Flashback Drop

Flashbackup Drop

概要 リサイクルビンの利用で、削除されたオブジェクトを蓄積し、コマンドで戻せるようにした仕組みである。

文法

FLASHBACK TABLE 】表を以前の状態にリストアする
 
FLASHBACK TABLE ┬ [ スキーマ . ] 表名  ┬→
                └ ← , ────────┘
→ TO ┬ { SCN | TIMESTAMP } 式 [ { ENABLE | DISABLE } TRIGGERS ] ┬ ;
      │[ 指定した時点に表を戻す ]                              │
      └ BEFORE DROP [ RENAME TO 表名 ] ─────────────┘
        [ 削除された表を復元する ]

詳細説明

リサイクルビンの利用で、削除されたオブジェクトは内部リネームされただけである。フラッシュバックの場合、内部リネームで戻すことができる。但し、領域オーバーの場合自動的に削除済みオブジェクトはパージされる。

サンプル

flashback table "BIN$Ti1YXahFj6LgQABAQBrOw==$0" to before drop rename to table_name_before_drop;

See Also

Oracle® Database Backup and Recovery Advanced User's Guide 10g Release 1 (10.1) Chapter 9 Flashback Technology: Recovering from Logical Corruptions