Ora 28000 Ora 28674 Jp

原因: 誤ったパスワードを、プロファイル・パラメータFAILED_LOGIN_ATTEMPTSで指定されている最大回数を超えて入力したか、またはデータベース管理者(DBA)がアカウントをロックしました。
処置: PASSWORD_LOCK_TIMEで指定された時間待機するか、またはデータベース管理者(DBA)に連絡してください。

原因: ユーザーのアカウントが期限切れです。パスワードを変更する必要があります。
処置: パスワードを変更するか、DBAに連絡してください。

  • ORA-28002 ORA-28002: パスワードは、string日以内に期限切れになります。

原因: ユーザーのアカウントの期限切れが近いため、パスワードを変更する必要があります。
処置: パスワードを変更するか、DBAに連絡してください。

  • ORA-28003 ORA-28003: 指定されたパスワードのパスワード照合に失敗しました。

原因: 新規パスワードが、要求される複雑度で指定されていないため、password_verify_functionが失敗しました。
処置: 別のパスワードを入力してください。新規パスワードの選択の規則をデータベース管理者(DBA)に問い合せてください。

  • ORA-28004 ORA-28004: PASSWORD_VERIFY_FUNCTIONstringに指定された関数の引数が無効です。

原因: パスワード照合関数に、必要な入出力引数の数値と型または戻り引数(あるいはその両方)がありません。
処置: マニュアルを確認し、パスワード照合関数の書式を検索してください。

原因: コールの発行でフラグが正しく設定されていないか、または競合フラグが設定されています。
処置: 適切なフラグを設定して関数をコールしてください。

原因: パラメータPASSWORD_REUSE_TIMEとPASSWORD_REUSE_MAXの両方は設定できません。一方のパラメータが設定されているときは、もう一方のパラメータは無制限とする必要があります。
処置: 1つの値を明示的にUNLIMITEDに設定してください。

原因: 指定された日数または指定されたパスワード変更回数の間、パスワードは再利用できません。
処置: 指定された日数または指定されたパスワード変更回数の間に使用されていないパスワードを試行してください。CREATE PROFILE文のパスワード・パラメータを参照してください。

原因: 指定された旧パスワードが誤りです。そのため、旧パスワードを使用してユーザーを認証できません。
処置: 認証に対して正しい旧パスワードを指定してください。

  • ORA-28009 ORA-28009: SYSでの接続はSYSDBAまたはSYSOPERで行う必要があります

原因: connect SYS/<password>は有効な構文ではなくなりました。
処置: SYSDBAとしてconnect SYS/<password>を指定するか、SYSOPERとしてconnect SYS/<password>を使用してください。

  • ORA-28010 ORA-28010: 外部またはグローバル・アカウントを失効させることができません。

原因: ユーザー・アカウントがIDENTIFIED EXTERNALLYまたはIDENTIFIED GLOBALLYとして作成されている場合は、このアカウントを失効させることはできません。
処置: データベース・パスワードを持つユーザーのパスワードを失効させてみてください。

  • ORA-28011 ORA-28011: アカウントはまもなく期限切れになります。パスワードを変更してください

原因: ユーザーのアカウントがまもなく期限切れです。期限切れの期間は無制限です。
処置: パスワードを変更するか、DBAに連絡してください。

原因: 変更パスワード・トリガーまたはパスワード照合ルーチンの内部から、非自律型トランザクションをコミットしようとしました。
処置: パスワード・トリガーまたはパスワード照合ルーチンからCOMMITを削除してください。

原因: IDENTIFIED GLOBALLY句が2回指定されました。
処置: IDENTIFIED GLOBALLY句は1回のみ使用してください。

原因: 付与されたロールがIDENTIFIED GLOBALLYでした。グローバル・ロールは、ドメインの中央の認証局を介してのみ付与できます。
処置: ALTER ROLEを使用してロールのタイプを変更(IDENTIFIED GLOBALLYからその他、IDENTIFIED BYパスワードなどへ)するか、中央の認証局を介してグローバル・ユーザーに割り当ててください。

  • ORA-28022 ORA-28022: グローバル・ユーザーまたはロールに外部ロールは付与できません。

原因: 付与されたロールがIDENTIFIED EXTERNALLYでした。外部ロールは、グローバル・ユーザーまたはグローバル・ロールに付与できません。
処置: ALTER ROLEを使用して付与されたロールのタイプを変更(IDENTIFIED EXTERNALLYからその他、IDENTIFIED BYパスワードなどへ)するか、ALTER ROLEまたはALTER USERを使用して、権限受領者であるユーザーまたはロールのタイプを変更してください。

  • ORA-28023 ORA-28023: 先に他のユーザーへのこのロールの付与を取り消してください。

原因: IDENTIFIED GLOBALLYに変更されたロールが、1つ以上の他のユーザーまたはロール(あるいはその両方)に付与されています。グローバル・ロールは、他のユーザーまたはロールに付与できません。
処置: REVOKEを使用して、他のユーザーまたはロールからそのロールを取り消してください。

  • ORA-28024 ORA-28024: このロール/ユーザーへの外部ロールの付与を取り消してください。

原因: IDENTIFIED GLOBALLYに変更されたユーザーまたはロールに外部ロールが直接付与されています。外部ロールをグローバルのユーザーまたはロールに付与できないため、これらを取り消す必要があります。
処置: REVOKEを使用して、変更されるユーザーまたはロールから外部ロールを取り消してください。

原因: IDENTIFIED EXTERNALLY ASまたはIDENTIFIED GLOBALLY AS句が有効な外部名で指定されました。
処置: 有効な外部名を指定してください。

原因: 作成または変更されるユーザーに指定された外部名が、すでに他のユーザー用に存在します。
処置: 外部名ユーザー間で一意である必要があります。別の外部名を指定してください。

  • ORA-28027 ORA-28027: 権限データベース・リンクはグローバル・ユーザーが使用できます。

原因: グローバル・ユーザーのみが権限データベース・リンクを使用できます。
処置: ユーザーをグローバル・ユーザーに変更するか、または別のデータベース・リンクを使用してください。

原因: 権限データベース・リンクのオープン中に、ネットワーク・セキュリティ・サービスを使用してリモート・サーバーが安全に確認されませんでした。追加エラーが続きます。
処置: リモート・サーバーを正常に構成する方法は、ネットワーク・セキュリティ・サービスのドキュメントを参照してください。

  • ORA-28029 ORA-28029: ユーザーstringはリモート・サーバーを使用できませんでした

原因: 権限データベース・リンクのオープン中に、現行のグローバル・ユーザーとして接続するために必要な認証を持たないリモート・サーバーが見つかりました。サーバーがネットワーク・セキュリティ・サービスによって認証されていない可能性があります。または、ローカル・サーバーがDBMS_SECURITY_DOMAINS_ADMINパッケージを使用してリモート・サーバーによるアクセスを制限している可能性があります。
処置: リモート・サーバーに正しい認証を付与して、特定のグローバル・ユーザーとして接続してください。そしてローカル・サーバーがアクセスを制限しないことを確認してください。

  • ORA-28030 ORA-28030: LDAPディレクトリ・サービスへアクセス中にサーバーに問題が発生しました。

原因: LDAPディレクトリ・サービスにアクセスできません。
処置: システム管理者に連絡してください。

原因: ユーザーが使用可能にしようとしたロールが多すぎます。
処置: 使用可能にするロールを減らしてください。

原因: クライアントおよびサーバーがログオン中に共有シークレットをネゴシエートできません。
処置: 通常、このエラーはユーザーに対しては表示されません。システム管理者に連絡してください。

  • ORA-28037 ORA-28037: RACF認証のためのセッション鍵を取得できません。

原因: クライアントおよびサーバーがログオン中に共有シークレットをネゴシエートできません。
処置: 通常、このエラーはユーザーに対しては表示されません。システム管理者に連絡してください。

原因: O2LOGONをオフにしてください。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 指定されたKerberosサービス・チケットが無効または期限切れです。
処置: 期限が切れていない有効なサービス・チケットを指定してください。

原因: クライアントとサーバーの両方で有効な認証プロトコルがありません。
処置: 管理者は、クライアントとサーバーの両方のSQLNET_ALLOWED_LOGON_VERSIONパラメータを、システムでサポートされる最低限必要なバージョンと一致する値に設定する必要があります。

原因: 認証プロトコルで内部エラーが発生しました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: サーバーがクライアントでの認証に失敗しました。
処置: サーバーが有効なデータベース・サーバーであることを確認してください。

原因: Walletに保存されたデータベース・パスワードが、OIDにあるものと一致しませんでした。
処置: データベースWalletとOIDにあるデータベース・パスワードが同じものになるように、DBCAを使用してデータベース・パスワードをリセットしてください。

原因: データベースをOIDではないディレクトリとともに使用しようとしました。
処置: エンタープライズ・ユーザー・セキュリティは、Oracle Internet Directoryのみで動作します。ldap.oraファイルを更新して適切なOIDを反映させてください。

原因: ディレクトリがクライアントでの認証に失敗しました。
処置: 使用するsqlnet.oraが正しい証明書を持つWalletを示していることを確認してください。

原因: REMOTE_LOGIN_PASSWORDFILEがSHAREDに設定されているため、SYSパスワードの変更は禁止されています。
処置: REMOTE_LOGIN_PASSWORDFILEの設定をEXCLUSIVEまたはNONEに変更してください。

  • ORA-28047 ORA-28047: データベースは、OIDでのエンタープライズ・ドメインのメンバーではありません

原因: エンタープライズ・ユーザーのログインがOIDのエンタープライズ・ドメインのメンバーでないデータベースに対して試行されました。
処置: 管理者がデータベースをOIDのエンタープライズ・ドメインに含めてから、ユーザーが再接続する必要があります。

  • ORA-28048 ORA-28048: データベースは、OIDでの複数のエンタープライズ・ドメインのメンバーです

原因: エンタープライズ・ユーザーのログインが、OIDの複数のエンタープライズ・ドメインのメンバーであるデータベースに対して試行されました。
処置: 管理者がデータベースをOIDの1つのエンタープライズ・ドメインのみに含めてから、ユーザーが再接続する必要があります。

原因: エンタープライズ・ユーザーのパスワードが期限切れです。パスワードを変更する必要があります。
処置: ディレクトリでパスワードを変更するか、ディレクトリ管理者に連絡してください。

原因: エンタープライズ・ユーザーが、レルムのパスワード・ポリシー・プロファイルで指定された最大回数と同じだけ、連続して不正なパスワードを入力しました。
処置: ディレクトリ管理者に連絡してください。

原因: ディレクトリ内のエンタープライズ・ユーザーのアカウントが無効になっています。
処置: ディレクトリ管理者に連絡してください。

原因: ディレクトリ内のエンタープライズ・ユーザーのアカウントが、現在アクティブになっていません。
処置: ディレクトリ管理者に連絡してください。

  • ORA-28054 ORA-28054: パスワードが期限切れです。string猶予期間ログインが残っています

原因: エンタープライズ・ユーザーのパスワードが期限切れになっています。猶予期間ログインが残っているため、ユーザーはログインできます。
処置: ディレクトリでパスワードを変更するか、ディレクトリ管理者に連絡してください。

  • ORA-28055 ORA-28055: パスワードは、string日以内に期限切れになります。

原因: エンタープライズ・ユーザーのパスワードが、まもなく期限切れになります。
処置: ディレクトリでパスワードを変更するか、ディレクトリ管理者に連絡してください。

原因: この関数に関連するポリシーがオブジェクトに追加された後、スキーマが削除されました。
処置: ポリシーを削除し、有効なユーザーが所有しているポリシー関数を使用してポリシーを再作成してください。またはユーザーを再作成し、新しいユーザーの下でポリシー関数を再作成してください。

原因: 同じオブジェクトの同じ名前のポリシーがすでに存在します。
処置: ポリシーがすでに追加されていることを確認するか、または異なるポリシーを使用してください。

原因: 存在しないポリシーを削除、使用可能またはリフレッシュしようとしました。
処置: ポリシー名の引数を修正してください。

  • ORA-28103 ORA-28103: SYSが所有するオブジェクトにポリシーは追加できません。

原因: ポリシーをSYSが所有する表またはビューに追加しようとしました。
処置: この操作を実行しないでください。

原因: 引数の入力値が無効です。
処置: 有効な引数値を指定してください。

  • ORA-28105 ORA-28105: オブジェクト・ビューでセキュリティ関連列のポリシーを作成できません

原因: オブジェクト・ビューのポリシー作成で、セキュリティ関連の列引数がNULLではありません。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 引数番号の入力値がないかまたは無効です。
処置: 入力値を修正してください。

原因: 使用禁止のポリシーをフラッシュしようとしました。
処置: ポリシーが実行されることになっている場合は、使用可能にしてください。

原因: 同じオブジェクトのポリシーが互いに参照しています。
処置: ポリシーを削除してください。

原因: 同じオブジェクトに関連するポリシーが多すぎます。
処置: 1つ以上のポリシーを削除してください。またはポリシーのいくつかを1つに結合してください。

  • ORA-28110 ORA-28110: ポリシー関数またはパッケージstring.stringにエラーがあります。

原因: ポリシー関数が削除されたか、または無効です。
処置: 関数の定義を調べて、引数を修正してください。または、有効な関数を使用してポリシーを再作成してください。

  • ORA-28111 ORA-28111: 権限が不十分であるため、ポリシー述語を評価できません。

原因: 述語に、ポリシー関数の所有者がアクセスする権限がないオブジェクトを含む副問合せがあります。
処置: ポリシー関数所有者に適切な権限を付与してください。

原因: 実行中、ポリシー関数に1つ以上エラーがありました。
処置: トレース・ファイルを確認し、エラーを修正してください。

原因: ポリシー関数が無効な述語を生成しました。
処置: 詳細なエラー情報はトレース・ファイルを調べてください。

原因: ポリシー述語が更新された値でFALSEになりました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-28116 ORA-28116: ダイレクト・パス・アクセスを行うには権限が不十分です。

原因: 権限が不十分なユーザーがファイングレイン・アクセス・コントロール・ポリシーを使用して表のダイレクト・パス・アクセスを試行しています。
処置: この操作の実施をデータベース管理者(DBA)に依頼してください。エクスポート、インポートまたはロード時にポリシーを一時的に削除または使用不可にするために、ユーザーがセキュリティ管理者とともに作業できます。ただし、セキュリティと密接に関係するため、データベースへのアクセスは十分注意して制御してください。

  • ORA-28117 ORA-28117: 整合性制約で違反がありました - 親レコードが見つかりません

原因: 子レコードを新しい外部キー値で更新/挿入しようとしましたが、親のファイングレイン・セキュリティのために、対応する親である行が参照できません。
処置: 更新された外部キー値が、親でも参照できることを確認してください。

原因: すでに存在するポリシー・グループを作成しようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 存在しないポリシー・グループを削除しようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: すでに存在する駆動コンテキストを作成しようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 存在しない駆動コンテキストを削除しようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-28132 ORA-28132: MERGE INTO構文ではセキュリティ・ポリシーをサポートしていません

原因: MERGE INTO構文は、現在、宛先表のセキュリティ・ポリシーをサポートしていません。
処置: セキュリティ・ポリシーが定義されている表で、DML文INSERT/UPDATEを使用してください。

  • ORA-28134 ORA-28134: オブジェクトにファイングレイン・アクセス・コントロール・ポリシーを含むことはできません

原因: VPDポリシーを含むことができるのは、表、ビュー、または表かビューのシノニムのみです。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 無効な監査ハンドラが指定されました。
処置: 有効な監査ハンドラを指定してください。

原因: 無効なポリシー条件が指定されました。
処置: FGAポリシーの有効なポリシー条件を指定してください。

  • ORA-28139 ORA-28139: ファイングレイン監査ポリシーの最大許容数を超えました

原因: 1つのオブジェクトで使用可能にできるポリシーの最大数は256個です。
処置: 既存のポリシーを削除するか使用不可にしてから追加のポリシーを作成してください。

原因: ポリシー作成中に指定された列名が無効です。
処置: 有効な列名を指定してください。オブジェクト列はサポートされません。

  • ORA-28141 ORA-28141: 監査索引ファイルの作成中にエラーが発生しました

原因: Oracleが、監査ファイル名を格納するファイルを作成できませんでした。
処置: 初期化パラメータ"audit_file_dest"に指定されたディレクトリを調べてください。次の条件をすべて満たしているかどうかを確認してください。
1. ディレクトリが存在する。

2. その名前が、ファイルではなくディレクトリを参照している。

3. Oracleユーザーがそのディレクトリにアクセスし、書き込むことができる。

  • ORA-28142 ORA-28142: 監査索引ファイルへアクセス中にエラーが発生しました

原因: Oracleが、監査ファイル名を格納するファイルにアクセスできませんでした。
処置: 初期化パラメータ"audit_file_dest"によって参照されるディレクトリにこのファイルが存在し、Oracleユーザーによって読取り可能であることを確認してください。

  • ORA-28150 ORA-28150: プロキシではクライアントとしての接続は許可されません。

原因: プロキシ・ユーザーがクライアントとして接続しようとしましたが、プロキシに、クライアント・プロキシとして動作する権限がありません。
処置: ALTER USER…GRANT CONNECTコマンドを使用して、クライアントのプロキシとして動作する権限を付与してください。

原因: 2つ以上のユーザー名がALTER USERコマンドに指定されました。
処置: 1つのみのユーザー名でコマンドを再実行してください。

  • ORA-28152 ORA-28152: プロキシ・ユーザー'string'は初期ロール'string'をクライアント'string'のために指定できません。

原因: プロキシ・ユーザーが初期ロールをクライアントに指定しようとしましたが、クライアントにはロールがありません。
処置: ロールを指定しないようにプロキシ・ユーザーを変更するか、またはロールをクライアントに付与してください。

  • ORA-28153 ORA-28153: 無効なクライアント初期ロールが指定されました: 'string'

原因: クライアントのプロキシとして接続するときに有効となる初期ロールとしてプロキシ・ユーザーが指定したロールは無効です。
処置: 有効なロールを指定するクライアントとして再接続してください。

  • ORA-28154 ORA-28154: プロキシ・ユーザーはクライアント'string'として動作できません。

原因: プロキシ・ユーザーが持つことのできる権限を制限するために、プロキシ・ユーザーが権限のあるユーザーを認証することはできません。
処置: 権限のあるユーザー以外のクライアントを指定して文を再実行してください。

  • ORA-28155 ORA-28155: プロキシとして指定されたユーザー'string'は、実際はロールです。

原因: AUDIT <operation> BY <proxy> ON BEHALF OF <client>によって指定されたユーザーは、実際はロールです。
処置: 有効なプロキシ・ユーザーを使用して文を再実行してください。

  • ORA-28156 ORA-28156: プロキシ・ユーザー'string'は、ロール'string'の設定ができません(クライアント'string')

原因: プロキシ・ユーザーにはクライアントのプロキシとしてロールを使用する権利は許可されていません。
処置: ALTER USER <client> GRANT CONNECT THROUGH PROXY <proxy>コマンドを実行して、必要なロールを付与してください。

  • ORA-28157 ORA-28157: プロキシ・ユーザー'string'は、ロール'string'の設定を禁止されています(クライアント'string')

原因: プロキシ・ユーザーは、ALTER USER <client> GRANT CONNECT THROUGH <proxy> WITH ALL ROLES EXCEPT <role>コマンドによってクライアントのプロキシとしてロールを使用することは禁止されています。
処置: ALTER USER <client> GRANT CONNECT THROUGH PROXY <proxy>コマンドを実行して、必要なロールを付与してください。

原因: GRANT句が2回指定されました。
処置: GRAND句を1回のみ使用してください。

原因: REVOKE句が2回指定されました。
処置: REVOKE句を1回のみ使用してください。

  • ORA-28165 ORA-28165: プロキシ'string'は、パスワードで保護されたロール 'string'を指定できません(クライアント 'string')。

原因: プロキシ・ユーザーが、関連するパスワードを持つクライアントのためのロールをアクティブにしようとしました。プロキシはパスワードを持たないため、ロールをアクティブにできません。
処置: 異なるロールをアクティブにするか、またはパスワードが必要ないようにロールを管理上の問題がないように変更してください。

原因: ロール名がリストに2回以上指定されました。
処置: ロール名を1回のみ指定してコマンドを再実行してください。

  • ORA-28168 ORA-28168: パスワードで保護されているロールに権限を付与しようとしました。

原因: ALTER USER …GRANT CONNECTコマンドが、パスワードで保護されているロールを、プロキシがクライアントのために実行するロールとして指定しようとしました。
処置: パスワードを持たないロールを指定するか、またはパスワードが必要ないようにロールを変更してください。

原因: サーバーがクライアントの資格証明を抽出するための証明書の型が、サポートされていません。
処置: サポートされている型を指定してください。

原因: サーバーがクライアントの資格証明を抽出するための証明書のバージョンが、サポートされていません。
処置: サポートされているバージョンを指定してください。

原因: サーバーがクライアントの認証を検証するために使用するKerberosチケットのバージョンが、サポートされていません。
処置: サポートされているバージョンを指定してください。

原因: クライアント・ユーザーは、識別名を使用して識別されますが、プロキシ・ユーザーから何も指定されませんでした。
処置: 識別名を指定してください。

原因: クライアント・ユーザーは、証明書を使用して識別されますが、プロキシ・ユーザーから何も指定されませんでした。
処置: 証明書を指定してください。

  • ORA-28174 ORA-28174: Kerberosチケットがプロキシから提供されませんでした

原因: クライアント・ユーザーは、Kerberosチケットを使用して認証されますが、プロキシ・ユーザーから何も指定されませんでした。
処置: Kerberosチケットを指定してください。

原因: クライアント・ユーザーの識別のために、プロキシ・ユーザーから指定された証明書のタイプが、必要なタイプと一致しません。
処置: 正しいタイプの証明書を指定してください。

原因: クライアント・ユーザーの識別のために、プロキシ・ユーザーから指定された証明書のバージョンが、必要なバージョンと一致しません。
処置: 正しいバージョンの証明書を指定してください。

原因: クライアント・ユーザーの認証のために、プロキシ・ユーザーから指定されたKerberosチケットのバージョンが、必要なバージョンと一致しません。
処置: 正しいバージョンのKerberosチケットを指定してください。

原因: クライアント・ユーザーは、データベース・パスワードを使用して認証されますが、プロキシ・ユーザーから何も指定されませんでした。
処置: パスワードを指定してください。

  • ORA-28179 ORA-28179: クライアント・ユーザー名がプロキシから提供されませんでした

原因: プロキシ・ユーザーから、クライアント・ユーザーのユーザー名が指定されませんでした。
処置: クライアントのデータベース・ユーザー名、識別名またはX.509証明書のいずれかを指定してください。

  • ORA-28180 ORA-28180: 複数の認証メソッドがプロキシから提供されました

原因: プロキシ・ユーザーからクライアント・ユーザーに対して、1つ以上の認証メソッドが指定されました。
処置: クライアントのデータベース・ユーザー名、識別名またはX.509証明書のいずれかを指定してください。

  • ORA-28181 ORA-28181: プロキシ'string'で、クライアント'string'に対して指定された1つ以上の初期ロールを有効化できませんでした

原因: ログオン後に、指定された初期ロールを使用可能にできませんでした。
処置: 有効な初期ロールがクライアントに付与されていること、およびパスワードで保護されていないことを確認してください。

  • ORA-28182 ORA-28182: クライアントのKerberosサービス・チケットを取得できません

原因: Kerberosサービス・チケットを取得するためにKerberos転送可能なチケット交付チケットを使用できませんでした。
処置: クライアントが有効なKerberos転送可能なチケット交付チケットを持っていること、およびKey Distribution Centerが使用可能であることを確認してください。

原因: クライアント・ユーザーは認証される必要がありますが、プロキシ・ユーザーが認証資格証明を提供していません。
処置: なんらかの形式で認証資格証明を提供してください。

  • ORA-28184 ORA-28184: グローバル・ユーザーはディレクトリで管理されるプロキシ権限を持つことができません

原因: 指定されたクライアント名はグローバル・ユーザーです。
処置: ALTER USERを使用してユーザーのタイプを変更してください(IDENTIFIED GLOBALLYからその他のタイプ、たとえばIDENTIFIED BYパスワードやIDENTIFIED EXTERNALLYなどへ)。

原因: IDENTIFIED USING句が2回指定されました。
処置: IDENTIFIED USING句を1回のみ使用してください。

  • ORA-28201 ORA-28201: アプリケーション・ロール'string'を有効化するための十分な権限がありません。

原因: 指定されたパッケージの有効範囲外で、アプリケーション・ロールを使用可能にしようとしました。
処置: 直接、ロールを使用可能にするか、または指定されたパッケージを使用して、間接的にロールを使用可能にしてください。

原因: ユーザーがパスワードを変更しようとしましたが、パスワード照合関数がオンになっており、元のパスワードが指定されておらず、ユーザーにALTER USERシステム権限がありません。
処置: 元のパスワードを指定してください。

原因: ファンクションまたはプロシージャに、NULL値が渡されました。
処置: 渡されたデータが空ではないことを確認してください。

原因: 暗号化または復号化のために発行されたデータの長さが、8バイトの倍数ではありません。
処置: 暗号化または復号化されるデータの長さが、8バイトの倍数であることを確認してください。

原因: dbms_obfuscation_toolkitは、すでに暗号化されたデータの暗号化をサポートしていません。
処置: すでに暗号化されたデータを暗号化しないでください。

原因: 指定されたキーが、アルゴリズムに対して短すぎます。DESには、8バイト以上のキーが必要です。Triple-DESでは、2キー・モードで16バイト以上、3キー・モードで24バイト以上のキーが必要です。
処置: より長いキーを指定してください。

原因: 必要な暗号化アルゴリズムが使用不可能です。
処置: インストーラを実行し、Oracle Advanced Securityに必要なアルゴリズムをインストールしてください。

原因: Triple-DES暗号化を実行するモードに対して、不明な値が指定されました。
処置: 有効な値を指定してください。有効な値のリストについては、パッケージ宣言を参照してください。

原因: キー生成ルーチンで指定されたシードは、80文字以上である必要があります。
処置: より長いシードを指定してください。

原因: キー生成で使用するシードに、NULL値が渡されました。
処置: シードに、NULLでない値を指定してください。

原因: 暗号化または復号化キーに、NULL値が渡されました。
処置: キーに、NULLでない値を指定してください。

  • ORA-28261 ORA-28261: CURRENT_USERはPLSQL定義者権限のプロシージャを使用できません。

原因: SYS_CONTEXT PLSQLインタフェースを使用して、CURRENT_USERを検索しようとしました。
処置: SQL文を使用して、DRプロシージャ内のCURRENT_USERを問い合せてください。

原因: パラメータglobal_context_pool_sizeが、必要な最小値(10KB)未満です。
処置: init.oraパラメータglobal_context_pool_sizeに10KB以上の値を指定してください。

  • ORA-28263 ORA-28263: グローバル・コンテキスト・プールのメモリーが足りません

原因: グローバル・コンテキスト・ヒープに対する割当てが、init.oraに設定された値を超えました。
処置: init.oraのglobal_context_pool_sizeパラメータの値を増やすか、または使用されていないグローバル・コンテキストを消去してください。

原因: クライアント識別子の長さが、64を超えています。
処置: クライアント識別子に、64未満の長さを設定してください。

原因: 'sys_'で始まるネームスペースは、使用できません。
処置: 'sys_'以外で始まるネームスペースを使用してください。

原因: コンテキスト・ネームスペースが予約されているキーワードと競合しているか、保護ネームスペースがこのタイプのアプリケーション・コンテキストで許可されていません。
処置: 有効なネームスペースを使用してください。

  • ORA-28268 ORA-28268: セッションのコンテキスト情報の最大許容サイズを超えました

原因: _session_context_size init.oraパラメータで指定された最大サイズを超えました。
処置: _session_context_sizeの値を変更してください。

  • ORA-28270 ORA-28270: 不完全な形式のユーザー・ニックネームのパスワードでグローバル・ユーザーが認証されました。

原因: 不完全な形式のユーザー・ニックネームで、パスワード認証のグローバル・ユーザーとしてログインしようとしました。
処置: ニックネームが有効であることを確認し、再度ログインしてください。

  • ORA-28271 ORA-28271: LDAPディレクトリ・サービスのユーザー・エントリを読み込む権限がありません。

原因: Oracleデータベースは、ユーザー・ニックネームX.500のユーザー・エントリに対する読込み権限がありません。
処置: Oracleデータベースが、正しいSSL資格証明を使用してLDAPディレクトリ・サービスに接続していることを確認してください。LDAPユーザー・エントリに対する権限が正しいことを確認してください。

  • ORA-28272 ORA-28272: ドメイン・ポリシーがパスワード・ベースのGLOBALユーザー認証を制限します。

原因: ドメイン・ポリシーは、パスワード認証のGLOBALユーザーを許可していません。
処置: Oracleデータベースが、正しいSSL資格証明を使用してLDAPディレクトリ・サービスに接続していることを確認してください。Oracleエンタープライズ・ドメイン・オブジェクトのorclDBAuthTypes属性に、PWDまたはALLが設定されていることを確認してください。

  • ORA-28273 ORA-28273: LDAP識別名へのユーザー・ニックネームのマッピングが存在しません。

原因: Oracleデータベースは、指定されたユーザー・ニックネームを、LDAP識別名にマップできません。
処置: LDAPのユーザー・エントリに、正しいユーザー・ニックネーム属性値が、適切に設定されていることを確認してください。

  • ORA-28274 ORA-28274: ユーザー・ニックネームに対応するORACLEパスワード属性が存在しません。

原因: ユーザー・ニックネームに対応するLDAPユーザー・エントリに、Oracleパスワード属性がないか、または属性が初期化されていません。
処置: LDAPのユーザー・エントリに、正しいOracleパスワード属性値が、適切に設定されていることを確認してください。

  • ORA-28275 ORA-28275: LDAP識別名へのユーザー・ニックネームのマッピングが複数存在します。

原因: 指定されたユーザー・ニックネームが、2つ以上のLDAP識別名にマップされています。
処置: エンタープライズ内のユーザー・ニックネームが一意であることを確認してください。

原因: ユーザー・エントリのORACLEパスワード属性のフォーマットが無効です。
処置: ORACLEパスワード属性値がRFC-2307準拠であることを確認してください。

  • ORA-28277 ORA-28277: グローバル・ユーザーのパスワードでの認証中に、LDAP検索が失敗しました。

原因: 適切なユーザー・エントリおよびORACLEパスワードのLDAP検索に失敗しました。
処置: LDAPディレクトリ・サービスが起動し、実行されていることを確認してください。

  • ORA-28278 ORA-28278: パスワード・ベースのGLOBALユーザーのためのドメイン・ポリシーが登録されていません。

原因: パスワード認証のGLOBALユーザーのためのポリシーが登録されていません。
処置: データベース・サーバーのエンタープライズ・ドメインに、orclDBAuthTypes属性を追加してください。

  • ORA-28279 ORA-28279: ldap_directory_access初期化パラメータの読取りでエラーが発生しました。

原因: ldap_directory_accessパラメータが正しく指定されていません。
処置: spfile.oraのldap_directory_accessが正しく設定されていることを確認してください。使用される正しい値はPASSWORD、SSLまたはNONEです。

  • ORA-28280 ORA-28280: ORACLEデータベース・パスワードに複数のエントリが存在します。

原因: ユーザー・エントリのORACLEパスワード属性に、複数のORACLEデータベース・パスワードのエントリがあります。
処置: ORACLEパスワード属性値に、ORACLEデータベース・パスワードのエントリが1つのみであることを確認してください。

  • ORA-28290 ORA-28290: 同じKerberosプリンシパル名に複数のエントリが見つかりました

原因: 同じkrbPrincipalNameに複数のユーザー・エントリが構成されています。
処置: エンタープライズ・ユーザーのエントリを変更して、そのエントリのKerberosプリンシパル名を割り当ててください。LDAP内のユーザー・エントリが適切に設定されていることを確認してください。

原因: OracleデータベースがkrbPrincipalName属性の値の取得に失敗しました。
処置: ユーザー・エントリに正しいKerberosプリンシパル値が適切に設定されていることを確認してください。

  • ORA-28292 ORA-28292: Kerberosベースの認証のためのドメイン・ポリシーが登録されていません

原因: エンタープライズ・ドメイン・エントリが、Kerberosベースのグローバル認証用に構成されていません。
処置: データベース・サーバーのエンタープライズ・ドメイン・エントリのorclDBAuthTypeを変更して、「ALL」または「KRB5」を割り当ててください。

  • ORA-28293 ORA-28293: 一致するKerberosプリンシパルが、どのユーザー・エントリにも見つかりません

原因: Oracleデータベースがユーザー検索ベース内でプリンシパルの検索に失敗しました。
処置: ユーザー検索ベースが正しいことを確認してください。ESMを使用して、エンタープライズ・ユーザーにそのユーザーのKerberosプリンシパル名を構成してください。

  • ORA-28300 ORA-28300: LDAPディレクトリ・サービスのユーザー・エントリを読み込む権限がありません。

原因: Oracleデータベースは、ユーザー・エントリに対する読込み権限がありません。
処置: Oracleデータベースが、正しい資格証明を使用してLDAPディレクトリ・サービスに接続していることを確認してください。LDAPユーザー・エントリに対する権限が正しく構成されていることを確認してください。

  • ORA-28301 ORA-28301: SSL認証のためのドメイン・ポリシーが登録されていません。

原因: SSLで認証しようとしましたが、データベース・エンタープライズ・ドメインがSSL認証用に構成されていません。
処置: サーバーのエンタープライズ・ドメイン・エントリのorclDBAuthTypeを変更して、「ALL」または「SSL」を割り当ててください。

  • ORA-28302 ORA-28302: LDAPディレクトリ・サービスにユーザーが存在しません。

原因: ユーザーの証明書を使用してSSLで認証しようとしましたが、ユーザーの識別名と一致するユーザー・エントリがLDAPサーバー内にありません。
処置: ユーザーのPKI DNと一致するDNを持つユーザー・エントリを、LDAPディレクトリに追加してください。

原因: 列の暗号化に対して、データ型がサポートされていません。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-28331 ORA-28331: 暗号化された列サイズはデータ型に対して長すぎます

原因: 暗号化された列のサイズが、VARCHAR2の場合で3932、CHARの場合で1932、NVARCHAR2の場合で1966、NCHARの場合で966より長く指定されています。
処置: 列のサイズを小さくしてください。

原因: ユーザー・コマンドで複数のパスワードが指定されました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 暗号化されていない列を再入力または復号化しようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: 暗号化された列を暗号化しようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-28335 ORA-28335: 参照型または被参照型の外部キー制約列は暗号化できません

原因: 参照制約に暗号化された列が関与していました。
処置: 処置は必要ありません。

原因: SYSが所有する表の列を暗号化しようとしました。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-28337 ORA-28337: 指定した索引が暗号化列に定義されていない可能性があります

原因: 索引列が、ファンクション索引、ドメイン索引、結合索引のいずれかでした。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-28338 ORA-28338: 索引付けされた列は、saltを使用して暗号化できません

原因: saltを使用して索引列を暗号化しようとしました。
処置: 表を変更し、saltを使用せずに列の暗号化を指定してください。

  • ORA-28339 ORA-28339: 暗号化アルゴリズムが欠落しているか、または無効です

原因: ユーザー・コマンドの暗号化アルゴリズムが欠落しているか、無効です
処置: 有効なアルゴリズムを指定する必要があります。

  • ORA-28340 ORA-28340: 表には、別の暗号化アルゴリズムが選択されています

原因: 既存の暗号化された列が、異なるアルゴリズムに関連付けられています。
処置: アルゴリズムを指定しないか、既存の暗号化された列と同じアルゴリズムを指定してください。

原因: saltを使用して制約列を暗号化しようとしました。
処置: saltを使用せずに制約列を暗号化してください。

  • ORA-28342 ORA-28342: 列キーでは整合性チェックが正常に実行されません

原因: 暗号化メタデータが不正に変更された可能性があります。
処置: 処置は必要ありません。

原因: データまたは暗号化メタデータが不正に変更されたか、セキュリティ・モジュールが正しく設定されていません。
処置: 処置は必要ありません。

原因: データまたは暗号化メタデータが不正に変更されたか、セキュリティ・モジュールが正しく設定されていません。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-28345 ORA-28345: 暗号化された列が存在するため、ダウングレードできません

原因: システム内に暗号化された列が存在するにもかかわらず、ダウングレードしようとしました。
処置: これらの列を復号化してからダウングレードしてください。

  • ORA-28346 ORA-28346: 暗号化された列は、パーティション化列として機能しません

原因: パーティション化キー列を暗号化しようとしたか、暗号化された列を含むパーティション化索引を作成しようとしました。
処置: 列を復号化する必要があります。

原因: ALTER TABLE EXCHANGE PARTITION | SUBPARTITIONコマンドを発行しようとしましたが、暗号化プロパティが一致しませんでした。
処置: 暗号化アルゴリズムと列キーが同一であることを確認してください。対応する列は、同じsaltを使用した表とsalt以外のフレーバを使用した表の両方で暗号化する必要があります。

  • ORA-28348 ORA-28348: 指定した列に定義されている索引を暗号化できません

原因: ファンクション索引、ドメイン索引または結合索引内の列を暗号化しようとしました。
処置: 索引を削除してください。

  • ORA-28349 ORA-28349: マテリアライズド・ビュー・ログに記録された指定の列を暗号化できません

原因: すでにマテリアライズド・ビュー・ログに記録されている列を暗号化しようとしました。
処置: マテリアライズド・ビュー・ログを削除してください。

  • ORA-28350 ORA-28350: CDC同期変更表に記録された指定の列を暗号化できません

原因: すでにCDC同期変更表に記録されている列を暗号化しようとしました。
処置: 同期変更表を削除してください。

原因: クラスタ・キーの列を暗号化しようとしました。クラスタ表のクラスタ・キーの列は暗号化できません。
処置: 処置は必要ありません。

原因: ウォレットの不正なパスまたはパスワードにより、データベースは、セキュリティ・モジュールのウォレットをオープンできませんでした。ウォレットが作成されていない可能性もあります。コマンドラインからmkwalletを入力して、指示を参照してください。
処置: ウォレットの正しいパスワードを使用してコマンドを再実行するか、指定されたディレクトリにウォレットが存在することを検証してください。必要に応じて、新しいウォレットを作成し、初期化してください。

原因: セキュリティ・モジュール・ウォレットはすでにオープンしています。
処置: 処置は必要ありません。

原因: ウォレットをオープンするコマンドに、不適切な綴りまたは構文が含まれています。
処置: ウォレットをオープンする場合は、綴りと構文を検証し、コマンドを再実行してください。

原因: ウォレットをオープンするコマンドを実行する際にパスワードが提供されませんでした。
処置: 有効なパスワードでコマンドを再試行してください。

原因: マスター鍵を設定するコマンドに、不適切な綴りまたは構文が含まれています。
処置: 透過的データベース暗号化のマスター鍵を設定する場合は、綴りと構文を検証し、コマンドを再実行してください。

原因: 指定された証明書がウォレットに存在しません。
処置: V$WALLET固定ビューを問い合せて、証明書の使用に適した証明書識別子を検索してください。

原因: インスタンスのマスター鍵が設定されていません。
処置: ALTER SYSTEM SET KEYコマンドを実行し、データベース・インスタンスのマスター鍵を設定してください。

原因: 必要なマスター鍵を検出できませんでした。無効または不正なウォレットの使用が原因である可能性があります。
処置: ウォレット・ロケーション・パラメータで、正しいウォレットが指定されているか確認してください。また、暗号化されたウォレットを使用するべきところでSSOウォレットが使用されていないことを検証してください。

原因: 用意された出力バッファは、出力を含めるには小さすぎます。
処置: 出力バッファのサイズを確認し、適切なサイズに初期化されていることを確認してください。

原因: ウォレットを操作するコマンドに、不適切な綴りまたは構文が含まれています。
処置: 綴りと構文を検証し、コマンドを再実行してください。

原因: セキュリティ・モジュール・ウォレットがオープンしていません。
処置: ウォレットをオープンしてください。

原因: データベース暗号化のコマンドに、不適切な綴りまたは構文が含まれています。
処置: 綴りと構文を検証し、コマンドを再実行してください。

原因: Oracleウォレットが作成されていないか、sqlnet.oraにあるウォレット・ロケーション・パラメータによって無効なウォレット・パスが指定されています。
処置: WALLET_LOCATIONパラメータまたはENCRYPTION_WALLET_LOCATIONパラメータが正しく、有効なウォレットが指定のパスに存在することを検証してください。

原因: データベースがOracleウォレットの自動作成に失敗しました。Oracleプロセスに適切なファイル権限がないか、ウォレットがすでに存在する可能性があります。
処置: 適切なディレクトリ権限がOracleユーザーに付与されており、暗号化または不明瞭化されたウォレットが指定のウォレット・ロケーションに存在しないことを確認し、再試行してください。

  • ORA-28369 ORA-28369: オフライン時には暗号化可能な表領域にファイルを追加できません

原因: 表領域内のすべてのファイルがオフラインのとき、暗号化可能な表領域にファイルを追加しようとしました。
処置: 表領域をオンラインにし、再試行してください。

原因: ENCRYPT記憶域オプションを指定しようとしました。このオプションは、CREATE TABLESPACEの実行時にのみ指定できます。
処置: このオプションを削除して、文を再実行してください。

  • ORA-28371 ORA-28371: ENCRYPTION句またはENCRYPT記憶域オプション(あるいはその両方)は使用できません

原因: TEMPまたはUNDO表領域の作成でENCRYPTION句またはENCRYPT記憶域オプションを指定しようとしました。
処置: これらのオプションを削除して、文を再試行してください。

  • ORA-28372 ORA-28372: 暗号化された表領域にENCRYPT記憶域オプションがありません

原因: 表領域の暗号化のためのENCRYPT記憶域オプションを指定せずに、CREATE TABLESPACEにENCRYPTIONプロパティを指定しようとしました。
処置: ENCRYPT記憶域オプションを追加して、文を再試行してください。

原因: 表領域の暗号化のためのENCRYPTIONプロパティを指定せずに、CREATE TABLESPACEにENCRYPT記憶域オプションを指定しようとしました。
処置: ENCRYPTION句を追加して、文を再試行してください。

  • ORA-28374 ORA-28374: 入力したマスター鍵がウォレットに見つかりません

原因: 暗号化された表領域またはREDOログにアクセスしようとしましたが、入力したマスター鍵がウォレットに存在しません。
処置: 表領域が作成されたインスタンスから正しいOracleウォレットをコピーしてください。

  • ORA-28375 ORA-28375: 暗号化された表領域ではエンディアン間の変換を実行できません

原因: 暗号化された表領域でエンディアン間の変換を実行しようとしました。
処置: 暗号化された表領域でのエンディアン間の変換はサポートされていません。

原因: HSMベンダーのライブラリが見つかりません。
処置: HSMベンダーのライブラリを次のディレクトリ構造に配置します。UNIXライク・システムの場合: /opt/oracle/extapi/[32,64]/hsm/{VENDOR}/{VERSION}/lib<apiname>.<ext> Windowsシステムの場合: %SYSTEM_DRIVE%\oracle\extapi\[32,64]\hsm\{VENDOR}\{VERSION}\lib<apin// ame>.<ext> [32, 64] - 32ビットまたは64ビット・バイナリ。{VENDOR} - ライブラリを提供しているベンダーの名前。{VERSION} - ライブラリのバージョン。書式は、num#.num#.num#(可能な場合)。

原因: 暗号化された列がないか、またはすべての列キーがHSMマスター鍵を使用してすでに暗号化されています。
処置: 処置は必要ありません。

  • ORA-28378 ORA-28378: マスター鍵の設定後、ウォレットがオープンしていません

原因: マスター鍵は設定またはリセットされましたが、ウォレットを正常に再オープンできませんでした。
処置: ウォレットを再オープンしてください。

  • ORA-28500 ORA-28500: OracleからOracle以外のシステムへの接続で次のメッセージが戻されました:

原因: 原因は次のメッセージで説明されます。
処置: 次のメッセージについては、Oracle以外のシステムのドキュメントを参照してください。

  • ORA-28501 ORA-28501: 異機種間データベース・リンクで通信エラーが発生しました。

原因: 予期しない通信障害が、Oracle以外のシステムへの異機種間データベース・リンクで発生しました。このメッセージの後に、接続されたOracle以外のシステムで生成された2番目のメッセージが続きます。
処置: 2番目のエラー・メッセージの説明は、Oracle以外のシステムのドキュメントを参照してください。

  • ORA-28502 ORA-28502: 異機種間データベース・リンクで内部通信エラーが発生しました。

原因: Oracleの異機種間サービスへの内部通信エラーが発生しました。
処置: Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28503 ORA-28503: バインド値をOracle以外のシステム用のSQLテキストに変換できません

原因: SQL文がOracle以外のシステムへの異機種間サービス・データベース・リンクのバインド変数を使用しましたが、Oracle以外のシステムはバインド変数をサポートしていません。
処置: バインド変数を使用しないように、SQL文を変更してください。

  • ORA-28504 ORA-28504: 異機種間データベース・リンクのROWIDキャッシュでROWIDが見つかりません。

原因: 異機種間サービスのROWIDキャシュが指定されたROWIDに対応する項目を1つも保持していません。ROWIDキャッシュのROWIDに対する項目が上書きされた可能性があります。
処置: HS_ROWID_CACHE_SIZE異機種間サービス初期化パラメータの値を増やして、異機種間サービスのROWIDキャッシュ・サイズを大きくしてください。

  • ORA-28505 ORA-28505: stringからOracle以外のシステムの機能を取得できません

原因: Oracleは、異機種間データベース・リンクを介して接続されたOracle以外のシステムの機能情報を取得できませんでした。この機能情報は、HS_CLASS_CAPSまたはHS_INST_CAPSデータ・ディクショナリ・ビューで表示できるデータ・ディクショナリ表に格納されているはずです。
処置: データベース管理者(DBA)に連絡して、エラー・メッセージで表示されたサーバー・データ・ディクショナリ表を確認してください。表の内容が誤っている場合は、DBAがFDS_CLASS_NAMEまたはFDS_INST_NAME(あるいはその両方)に対するデータ・ディクショナリの内容を、すべてリストアする必要があります。通常は、このクラスまたはインスタンス(あるいはその両方)に対する現行のデータ・ディクショナリの内容をすべて削除し、接続されているエージェントが新しいデータ・ディクショナリの内容をサーバーにアップロードするように、新しい接続を開始すれば十分です。

  • ORA-28506 ORA-28506: string(stringに保存)に対するデータ・ディクショナリの変換で解析エラーが発生しました。

原因: Oracleデータ・ディクショナリ表への参照またはOracle以外のシステムへの異機種間データベース・リンクのビュー名が変換できませんでした。ビューHS_CLASS_DDを使用して表示されるOracleデータ・ディクショナリ表に、データ・ディクショナリ変換に対して無効なSQLがあります。
処置: エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28507 ORA-28507: データ・ディクショナリ・ビューstringでエラーが発生しました。

原因: 異機種間サービスの初期化パラメータ表が使用不可能か、またはその構造体(列数または列型)が正しくありません。
処置: 異機種間サービスの初期化パラメータのビュー(HS_CLASS_INITおよびHS_INST_INIT)のインストールが正しいことを確認してください。これらのビューが使用可能でない場合は、$ORACLE_HOME/rdbms/adminディレクトリ内のスクリプトCATHS.SQLを実行したことを確認してください。

  • ORA-28508 ORA-28508: 無効な値stringが異機種間サービス初期化パラメータstringに指定されています。

原因: Oracle以外のシステムへ接続しようとしたときに、指定された異機種間サービス初期化パラメータに無効な値がありました。
処置: 異機種間サービスおよびエージェントのドキュメントを確認して、有効な値を指定してください。

原因: Oracle以外のシステムへのデータベース・リンクの初期化で、このOracle以外のシステムの異機種間サービス・エージェント・プロセスへの接続に失敗しました。
処置: 次の箇所でOracle Netサービス名定義を確認してください。CREATE DATABASE LINK文のUSING句、TNSNAMES.ORAファイル、Oracle Names Server。サービス名の不一致の理由として次のことが考えられます。CREATE DATABASE LINK文のUSING句は、TNSNAMES.ORAファイルまたはOracle Names Serverで定義されるサービス名と一致している必要があります。サービス名定義のプロトコル固有の情報は、応答するリスナーのプロトコル固有定義と一致している必要があります。サービス名定義(TNSNAMES.ORAファイルまたはOracle Names Serverにある)のSID=<name>が、応答するリスナーのLISTENER.ORAファイルの値と一致している必要があります。

  • ORA-28510 ORA-28510: 異機種間データベース・リンクの初期化に失敗しました。

原因: Oracle以外のシステムへの異機種間データベース・リンクの初期化が、このOracle以外のシステムのエージェントによって識別されたエラーにより失敗しました。
処置: Oracle以外のシステムが稼働しており、エージェントの環境および初期化の値すべてが正常に設定されていることを確認してください。

  • ORA-28511 ORA-28511: SID=stringを使用する異機種間リモート・エージェントへのRPC接続が失われました。

原因: 次の1つで致命的エラーが発生しました。Oracleデータベースとエージェント間の接続、異機種間サービスのリモート・エージェント自体、またはOracle以外のシステムへの接続。このエラーは通信が正常に確立した後発生しました。
処置: ネットワークの問題とリモート・ホストのクラッシュを確認してください。問題は、エージェントのソフトウェアにある可能性があります。エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28512 ORA-28512: stringからデータ・ディクショナリ変換を取得できません。

原因: Oracleは、異機種間データベース・リンクを介して接続されたOracle以外のシステムのデータ・ディクショナリ変換情報を取得できませんでした。このデータ・ディクショナリ変換情報は、HS_CLASS_DDまたはHS_INST_DDデータ・ディクショナリ・ビューで表示できるデータ・ディクショナリ表に格納されています。
処置: データベース管理者(DBA)に連絡して、エラー・メッセージで表示されたサーバー・データ・ディクショナリ表を確認してください。表の内容が誤っている場合は、DBAがFDS_CLASS_NAMEまたはFDS_INST_NAME(あるいはその両方)に対するデータ・ディクショナリの内容を、すべてリストアする必要があります。通常は、このクラスまたはインスタンス(あるいはその両方)に対する現行のデータ・ディクショナリの内容をすべて削除し、接続されているエージェントが新しいデータ・ディクショナリの内容をサーバーにアップロードするように、新しい接続を開始すれば十分です。

  • ORA-28513 ORA-28513: 異機種間リモート・エージェントで内部エラーが発生しました。

原因: 異機種間データベース・リンクをサポートしているOracleリモート・エージェントで内部エラーが発生しました。
処置: エラーがどのように生成されたかを記録し、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28514 ORA-28514: 異機種間データベース・リンクの初期化でシステム日付を変換できませんでした。

原因: システム日付を取得できませんでした。
処置: Oracleデータベースのホスト・マシンおよびオペレーティング・システムが操作可能であることを確認してください。低レベルのシステム関数が失敗しなければ、このエラーは発生しません。

  • ORA-28515 ORA-28515: stringから外部オブジェクト定義を取得できません。

原因: Oracleは、分散外部プロシージャまたはOracle以外のシステムのインスタンスに登録されたリモート・ライブラリの定義を取得できませんでした。おそらく基本データ・ディクショナリ表が存在しないか、変形しているためです。
処置: Oracleデータベースの異機種間サービス・データ・ディクショナリが正しくインストールされていることを確認してください。異機種間サービス・データ・ディクショナリがインストールされていない場合は、$ORACLE_HOME/rdbms/adminディレクトリ内のCATHS.SQLスクリプトを実行してください。

  • ORA-28518 ORA-28518: データ・ディクショナリ変換に不正な変換タイプがあります。

原因: Oracleデータベースのデータ・ディクショナリまたは異機種間サービス・エージェントからアップロードされたデータ・ディクショナリの内容での、データ・ディクショナリ変換定義が不正な変換タイプ・コードを指定しました。有効な値は、「変換」の場合'T'または't'、「模擬」の場合'M' or 'm'です。エラー元の正確なデータ・ディクショナリ変換に関する情報は、Oracleインスタンスのトレース(*.TRC)ファイルおよびOracleインスタンスのアラート・ログに書き込まれています。このエラーは、異機種間サービス・エージェントがデータ・ディクショナリの内容を、サーバーからエージェントへの最初の接続でOracleデータベースへアップロードしているときに発生します。
処置: エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28519 ORA-28519: 使用可能な異機種間データ・ディクショナリ変換がありません。

原因: Oracleデータベースのデータ・ディクショナリが、接続されたOracle以外のシステムのデータ・ディクショナリ変換を定義していません。また、自動自己登録(データ・ディクショナリ・アップロード)が使用可能ではありません。
処置: この問題の解決は、データベース管理者(DBA)に依頼してください。最も簡単に解決するには、OracleデータベースのHS_AUTO_REGISTER初期化パラメータをTRUEに設定して自動自己登録を使用可能にしてください。もう1つの解決方法は、エージェント・ベンダーが提供するSQLスクリプトを実行して異機種間サービスのデータ・ディクショナリをOracle以外のシステム固有の情報にロードすることです。スクリプトが実行されてもエラーが続く場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28520 ORA-28520: 異機種間データ・ディクショナリ変換の初期化中にエラーが発生しました

原因: Oracleが、Oracle以外のシステムのインスタンスに対してデータ・ディクショナリ変換を取得できませんでした。基礎となるデータ・ディクショナリ表が存在しないか、正しい形式でない可能性があります。
処置: Oracleデータベースの異機種間サービス・データ・ディクショナリが正しくインストールされていることを確認してください。異機種間サービス・データ・ディクショナリがインストールされていない場合は、$ORACLE_HOME/rdbms/adminディレクトリ内のCATHS.SQLスクリプトを実行してください。FDS_CLASS_NAMEで指定されている接続されたエージェントがOracleデータベースのカスタム・インストール・スクリプトを必要とする場合は、スクリプトが実行されていることを確認してください。両方のスクリプトが実行されてもエラーが続く場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

原因: Oracleデータベースのデータ・ディクショナリに、接続されたOracle以外のシステムの機能定義がありません。また、自動自己登録(データ・ディクショナリ・アップロード)が使用可能ではありません。
処置: この問題の解決は、データベース管理者(DBA)に依頼してください。最も簡単に解決するには、OracleデータベースのHS_AUTO_REGISTER初期化パラメータをTRUEに設定して自動自己登録を使用可能にしてください。もう1つの解決方法は、エージェント・ベンダーが提供するSQLスクリプトを実行して異機種間サービスのデータ・ディクショナリをOracle以外のシステム固有の情報にロードすることです。スクリプトが実行されてもエラーが続く場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

原因: Oracleが、Oracle以外のシステムのインスタンスに対して機能定義を取得できませんでした。基礎となるデータ・ディクショナリ表が存在しないか、正しい形式ではない可能性があります。
処置: Oracleデータベースの異機種間サービス・データ・ディクショナリが正しくインストールされていることを確認してください。異機種間サービス・データ・ディクショナリがインストールされていない場合は、$ORACLE_HOME/rdbms/adminディレクトリ内のCATHS.SQLスクリプトを実行してください。FDS_CLASS_NAMEで指定されている接続されたエージェントがOracleデータベースのカスタム・インストール・スクリプトを必要とする場合は、スクリプトが実行されていることを確認してください。両方のスクリプトが実行されてもエラーが続く場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28523 ORA-28523: Oracleと異機種間エージェントのバージョンに互換性がありません。

原因: データベース・リンクでの操作がOracle以外のシステムに接続しようとしましたが、Oracle以外のシステムのOracleインスタンスとエージェント・プロセスに互換性がありません。
処置: データベース管理者(DBA)に、Oracleインスタンスとエージェントの両方の構成を確認するよう依頼してください。バージョンの非互換性の詳細は、Oracleインスタンスとエージェントのトレース(*.TRC)ファイルおよびOracleインスタンスのアラート・ログにロギングされています。Oracleデータベースのどのリリースがサポートされているかをエージェントのドキュメントで確認してください。

  • ORA-28525 ORA-28525: 異機種間サービスのエラー・メッセージ・テキストを作成できません。

原因: 不正な引数がエラー・メッセージ作成ルーチンに渡されました。
処置: Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28526 ORA-28526: 無効な記述情報が異機種間サービスに戻されました

原因: 異機種間サービスが、異機種間サービス・エージェントからSELECTリスト、結合リストまたは格納プロシージャに対して無効な記述情報を受け取りました。これは、異機種間サービスのOracle以外のシステム・エージェントに問題があることを示しています。
処置: エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28527 ORA-28527: 異機種間サービス・データ型のマップ中にエラーが発生しました。

原因: Oracleデータ型を、Oracle以外のデータ型上でマップできなかったか、またはOracle以外のデータ型を、Oracleデータ型にマップできませんでした。これらのマッピングは、Oracleデータベースのデータ・ディクショナリの機能定義として定義されています。
処置: Oracleデータベースのデータ・ディクショナリが、接続されたFDS_CLASS_NAMEおよびFDS_INST_NAMEの正しい機能定義を使用して初期化されていることを確認してください。表の内容が誤っている場合は、DBAがFDS_CLASS_NAMEまたはFDS_INST_NAME(あるいはその両方)に対するデータ・ディクショナリの内容を、すべてリストアする必要があります。通常は、このクラスまたはインスタンス(あるいはその両方)に対する現行のデータ・ディクショナリの内容をすべて削除し、接続されているエージェントが新しいデータ・ディクショナリの内容をサーバーにアップロードするように、新しい接続を開始すれば十分です。エラーが繰り返される場合は、エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28528 ORA-28528: 異機種間サービス・データ型の変換中にエラーが発生しました。

原因: Oracleデータ型をOracle以外のデータ型に変換できなかったか、またはOracle以外のデータ型をOracleデータ型に変換できませんでした。変換の失敗の理由として次のことが考えられます。オーバーフロー問題(数値の場合)、長さ制限(文字列の場合)、変換ルーチンに渡された無効な値。
処置: エージェント・ベンダーのカスタマ・サポートに連絡してください。問題がOracleとOracle以外のシステム間のサイズの相違によるものである場合は、値の変換ができない可能性があります。

  • ORA-28529 ORA-28529: Oracle Netサービス名定義のパラメータがないか、または無効です。

原因: TNSNAMES.ORAファイルまたはOracle Names Serverのいずれかに格納されているOracle Netサービス名定義内の異機種間サービス・パラメータが無効か、またはパラメータがありません。
処置: データベース管理者(DBA)に依頼して、Oracle Netサービス定義が正しく完全であることを確認してください。Oracle Netサービス定義に組み込まれる正しい情報は、エージェントのドキュメントに記載されています。

  • ORA-28530 ORA-28530: NLS言語IDで異機種間サービス初期化エラーが発生しました。

原因: 異機種間サービスは、NLS言語IDを初期化できません。Oracleデータベースおよび接続されたOracle以外のシステムの異機種間サービス・エージェントの両方に言語IDがある必要があります。
処置: Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28533 ORA-28533: 異機種間サービスの強制ハンドル・エラーが発生しました

原因: 異機種間サービスの強制ハンドルでエラーが発生しました。エージェントの機能によっては、異機種間サービスは暗黙的な強制を含むSQL文や、TO_CHAR、TO_NUMBER、TO_DATEなどの強制関数を含むSQL文について追加の処理を行う場合があります。この機能は、強制に関する機能が制御しています。これらの機能定義の1つでエラーが発生した場合に、異機種間サービスのロジックがこのエラーをレポートします。
処置: 機能表の設定はエージェント・ベンダーが管理し、データベース管理者(DBA)が変更します。データベース管理者(DBA)とエージェント・ベンダーに連絡し、正しい一連の機能をインストールしてください。

原因: 異機種間サービスが実行できる機能の1つとして、暗黙的な強制を含むSQL文の一部、またはTO_CHAR、TO_NUMBER、TO_DATEのような明示的な強制関数をコールするSQL文の一部を前処理する機能があります。たとえば、TO_DATEへのコールをバインド変数に変換したり、TO_DATE関数コールを前評価して、結果の値をバインド値としてOracle以外のシステムに渡すことができます。この動作は強制に関係のある機能が制御しています。機能の設定が誤っていた場合、前処理を試行すると異機種間サービスはエラーを発生します。その場合、エラーが通知されます。
処置: 機能表の設定はエージェント・ベンダーが管理し、データベース管理者(DBA)が変更します。データベース管理者(DBA)とエージェント・ベンダーに連絡し、正しい一連の機能をインストールしてください。

原因: 異機種間サービス・エージェントのドライバ・モジュールが、無効な異機種間サービス・コンテキスト値を使用して異機種間サービス・ルーチンをコールしました。これはドライバの論理エラーである可能性があります。
処置: Oracleカスタマ・サポートまたはエージェント・ベンダーに連絡してください。

  • ORA-28536 ORA-28536: 異機種間サービス初期化パラメータの処理時にエラーが発生しました。

原因: 後続のエラー・メッセージが示すエラーのため、Oracleデータベースのデータ・ディクショナリからの異機種間サービス初期化パラメータの処理に失敗しました。
処置: サーバー・データ・ディクショナリ・ビューHS_CLASS_INIT、HS_INST_INITおよびHS_ALL_INITSを確認してください。後述のエラー・メッセージで示されるエラーが発生した状態を調べてください。

原因: このエラー・コードは、Oracle Database Gatewayおよび異機種間サービスのコード内で内部的に使用されていました。通常、このエラー・コードはクライアント・プログラムに報告されません。
処置: Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

原因: クライアント・プログラムが、オープンされていない結果セットからフェッチしようとしました。ストアド・プロシージャの実行では、多数のゲートウェイが、以前実行したストアド・プロシージャから戻されたすべての結果セットを自動的にクローズします。
処置: 使用しているゲートウェイについてドキュメントを確認し、ストアド・プロシージャが実行されるたびに、現在オープンしている結果セットが自動的にクローズされる場合について調べてください。その後、クライアント・プログラムがこのルールに違反していないかどうかを確認してください。プログラムが違反している場合は、修正してください。それ以外の場合は、Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

原因: クライアント・プログラムが、結果セットをサポートしていないゲートウェイを介して、1つ以上の結果セットを戻すストアド・プロシージャを実行しようとしました。
処置: 使用しているゲートウェイについてドキュメントを確認し、ストアド・プロシージャから戻される結果セットをサポートしているかどうかを調べてください。サポートしていない場合、そのストアド・プロシージャにアクセスするには、ゲートウェイのバージョンを、結果セットをサポートしているバージョン(存在する場合)にアップグレードしてください。結果セットをサポートしているゲートウェイで、このエラーが発生する場合は、Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

原因: 異機種間サービスまたはOracle Database Gatewayコードの内部プロトコル・エラーが発生しました。
処置: Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

原因: ゲートウェイの初期化ファイルで、構文エラーが発生しました。
処置: ゲートウェイの初期化ファイルを確認し、構文エラーを修正してください。詳細は、ゲートウェイのトレース・ファイルにあるエラー・メッセージを確認してください。

原因: ゲートウェイの初期化ファイルの読込みで、エラーが発生しました。
処置: ゲートウェイの初期化ファイル名を確認し、ゲートウェイの初期化ファイルが実際に存在しているかどうかを調べてください。初期化ファイルのパラメータを確認し、ファイルの正しい位置を指しているかどうかを調べてください。

  • ORA-28543 ORA-28543: Oracle以外のシステムへの適用接続の初期化中にエラーが発生しました。

原因: 異機種間レプリケーション用に構成されたOracle以外のシステムへの接続の初期化に失敗しました。
処置: ゲートウェイへの接続に使用しているリスナーが起動しており、正しく構成されていることを確認してください。また、使用しているデータベース・リンクが正しく構成されていることを確認し、TNS名の別名がデータベース・リンク定義で使用されている場合は、tnsnames.oraのエントリが正しく構成されていることを確認してください。

  • ORA-28544 ORA-28544: エージェントへの接続に失敗しました。Oracle Netの管理エラーの可能性があります。

原因: Oracleデータベースが異機種間サービス・エージェントまたは外部プロシージャ・エージェントとの接続を確立しようとしましたが、Oracle NetによりRSLV接続の失敗またはプロトコル・モード・エラーが報告されました。通常この原因は、TNSNAMES.ORAまたはLISTENER.ORAでのOracle Netサービス定義の設定における管理エラーです。基本ネットワーク接続は開かれていますが、適切なプロトコルを使用していないプログラムに接続しています。これは、不適切なプログラムに接続されていることを示します。
処置: Oracle Net管理を次の方法で確認してください。TNSNAMES.ORAまたはOracle Names Serverを使用しているとき、Oracleデータベースからの接続が正しいサービス名またはSIDを使用していることを確認してください。エージェントのホスト・マシン上のLISTENER.ORAを調べて、サービス名またはSIDがその(PROGRAM=…)句で実行可能な正しいエージェントを参照していることを確認してください。TNSNAMES.ORAまたは同様のサービス定義で、サービスextproc_connection_dataに(HS=)が含まれていないことを確認してください。また、異機種間サービス・データベース・リンクにより使用されるサービス定義に(HS=)が含まれていることを確認してください。

  • ORA-28545 ORA-28545: エージェントへの接続時に、Oracle Netによってエラーが診断されました。

原因: 外部プロシージャのコール、または異機種間サービス・データベース・リンク上のOracle以外のシステムへのSQL発行は、接続の初期化中に失敗しました。Oracle Net NCRソフトウェアにより診断されたエラーが別個に報告されます。
処置: Oracle Net NCROエラー・メッセージを参照してください。解決しない場合は、使用されている異機種間サービス・データベース・リンクと関連するサービス、または外部プロシージャ・コールのextproc_connection_dataと関連するサービスのtnsnames.oraおよびlistener.oraで接続管理設定を確認してください。

  • ORA-28546 ORA-28546: 接続の初期化に失敗しました。Oracle Netの管理エラーの可能性があります。

原因: Oracleデータベースから2番目のプロセスへのネットワーク接続の初期化中にエラーが発生しました。接続は完了しましたが、接続の両端でネットワーク・プロトコルが異なっていたなどの理由で、プロトコル固有の初期化を実行しようとした段階で切断されました。通常この原因は、データベース・リンクまたは外部プロシージャ・コールの不適切なOracle Net管理設定です。特に考えられる原因は次のとおりです。Oracle間の接続用のデータベース・リンクの設定を使用して、異機種間サービス・エージェントまたは外部プロシージャ・エージェントに接続しています。異機種間サービス接続用のデータベース・リンクの設定を使用して、直接Oracleデータベースに接続しています。tnsnames.oraのextproc_connection_data定義を使用して、外部プロシージャ・エージェントに接続するかわりにOracleインスタンスに接続しています。tnsnames.oraで通常定義される、異機種間サービス・データベース・リンク用の接続データに(HS=)が指定されていません。tnsnames.oraで通常定義される、Oracle間データベース・リンク用の接続データに(HS=)が指定されています。
処置: Oracle Net管理を次の方法で確認してください。TNSNAMES.ORAまたはOracle Names Serverを使用しているとき、Oracleデータベースからの接続が正しいサービス名またはSIDを使用していることを確認してください。接続のエンドポイントのホスト・マシン上のLISTENER.ORAを調べて、サービス名またはSIDが正しいプログラムに接続していることを確認してください。TNSNAMES.ORAまたは同様のサービス定義で、サービスextproc_connection_dataに(HS=)が含まれていないことを確認してください。また、異機種間サービス・データベース・リンクにより使用されるサービス定義に(HS=)が含まれていることを確認してください。

  • ORA-28547 ORA-28547: サーバーへの接続が失敗しました。Oracle Net管理エラーの可能性があります

原因: クライアント・プロセスからOracleデータベースへのネットワーク接続の初期化中にエラーが発生しました。接続は完了しましたが、接続の両端でネットワーク・プロトコルが異なっていたなどの理由で、プロトコル固有の初期化を実行しようとした段階で切断されました。通常この原因は、データベース・リンクまたは外部プロシージャ・コールの不適切なOracle Net管理設定です。特に考えられる原因は次のとおりです。Oracleデータベースではなく異機種間サービス・エージェントを参照する接続文字列が接続で使用されました。(HS=)指定を含む接続文字列が接続で使用されました。
処置: Oracle Net管理を次の方法で確認してください。TNSNAMES.ORAまたはOracle Names Serverを使用しているとき、Oracleデータベースへのクライアント接続が正しいサービス名またはSIDを使用していることを確認してください。接続のエンドポイントのホスト・マシン上のLISTENER.ORAを調べて、サービス名またはSIDが正しいデータベースを参照していることを確認してください。TNSNAMES.ORAまたは同様のサービス定義で、接続文字列に(HS=)が含まれていないことを確認してください。

原因: パススルーSQL関数に渡された値またはカーソルとしてのプロシージャ・コールが、現在のオープン・カーソルを認識できませんでした。
処置: パススルーSQL OPEN_CURSORコールで戻されたカーソル番号を使用してください。

原因: Oracle以外のシステムがパススルーSQL文として指定されたテキストを拒否しました。
処置: パススルーSQL解析コールに指定されたSQLが、Oracle以外のシステムに受け入れられていることを確認してください。

  • ORA-28552 ORA-28552: パススルーSQL: コール・フロー・エラーが発生しました。

原因: パススルーSQL関数が無効な順序でコールされました。
処置: APIコールの順序を変更して、マニュアルに記載されているフローと一致するようにプログラムを修正してください。

  • ORA-28553 ORA-28553: パススルーSQL: バインド変数の位置が正しくありません。

原因: 現行の解析SQL文のバインド変数の位置を参照しているパススルーSQL関数が、無効なバインド変数の位置を指定しました。有効な値は1~nです。この場合、nはSQLテキストでバインド変数のプレース・ホルダーの数です。
処置: バインド変数の位置パラメータが、SQLテキストのプレース・ホルダーを表す正しい範囲にあることを確認してください。SQLテキストが、Oracle以外のシステムが必要とするバインド変数のプレース・ホルダーの正しい構文を使用していることを確認してください。

原因: オープン・カーソルの最大数を超えました。
処置: パススルーSQL CLOSE_CURSOR関数を使用してオープン・カーソルをクローズしてください。

  • ORA-28555 ORA-28555: パススルーSQL: 必須パラメータがないか、またはNULLです。

原因: NULLでないパラメータへNULL値が渡されようとしました。
処置: パラメータにNULLでない値を使用してください。

原因: 問合せが、権限または権限列を持つOracle以外のシステムの表にアクセスしようとしました。
処置: Oracle以外のシステムのデータベース管理者(DBA)に連絡してください。データベース管理者(DBA)は、権限表または列へのアクセス権限を付与できます。

  • ORA-28557 ORA-28557: Oracle以外のシステムへのデータベース・リンクでstringが不明です

原因: 異機種間サービス・データベース・リンクを介してOracle以外のシステムへ接続しようとしたとき、このOracle以外のシステムをサポートしているエージェントからFDS_CLASS_NAMEまたはFDS_INST_NAME(あるいはその両方)が戻りませんでした。Oracleでは、これらの名前で異機種間データベース・リンクが構成される必要があります。
処置: データベース管理者(DBA)に連絡して、接続の設定と異機種間サービスのエージェントを確認してください。

  • ORA-28558 ORA-28558: Oracle以外のシステムに対するHS_FDS_CONNECT_STRINGが未定義です

原因: Oracle以外のシステムへのデータベース・リンクで、Oracleデータベースのデータ・ディクショナリ内に異機種間サービスに対するHS_FDS_CONNECT_STRING初期化パラメータがありません。このパラメータがないため、接続は完了できませんでした。
処置: データベース管理者(DBA)に連絡して、Oracleの異機種間サービス・データ・ディクショナリにあるHS_FDS_CONNECT_STRINGエントリの正確な設定を確認してください。

原因: 関連するエラーが別のメッセージで表示されます。また、このメッセージには補足情報が提供され、別のメッセージでレポートされたエラーの診断に役立ちます。FDS_CLASS_NAMEおよびFDS_INST_NAMEを使用して、Oracleデータ・ディクショナリの表やビューの情報にアクセスし、データベース・リンク上の異機種間サービスの操作をOracle以外のデータ・ストアに指示してください。
処置: FDS_CLASS_NAMEおよびFDS_INST_NAMEの値を使用して、Oracleデータ・ディクショナリの内容を確認し、関連するエラーの原因を診断してください。

  • ORA-28560 ORA-28560: エージェント・プロセスの構成でエラーが発生しました。

原因: Oracleデータベースが、接続されたエージェント(異機種間サービスまたは外部プロシージャ)がサポートしていない関数を起動しました。その原因として、Oracle Netの設定が正しくなかったために不正なエージェントを使用した可能性があります。
処置: Oracle Net管理を次の方法で確認してください。TNSNAMES.ORAまたはOracle Names Serverを使用しているとき、Oracleデータベースからの接続が正しいSIDを使用していることを確認してください。エージェントのホスト・マシン上のLISTENER.ORAを調べて、このSIDがその(PROGRAM=…)句で実行可能な正しいエージェントを参照していることを確認してください。

原因: 接続しているOracle以外のシステムで使用する日付書式を設定するために、異機種間サービス接続が初期化されました。
処置: Oracleデータ・ディクショナリによってHS_NLS_DATE_FORMATパラメータの値が適用される場合は、この値がOracle以外のシステムの規則に従って正しくフォーマットされているかどうかを確認してください。また、異機種間サービス・エージェントによって生成されるログまたはトレース・ファイルのその他の情報も確認してください。

  • ORA-28575 ORA-28575: 外部プロシージャ・エージェントへのRPC接続をオープンできません。

原因: extprocエージェントへのネットワーク接続の初期化に失敗しました。ネットワークの問題、不正なリスナー構成、または不正な転送コードが原因の可能性があります。
処置: LISTENER.ORAおよびTNSNAMES.ORAのリスナー構成、またはOracle Names Serverを確認してください。

  • ORA-28576 ORA-28576: 外部プロシージャ・エージェントへのRPC接続が失われました。

原因: このエラーは、起動していたCルーチンの異常終了の可能性が高いです。そうでない場合は、ネットワークの問題を確認してください。問題が見つかった場合は修正してください。すべてのコンポーネントが正しいように見え、問題が解決しない場合は、転送コードの内部論理エラーの可能性があります。Oracleサポート・サービスに連絡してください。
処置: 最初に、起動する3GLコードを確認してください。

  • ORA-28577 ORA-28577: 引数string(外部プロシージャstring)はデータ型stringをサポートしていません。

原因: エージェントへの外部プロシージャ引数の転送時に、サポートされていないデータ型が検出されました。
処置: 外部プロシージャ引数としてサポートされているデータ型をドキュメントで確認してください。

  • ORA-28578 ORA-28578: 外部プロシージャからのコールバック中にプロトコル・エラーが発生しました。

原因: ユーザーの3GLルーチンからOracleデータベースに対してコールバックを実行しようとしたときに、内部プロトコル・エラーが発生しました。
処置: Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28579 ORA-28579: 外部プロシージャ・エージェントからのコールバック中にネットワーク・エラーが発生しました

原因: ユーザーの3GLルーチンからOracleデータベースに対してコールバックを実行しようとしたときに、内部ネットワーク・エラーが発生しました。
処置: Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28580 ORA-28580: 再帰的外部プロシージャはサポートされていません。

原因: ユーザーの3GLルーチン内のコールバックによって、別の外部プロシージャがコールされました。
処置: コールバックで実行されたSQLコードが、別の外部プロシージャを直接コールしていないことを確認してください。または、外部プロシージャをコールするトリガーや、外部プロシージャをコールするPL/SQLプロシージャなど、別の外部プロシージャを間接的にコールしていないことを確認してください。

  • ORA-28581 ORA-28581: 再帰的外部プロシージャの実行中にプロトコル・エラーが発生しました。

原因: 別の外部プロシージャのコールバックの結果として外部プロシージャが実行されようとしたときに、内部プロトコル・エラーが発生しました。
処置: Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

  • ORA-28582 ORA-28582: このエージェントへの直接接続は許可されていません。

原因: ユーザーまたはツールが、外部プロシージャ・エージェントまたは異機種間サービス・エージェントへの直接接続を確立しようとしました。たとえば、「SVRMGR> CONNECT SCOTT/TIGER@NETWORK_ALIAS」です。このタイプの接続は許可されていません。
処置: CONNECT文を実行する場合、データベース・リンクまたはネットワークの別名が異機種間サービス・オプションまたは外部プロシージャ・エージェントを指していないことを確認してください。

  • ORA-28583 ORA-28583: エージェントのコールバック中のリモート参照は許可されていません。

原因: リモート・システムにアクセスしようとしたOracleデータベースに対して、異機種間サービス・エージェントによりコールバックが発行されました。これはサポートされていません。
処置: 異機種間サービス・エージェントにより発行されたSQLコードでデータベース・リンクが参照されていないことを確認してください。

原因: Oracle以外のシステムへのゲートウェイを使用した変更の適用中に、適用スレーブ・プロセスにエラーが発生しました。
処置: 適用データベース・リンクが正しく構成されていること、およびゲートウェイ・リスナーとOracle以外のシステムが正しくセットアップされ、稼働していることを確認してください。すべてが正しく構成されていても問題が繰り返される場合は、Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。エラー28590~28599は、異機種間サービス・エージェント制御ユーティリティのために予約されています。

  • ORA-28590 ORA-28590: エージェント制御ユーティリティ: 無効または不正な形式のコマンドです。

原因: ユーザーが、認識できないかまたは構文上不正なコマンドを発行しました。
処置: ドキュメントを参照し、コマンドの構文を修正してください。

  • ORA-28591 ORA-28591: エージェント制御ユーティリティ: パラメータ・ファイルにアクセスできません。

原因: エージェント制御ユーティリティがパラメータ・ファイルにアクセスできませんでした。これは、adminディレクトリを見つけられなかったためか、ディレクトリに対する権限が正しく設定されていなかったためです。
処置: エージェント制御ユーティリティが、環境変数AGTCTL_ADMINまたは環境変数TNS_ADMINが指しているディレクトリにパラメータ・ファイルを置きます。これらの環境変数のうちの1つ以上が設定されており、その変数がエージェントがアクセスしたディレクトリを指していることを確認してください。

  • ORA-28592 ORA-28592: エージェント制御ユーティリティ: エージェントSIDが設定されていません。

原因: エージェントは、コマンドを処理する前にAGENT_SIDパラメータの値を認識する必要があります。AGENT_SIDの値がない場合、すべてのコマンドが失敗します。
処置: コマンドSET AGENT_SID <value>を発行し、その後、失敗したコマンドを再実行してください。

  • ORA-28593 ORA-28593: エージェント制御ユーティリティ: コマンドがエラーで終了しました。

原因: コマンドの処理中にエラーが発生しました。いくつかの原因があります。エージェントが起動した後、SETまたはUNSETコマンドが発行されました。これは不正です。2つのエージェントを同じSID値で起動しようとしたか、または起動していないエージェントを停止しようとしました。
処置: SETまたはUNSETコマンドを発行するには、まずSHUTDOWNコマンドを発行してエージェントが停止していることを確認してください。

  • ORA-28594 ORA-28594: エージェント制御ユーティリティ: パラメータ名が無効です。

原因: ユーザーが無効なエージェント・パラメータを設定しようとしたか、または設定を解除しようとしました。
処置: ドキュメントを参照してパラメータ名を修正してください。

原因: extproc実行のために指定されたDLLのパスが無効です。
処置: EXTPROC_DLLS環境変数を使用してDLLパスが適切に設定されていることを確認してください。エラー28600~28620は、ビットマップ索引のために予約されています。

原因: ALTER TABLE <table_name> MINIMIZE RECORDS_PER_BLOCKまたはALTER TABLE <table_name> NOMINIMIZE RECORDS_PER_BLOCKを入力しませんでした。
処置: 正しいSQLコマンドを再入力してください。

  • ORA-28602 ORA-28602: ビットマップ索引を含む表でこの文は使用できません。

原因: 表にビットマップ索引が含まれており、ユーザーがRECORDS_PER_BLOCKにMINIMIZEあるいはNOMINIMIZEを指定しています。
処置: すべてのビットマップ索引を削除してからRECORDS_PER_BLOCKを変更してください。

原因: 表が空です。空の表では文が機能しません。
処置: データをロードした後に文を実行してください。

  • ORA-28604 ORA-28604: ビットマップ索引を作成するには表の断片部分が多すぎます(string,string,string)

原因: 表に、ビットマップ索引作成時に想定される最大行数を超えるブロックが1つ以上あります。これは、多くの場合、行の削除が原因です。メッセージには、データブロック・アドレス、検出されたスロット番号、使用可能な最大スロット数が表示されます。
処置: 表またはブロックを最適化してください。メッセージに示された値を使用して、影響を受ける1番目のブロックを判断してください。(影響を受ける他のブロックがある可能性があります)。

原因: 逆ビットマップ索引を作成しようとしました。
処置: 作成しないでください。サポートされていません。

  • ORA-28606 ORA-28606: ビットマップ索引を作成するにはブロックの断片部分が多すぎます (string,string)

原因: ブロックが、ビットマップ索引作成時に想定される最大行数を超えています。これは、多くの場合、使用可能な最大スロット数の設定が低すぎることが原因です。メッセージには、検出されたスロット番号と使用可能な最大スロット数が表示されます。
処置: alter system flush shared_pool; update tab$ set spare1 = 8192 where obj# = (select obj# from obj$ where NAME=<table_name> AND owner# = <table_owner>; commit;

  • ORA-28611 ORA-28611: ビットマップ索引が破損しています - トレース・ファイルを参照して診断してください

原因: VALIDATE INDEXの引数で指定された索引の中にビットマップ破損が検出されました。
処置: このビットマップ索引を削除し、新しいビットマップ索引を作成してください。

原因: IOT-TOPで再構築されるALTER INDEXを発行しようとしました。
処置: ALTER TABLE MOVEを使用して、索引構成表を再構成してください。

  • ORA-28651 ORA-28651: IOTの主索引に使用不可のマークは設定できません。

原因: ALTER INDEXを使用して、IOT-TOPに使用不可のマークを設定しようとしました。
処置: UNUSABLEオプション指定を削除してください。

  • ORA-28652 ORA-28652: オーバーフロー・セグメント属性を指定できません

原因: 索引構成表のALTER MOVE ONLINEの途中で、オプションOVERFLOW、PCTTHRESHOLD、INCLUDINGのうち1つ以上を入力しようとしました。
処置: 不正なオプションを削除してください。

原因: 非索引構成表/パーティションを、それぞれパーティション/表と交換しようとしました。
処置: 非パーティション表およびパーティション表はともに索引構成にしてください。

原因: パーティション表/非パーティション表の一方にはオーバーフローのデータ・セグメントがあり、もう一方にはありません。
処置: 非パーティション表およびパーティション表の両方にオーバーフローのデータ・セグメントがあるか、またはいずれにもないことを確認してください。

原因: 構文エラーです。
処置: 構文を確認してください。

原因: 属性指定がすべてのパーティションで行われていません。
処置: 領域属性をすべてのパーティションに指定するか、またはいずれにも指定しないでください。

  • ORA-28658 ORA-28658: この操作は、索引構成表のみでサポートされます。

原因: 非索引構成表でいくつかの索引構成表固有の操作を実行しようとしました。
処置: 実行しないでください。これはサポートされていません。

  • ORA-28659 ORA-28659: COMPRESSは最初にオブジェクト・レベルで指定する必要があります

原因: COMPRESSを表レベルで指定せずに、パーティション・レベルで指定しようとしました。
処置: COMPRESSを表レベルで指定してください。ALTER TABLE xxx MODIFY DEFAULT ATTRIBUTES COMPRESS …を使用してください。

  • ORA-28660 ORA-28660: パーティション化索引構成表の全体をMOVEすることはできません。

原因: パーティション化索引構成表の全体を移動しようとしました。
処置: 実行しないでください。これはサポートされていません。

  • ORA-28661 ORA-28661: オブジェクトにはCOMPRESS句がすでに指定されています。

原因: すでにCOMPRESS句がある索引構成表/索引にCOMPRESSを指定しようとしました。
処置: この属性は作成時にのみ指定できます。

  • ORA-28662 ORA-28662: IOT索引とオーバフロー・セグメントは、同じLOGGING属性を共有する必要があります。

原因: 一方のセグメントにLOGGINGを指定し、もう一方のセグメントにNOLOGGINGを指定しようとしました。
処置: 指定しないでください。

  • ORA-28663 ORA-28663: ALTER TABLE ADD OVERFLOW文にLOGGING/NOLOGGING属性は指定できません。

原因: ALTER TABLE ADD OVERFLOW文にLOGGINGを指定しようとしました。
処置: 指定しないでください。

原因: ユーザーがALTER TABLE COALESCE文を使用して、パーティション化された索引構成表を結合しようとしました。これは許可されていません。
処置: (ALTER TABLE MODIFY PARTITION COALESCEを使用して)パーティションごとに表を結合してください。

  • ORA-28665 ORA-28665: 表とパーティションは同じ圧縮属性を持つ必要があります。

原因: 圧縮が使用可能なパーティションを圧縮が使用不可の表(またはその逆)に交換(EXCHANGE)しようとしました。または、圧縮された列の#が、表とパーティションで異なります。
処置: 圧縮属性が一致していることを確認してください。一致していない場合は、ALTER TABLE MOVE [PARTITION] COMPRESSを使用して、一致させてください。

  • ORA-28666 ORA-28666: UROWID列の索引へのオプションは許可されていません。

原因: REVERSE、COMPRESSEDまたはGLOBALパーティション索引をUROWID列に作成しようとしました。
処置: これらのオプションを使用せずに、索引を作成してください。

  • ORA-28667 ORA-28667: IOTの主キーではUSING INDEXオプションは使用できません。

原因: 索引構成表の主キー索引に対して、USING INDEX句を使用して、記憶域属性を定義しようとしました。主キー索引には、索引構成表に定義されるすべての記憶域属性が適用されるため、個別のUSING INDEX句は必要ありません。
処置: USING INDEX句を削除し、すべての属性を表に対して直接指定してください。

原因: 索引構成表のマッピング表に、直接アクセスしようとしています。
処置: 指定したマッピング表を含んだ親索引構成表に対して文を発行してください。

  • ORA-28669 ORA-28669: ビットマップ索引はマッピング表なしでIOTに作成できません。

原因: 索引構成表に、マッピング表なしでビットマップ索引を作成しようとしました。
処置: ALTER TABLE .. MOVE MAPPING TABLEを使用してマッピング表を作成し、ビットマップ索引を索引構成表で使用可能にしてください。

  • ORA-28670 ORA-28670: ビットマップ索引が存在するためマッピング表は削除できません。

原因: 索引構成表に1つ以上のビットマップ索引があるときに、NOMAPPINGオプションを使用して、マッピング表を削除しようとしました。
処置: ビットマップ索引を削除してから、マッピング表を削除してください。

  • ORA-28671 ORA-28671: UPDATE BLOCK REFERENCESはパーティション索引では使用されない場合があります。

原因: ALTER INDEX UPDATE BLOCK REFERENCES文を使用したパーティション索引で、UPDATE BLOCK REFERENCESを実行しようとしましたが、これは不正です。
処置: パーティション・レベルの操作は、ALTER INDEX .. PARTITION .. UPDATE BLOCK REFERENCESを使用して発行してください。

  • ORA-28672 ORA-28672: UPDATE BLOCK REFERENCESはグローバル索引では使用されません。

原因: グローバル・パーティション索引またはパーティション化されていない索引で、UPDATE BLOCK REFERENCESを実行しようとしました。この機能は、パーティション索引構成表のパーティション化されていない索引またはグローバル・パーティション索引、あるいはパーティション化されていない索引構成表のグローバル・パーティション索引に対してサポートされていません。
処置: ONLINE INDEX [PARTITION] REBUILDを使用して、ブロック参照を修正してください。

原因: 索引構成表でマージ操作を実行しようとしました。索引構成表では、マージ操作はサポートされていません。
処置: 索引構成表では、UPDATEまたはINSERTを使用してください。

原因: 索引構成表パーティションのメンテナンス操作のかわりに作成された作成済の一時表に直接アクセスしようとしました。
処置: 関連する永続索引構成表に対して文を再発行してください。