルの書込みエラーが発生しました

原因: フラット・ファイルの作成中にファイルへの書込みエラーが発生しました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1302 ORA-01302: ディクショナリ作成オプションが欠落しているか、または正しくありません

原因: ディクショナリの作成に必要なオプションが欠落しているか、オプションの設定が無効です。
処置: BUILD TO REDO LOGまたはBUILD TO FLAT FILEを指定してください。BUILD TO FLAT FILEを指定する場合は、ファイル名とディレクトリも指定する必要があります。

  • ORA-1303 ORA-01303: 下位プロセス・エラー: number。アラート・ログとトレース・ログを確認してください

原因: このLogminerプロセスの下位プロセスが、このエラー状態で終了しました。
処置: 追加情報は、アラート・ログおよびトレース・ファイル内でこのエラーを検索してください。

  • ORA-1304 ORA-01304: 下位プロセス・エラー。アラート・ログとトレース・ログを確認してください

原因: このLogminerプロセスの下位プロセスが、エラー状態で終了しました。
処置: 詳細は、アラート・ログおよびトレース・ファイルを調べてください。

  • ORA-1306 ORA-01306: dbms_logmnr.start_logmnr()は、v$logmnr_contentsから選択する前に起動する必要があります。

原因: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()プロシージャを起動する前に、V$LOGMNR_CONTENTSビューからのSELECTが発行されました。
処置: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()プロシージャを起動した後で、V$LOGMNR_CONTENTSビューからのSELECTを発行してください。

  • ORA-1307 ORA-01307: LogMinerセッションは現在アクティブではありません。

原因: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()プロシージャを起動する前に、V$LOGMNR_CONTENTSビューからのSELECTが発行されました。あるいは、DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()またはDBMS_LOGMNR.ADD_LOGFILE()をコールする前に、DBMS_LOGMNR.END_LOGMNR()をコールしました。
処置: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()プロシージャを起動した後で、V$LOGMNR_CONTENTSビューからのSELECTを発行してください。

  • ORA-1308 ORA-01308: 初期化パラメータ utl_file_dirが設定されていません。

原因: 初期化ファイルにutl_file_dirが設定されていません。
処置: utl_file_dirを適切なディレクトリに設定してください。

原因: 指定されたLogminerセッションIDまたはセッション・ハンドルが無効です。
処置: 有効なLogminerセッションIDまたはセッション・ハンドルを使用してください。

  • ORA-1310 ORA-01310: リクエストされた戻り型はlcr_mine関数でサポートされていません。

原因: リクエストされた戻り型は、lcr_mine関数でサポートされていません。
処置: lcr_mine関数でサポートされている戻り型を指定してください。

原因: SYS.X$LOGMNR_CONTENTSまたはSYS.V$LOGMNR_CONTENTS固定表/固定ビューのredo_valueまたはundo_value以外の列で、mine_value関数を使用しようとしました。
処置: mine_valueを正しく実行できるように、SQL文を修正してください。

原因: lcr_mineコールで指定された表または列が、所定のSCNに存在しません。表や列を正しく識別するには、lcr_mineに対して指定されたSCNの先頭に、表や列が定義されている必要があります。
処置: SCNの先頭で表定義を使用できるようにLogMinerセッションを作成してください。

  • ORA-1313 ORA-01313: LogMinerディクショナリ列型が指定された型と異なります。

原因: lcr_mineコールで、その列に対して指定された戻り型が、その列の実際の型と異なります。
処置: 正しい戻り型でlcr_mineを起動するように修正してください。

  • ORA-1314 ORA-01314: 調べられる列の名前は、文字列リテラルに設定する必要があります。

原因: LogMiner関数によって調べられる列の完全修飾名は、文字列リテラルに設定する必要があります。
処置: 調べられる列の完全修飾名がa.b.c.dである場合、列名を'a.b.c.d'のようにして、引用符で囲んでください。

  • ORA-1315 ORA-01315: 選択中にログ・ファイルが追加または削除されました。

原因: V$LOGMNR_LOGS固定ビューでの選択中に、REDOログ・ファイルが追加または削除されました。
処置: V$LOGMNR_LOGSビューで、SQLのSELECT文を再発行してください。

原因: すでにLogMinerセッションにアタッチしているときに、LogMinerアタッチ・セッションが発行されました。
処置: 現行のLogMinerセッションから切断し、要求されたセッションにアタッチしてください。

原因: アタッチされたLogMinerセッションが必要なコマンドまたはプロシージャが実行されました。
処置: コマンドまたはプロシージャを実行する前に、LogMinerセッションにアタッチしてください。

原因: 無効なセッション属性が指定されました。
処置: 有効なセッション属性で再発行してください。

原因: 無効なLogMinerディクショナリ属性が指定されました。
処置: 有効なディクショナリ属性で再発行してください。

  • ORA-1321 ORA-01321: リクエストされた開始SCNにLogMinerディクショナリがありません

原因: リクエストされたセッション開始SCNが使用可能なLogMinerディクショナリ作成のSCNより小さくなっています。LogMinerディクショナリをリクエストされた開始SCNまで戻せません。
処置: LogMinerディクショナリが使用可能な開始SCNでstart_logminerリクエストを再発行してください。

原因: LogMinerのinclude_src_tbl()またはexclude_src_table()に対して、存在しない表が指定されました。
処置: 有効な表名で再発行してください。

原因: 無効な状態から、LogMinerルーチンがコールされました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1324 ORA-01324: DB_IDが一致しないため、ファイルstringを追加できません。

原因: これまでにリストに追加されたログ・ファイルとは異なるデータベースによって作成されたログ・ファイルです。
処置: 同じデータベースによって作成されたログ・ファイルを指定してください。

  • ORA-1325 ORA-01325: logstreamに組み込むためにはアーカイブ・ログ・モードを使用可能にする必要があります。

原因: データベースで、アーカイブ・ログ・モードが使用可能ではありません。
処置: データベースをマウントし、次のようにコマンドを実行してアーカイブ・ログ・モードを使用可能にしてください。startup pfile=init.ora mount alter database archivelog alter database open

  • ORA-1326 ORA-01326: logstreamに組み込むには9.0以上の互換性が必要です

原因: 互換性モードに9.0より小さい値が設定されています。
処置: init.oraパラメータに9.0以上の互換性モードが設定されていることを確認してください。例: compatible=9.0.0.0.0

  • ORA-1327 ORA-01327: ビルドに必須のシステム・ディクショナリの排他ロックに失敗しました。

原因: 他のユーザーがDDL処理を実行中です。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 他のプロセスが同時にbuild()を実行しようとしています。
処置: 他のプロセスが完了するまで待機してください。

原因: 表が欠落しているか、別のユーザーによってロックされています。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 予期しないエラー状態です。
処置: トレース・ログまたはアラート・ログ(あるいはその両方)を確認してください

原因: 確立された使用可能なLogMinerディクショナリがなく、元のシステム・データ・ディクショナリの完全な収集が、logstream内に見つかりません。build()が実行されていなかったために、元のシステム・データ・ディクショナリが収集されていないか、または、add_log_file()がコールされていなかったために、完全に収集されたシステム・データ・ディクショナリを含む、すべてのログ・ファイルが追加されていない可能性があります。
処置: このマイニング・セッションの前にbuild()が実行されていなかった場合、LogMinerの非定型ユーザーは、現在のシステム・カタログのような、代替ディクショナリを使用するか、または以前に作成されたフラット・ファイル・ディクショナリを使用してください。その他のLogMinerクライアントは、マイニングの前にbuild()を実行してください。build()が実行されていた場合、収集されたシステム・ディクショナリを含むすべてのログ・ファイルが追加されていることを確認してください。build()を実行したシステムで次の問合せを実行することによって、必要なファイルが判断できます。DICTIONARY_BEGINとDICTIONARY_ENDの範囲でv$archived_logの名前のものを選択すると、DICTIONARY_BEGIN = 'YES'であるファイルを先頭に、その後にはDICTIONARY_END = 'YES'であるすべてのログ・ファイルが表示されます。

  • ORA-1334 ORA-01334: LogMinerディクショナリ処理コンテキストが無効または欠落しています。

原因: 予期しない内部エラー状態です。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1336 ORA-01336: 指定されたディクショナリ・ファイルがオープンできません。

原因: ディクショナリ・ファイルまたはディレクトリが、存在しないかアクセス不能です。
処置: ディレクトリ・ファイルおよびディレクトリが存在し、アクセス可能であることを確認してください。

  • ORA-1337 ORA-01337: ログ・ファイルの互換バージョンが異なります

原因: このログ・ファイルの互換バージョンは、セッションの他のログ・ファイルとは異なっています。
処置: セッションのすべてのログ・ファイルが同じ互換バージョンであることを確認してください。

  • ORA-1338 ORA-01338: 他のプロセスがLogMinerセッションに連結しています

原因: LogMinerセッションに他のプロセスがアタッチしているときには、この操作はできません。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1339 ORA-01339: LogMiner BUILD: システム・カタログ・メタデータをLogMinerディクショナリにコピー中にエラーが発生しました

原因: システム・カタログ・メタデータへのアクセス中に予期しない結果が生じました。
処置: アラート・ログを調べてください。

原因: NLSパッケージをロードできませんでした。
処置: 処置は必要ありません。

原因: LogMinerセッションには現在使用可能なリソースより多くのシステム・リソースが必要です。
処置: LogMinerに割り当てるSGAを増やしてください。

  • ORA-1342 ORA-01342: チェックポイント実行済データをステージできないため、LogMinerはセッションを再開できません。

原因: チェックポイント実行済データの読込みに使用可能なSGAメモリーが不足しているため、LogMinerによるセッションを再開できません。LogMinerでは、クラッシュ・リカバリの迅速化を図るため、定期的にチェックポイント取得が実行されます。
処置: LogMinerセッション用に指定されているmax_sgaの値を増やし、再試行してください。

原因: ログ・ファイルのSCN範囲に欠番があります。
処置: LogMinerに追加されているログ・ファイルが示すSCN範囲の前後を確認してください。

  • ORA-1344 ORA-01344: LogMinerコーディネータはすでに連結されています

原因: コーディネータ・プロセスは、指定されたLogMinerコンテキストにすでにアタッチされています。
処置: アクティブなコーディネータ・セッションから切断し、アタッチを再試行してください。

  • ORA-1345 ORA-01345: LogMinerコーディネータ・プロセスである必要があります

原因: LogMinerクライアントが権限の必要な操作を実行しようとしました。
処置: コーディネータ・プロセスから操作を発行してください。

  • ORA-1346 ORA-01346: 指定されたリセット・ログscnを超えてLogMinerがREDOを処理しました

原因: すでに調べられたREDOより前のリセット・ログscn情報を持つ新しいブランチをLogMinerが検出しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-1347 ORA-01347: サプリメンタル・ログ・データは見つかりません

原因: このLogMinerセッションのログ・ファイルを生成するソース・データベース・インスタンスが変更されたため、補足データをロギングできません。
処置: このLogMinerセッションを破棄し、ソース・システム上の補足ログ・データを再度使用可能にしてから、新しいLogMinerセッションを作成してください。

原因: 有効な表領域を指定する呼出しに失敗しました
処置: 有効な表領域名を含むようにDBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEを再フォーマットしてください。

  • ORA-1351 ORA-01351: LogMinerディクショナリに指定された表領域が存在しません。

原因: DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEパラメータとして指定された表領域名が存在しません。
処置: 表領域名の綴りを確認してください。綴りが正しい場合は、指定した名前の表領域がすでに作成されているかどうかを確認してください。DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEでは表領域を作成できません。

  • ORA-1352 ORA-01352: LogMinerスピルに指定された表領域が存在しません。

原因: DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEパラメータとして指定された表領域名が存在しません。
処置: 表領域名の綴りを確認してください。綴りが正しい場合は、指定した名前の表領域がすでに作成されているかどうかを確認してください。DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEでは表領域を作成できません。

原因: LogMinerセッションがアクティブなときに、DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEを実行しようとしました。
処置: まず、すべてのLogMinerセッションをクローズしてください。LogMinerセッションは、DBMS_LOGMNR.START_LOGMNRを実行するか、またはLogMinerを使用するData Guard SQL ApplyやStreamsなどのOracle機能を使用することで生成されます。次に、DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEを実行してください。

  • ORA-1354 ORA-01354: このコマンドを実行するには、サプルメンタル・ログ・データを追加する必要があります

原因: サプルメンタル・ログ・データを有効にする必要がある操作を実行しようとしました。
処置: ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATAなどのコマンドを実行してから、このエラーで失敗したコマンドを再実行してください。

原因: LogMinerによって使用された表が、別の表領域に移動中です。
処置: 移動処理が完了してから、再試行してください。

  • ORA-1356 ORA-01356: アクティブなlogminerセッションが見つかりました

原因: LogMinerセッションが現在アクティブです。
処置: すべてのLogMinerセッションを終了させてから再試行してください。

  • ORA-1358 ORA-01358: LogMinerのバージョンは、マイニングされるディクショナリより低いバージョンです

原因: REDOログからLogMinerディクショナリをマイニングしようとしました。ログを作成したOracleデータベースのバージョンが、ログをマイニングしようとしたOracleデータベースより高いバージョンです。
処置: ディクショナリ・バージョン以上の新しいバージョン番号のOracleデータベースを使用して、ログをマイニングしてください。

原因: ログ・ファイルの生成元であるデータベース・グローバル名がストリーム取得プロセスのユーザー指定のグローバル名と一致しません。
処置: 新しい取得プロセスを起動し、ユーザー指定のグローバル名がログ・ファイルを生成したデータベースのグローバル名と一致することを確認してください。

原因: 指定した再起動SCNは古すぎるため、LogMinerに適切なチェックポイントを検出できませんでした。
処置: より大きい再起動SCNを指定して、再試行してください。

原因: LogMinerディクショナリを含む1つ以上のログ・ファイルを検出できませんでした。
処置: ディクショナリを含むすべてのログ・ファイルをLogMinerに追加してください。

  • ORA-1372 ORA-01372: 指定されたLogMiner操作に対する処理が不十分です。

原因: コール元によって要求されたプロセス数を割当てできません。
処置: インスタンスに割り当てるパラレル・サーバー数を増やしてください。

  • ORA-1373 ORA-01373: 永続的なLogMinerセッションをステージするためのメモリーが不足しています

原因: 許可される永続LogMiner同時セッションの最大数は、LOGMNR_MAX_PERSISTENT_SESSIONSパラメータによって制限されます。インスタンス起動時に新規LogMinerセッションに割り当てるメモリーが不足しています。
処置: LOGMNR_MAX_PERSISTENT_SESSIONSの値を増やし、インスタンスを再起動します。

  • ORA-1374 ORA-01374: このリリースでは、1を超える_log_parallelism_maxをサポートしていません

原因: _log_parallelism_maxを1より大きい値に設定して生成されたREDOレコードは、LogMinerでマイニングできません。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1375 ORA-01375: 破損したログ・ファイルstringがリカバリされました

原因: 破損したログ・ファイルがRFSによってリカバリされました。
処置: 処置は必要ありません。ロジカル・スタンバイは自動的に再起動されます。ログ・ファイルがまだ破損している場合は、手動でログ・ファイルをコピーしてスタンバイに登録する必要があります。

  • ORA-1403 ORA-01403: カーソルが最後尾にたどり着き、これ以上の結果がありません。(オフィシャルに公開されてない)
  • ORA-1409 ORA-01409: NOSORTオプションは使用できません。行が昇順になっていません

原因: 行が昇順ではないにもかかわらず、NOSORTオプションで索引を作成しました。一意ではない索引では、ROWIDが索引キーの一部と見なされます。したがって、たとえばNOSORT索引を作成する場合に、表の中の2つの行が同じ索引キーを持ち昇順に格納されていても、それらが2つのエクステントにわたって分割されており、2番目のエクステントの最初のブロックのデータ・ブロック・アドレスが1番目のエクステントの最後のブロックのデータ・ブロック・アドレスより小さいときは、NOSORT索引を作成できません。
処置: NOSORTオプションを使用せずに索引を作成するか、または表が1つのエクステントの中に格納されるようにしてください。

  • ORA-1411 ORA-01411: 列の長さをインジケータに格納することができません。

原因: 64KBより大きいサイズの列をフェッチしようとし、指定された2バイトのインジケータに列の長さを格納できませんでした。
処置: 長い列をフェッチするために、新しいバインド型を使用してください。

原因: データ型97の長さが0(ゼロ)です。
処置: 正しい長さを指定してください。

原因: ユーザーによってパック10進数としてバインドされているユーザー・バッファに、無効な値が含まれていました。
処置: 正しい値を使用してください。

  • ORA-1414 ORA-01414: 配列をバインドするには、配列長が無効です。

原因: 現行の配列長ポインタ、または最大配列長0(ゼロ)のいずれも指定せずに、配列をバインドしようとしました。
処置: 有効な長さを指定してください。

原因: 問合せが、処理できる数より多くの個別集計関数を含んでいます。現在の制限は255です。
処置: 問合せ内の個別集計関数の数を減らしてください。

  • ORA-1417 ORA-01417: 表が少なくとも1つの他の表に外部結合されている可能性があります。

原因: a.b (+) = b.b and a.c (+) = c.cは許可されていません。
処置: 必要な操作であるかどうかを確認し、まず、ビュー内でbとcを結合してください。

  • ORA-1422 ORA-01422: 完全フェッチが要求よりも多くの行を戻しました

原因: 戻された行より少ない数が実際のフェッチで指定されています。
処置: 問合せを修正するか、または要求する行数を変更してください。

  • ORA-1424 ORA-01424: エスケープ文字に続く文字がないか、または無効です。

原因: LIKEパターンにエスケープ文字に続く文字が指定されていないか、エスケープ文字「%」および「_」のいずれかではありません。
処置: エスケープ文字を削除するか、または正しく指定してください。

  • ORA-1425 ORA-01425: エスケープ文字は長さ1の文字列である必要があります

原因: LIKEに指定されたエスケープ文字が長さ1の文字列ではありません。
処置: 長さ1の文字列に変更してください。

原因: オーバフロー/アンダーフローが発生しました。
処置: オペランドを減らしてください。

  • ORA-1429 ORA-01429: 索引構成表: オーバーフロー列を格納するデータ・セグメントがありません

原因: オーバフロー・セグメントが定義されていません。
処置: オーバフロー・セグメントを追加してください。

  • ORA-1438 ORA-01438: この列に許容される指定精度より大きな値です

原因: レコードを挿入または更新するときに、列に定義された精度を超える数値が入力されました。
処置: 数値列の精度に適合した値を入力するか、ALTER TABLEコマンドにMODIFYオプションを指定して実行して、精度を上げてください。

  • ORA-1451 ORA-01451: NULLに変更しようとした列はNULLに変更できません

原因: その列がすでにNULL値を受け入れるようになっているか、NOT NULL制約が主キーまたはCHECK制約の一部です。
処置: 主キーまたはCHECK制約によってNOT NULL制約が強制使用されている場合は、NOT NULL制約を削除してください。

  • ORA-1453 ORA-01453: SET TRANSACTIONはトランザクションの最初の文である必要があります

原因: このエラーの原因は自明です。
処置: トランザクションをコミットまたはロールバックしてから、再実行してください。

  • ORA-1456 ORA-01456: READ ONLYトランザクションでは挿入/削除/更新ができません。

原因: 非DDLの挿入/削除/更新をしようとしたか、または更新操作を選択しようとしました
処置: トランザクションをコミットまたはロールバックしてから、再実行してください。

  • ORA-1463 ORA-01463: 現行の制約では、列のデータ型を変更できません。

原因: CHARからVARCHAR、またはVARCHARからCHARへのデータ型変更のみを許可する参照制約あるいはCHECK制約を持つ列のデータ型を変更しようとしました。
処置: 制約を削除するか、または制約に違反するような操作は行わないでください。

  • ORA-1466 ORA-01466: データを読み込めません - 表定義が変更されました

原因: 表または索引の変更後に問合せが解析され、古いスナップショットによって実行されました。
処置: トランザクションをコミットまたはロールバックしてから、再実行してください。

原因: <something>が列名以外の「PRIOR <something>」を指定しようとしました。
処置: PRIORキーワードの後に指定できるのは列名のみです。正しい列名を指定しなおしてください。

  • ORA-1470 ORA-01470: Inリストの反復では、混合演算子はサポートされていません。

原因: Inリストに異なる型の定数が指定されました。
処置: Inリストに同じ型の定数を使用してください。

原因: 最大サイズが2001バイト以上のバインド変数を使用して、バインド配列を実行しています。
処置: このようなバインド変数は、バインド配列に入れることができません。かわりに、通常のバインド操作を使用してください。

  • ORA-1479 ORA-01479: バッファ内の最後の文字がNULLではありません。

原因: タイプ97のバインド変数が、NULLを最後に含んでいません。
処置: 最後の文字をNULLにしてください。

原因: タイプ5(NULLで終了した文字列)のバインド変数が、終了のNULLをバッファに含んでいません。
処置: NULL文字で文字列を終了してください。

原因: TO_CHARを使用して数値を文字列に変換しようとしたか、TO_NUMBERを使用して文字列を数値に変換しようとしましたが、使用した数値書式モデルのパラメータが無効です。
処置: マニュアルを参照してください。

  • ORA-1482 ORA-01482: 指定されたキャラクタ・セットはサポートされていません。

原因: CONVERT関数などの処理の実行に使用されるキャラクタ・セットが、サポートされていないキャラクタ・セットです。
処置: サポートされているキャラクタ・セットを使用してください。

  • ORA-1483 ORA-01483: DATEまたはNUMBERバインド変数の長さが無効です。

原因: DATE型またはNUMBER型のバインド変数の長さが最大長を超えています。
処置: マニュアルを参照して、有効な最大長を確認してください。

  • ORA-1484 ORA-01484: 配列はPL/SQL文にバインドすることができます。

原因: PL/SQL文以外に配列をバインドしようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1485 ORA-01485: コンパイル・バインド長が実行バインド長と異なります。

原因: DTYVCS型(前部に2バイトの長さを持つVARCHAR)のバッファをバインドしました。実行時に、最初の2バイトの長さが、バインド・コールで指定された最大のバッファ長を超えています。配列内の要素数および配列内の現在の要素数が、配列の最大サイズを超えることはできません。
処置: 処置は必要ありません。

原因: そのデータ型には大きすぎるデータ値(たとえば、NUMBER)、または4001バイト以上のデータ値(たとえば、VARCHARまたはLONG)をバインドしようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-1487 ORA-01487: 指定のバッファに対してパック10進数が大きすぎます。

原因: 10進数からOracleの数値への変換に対して不可能な要求が行われました。
処置: この変換は実行できません。

  • ORA-1488 ORA-01488: 入力データ中のニブルまたはバイトが無効です。

原因: 10進数からOracleの数値への変換に対して不可能な要求が行われました。
処置: この変換は実行できません。

  • ORA-1489 ORA-01489: 文字列を連結した結果、長さが最大長を超えました

原因: 文字列を連結した結果、長さが最大サイズを超えました。
処置: 結果が最大サイズより小さいことを確認してください。

原因: 指定された構文が不正です。
処置: コマンドを再試行してください。

原因: CASCADEオプションは、表またはクラスタに対してのみ有効です。
処置: CASCADEを指定しないでください。

原因: LISTオプションは、表またはクラスタに対してのみ有効です。
処置: LISTを指定しないでください。

原因: 指定されたSAMPLEサイズが範囲外です。
処置: 適切な範囲内の値を指定してください。

原因: 指定されたヒストグラムのSIZE値が範囲外でした。
処置: 適切な範囲内の値を指定してください。

原因: 指定した表は存在しないか、ユーザーに適切な権限がありません。
処置: 正しい表を指定してください。

原因: 指定した表に、適切なフィールド定義がありません。
処置: 正しい表を指定してください。

原因: FOR COLUMNS <column-list>句は、ANALYZE CLUSTERでは使用できません。
処置: 有効な構文を使用して、再試行してください。